2014年12月21日
カニの栄養の効能や茹で方、保存方法などについて
〜カニの扱い方〜
今の寒〜い時期、グルメ番組でよく取り上げられる「カニ」。美味しさは辛くなるほどとっても伝わってくるのですが、カニに含まれる栄養素などは取り上げられることは非常に少ないですよね。ここではカニの扱い方はもちろん、栄養素の解説をしていきます(*^_^*)
カニは高タンパク低カロリーでダイエットにも適した食品です。カニの赤みはアスタキサンチンというカロチンの色素のためです。これは体内でビタミンAに変わり、ガン・老化・動脈硬化の予防につながります。アミノ酸の一種であるタウリンも含まれており、タウリンは、心肺機能・肝臓の強化、貧血・動脈硬化・胆石・生活習慣病の予防、疲労回復、悪玉コレステロールの減少、血圧の正常化、視力の向上などに期待が持てます。
さらに甲羅はキチン質の外骨格であり、カルシウムの宝庫でもあります。キチンは免疫力を高め、血圧・血中コレステロールを下げてくれます。糖尿病・腎臓病・白内障・神経痛・心臓疾患・アレルギー・ガン・肝炎にも効果があると言われています。カリウム・リン・亜鉛などのミネラルも豊富
・カリウム
酵素活性・細胞の代謝・神経や筋肉の働きにもつながる物質。細胞の状態や血圧の調整をしてくれます。様々な食材に含まれているので、欠食や偏食でなければ不足になることはありません。普通の食事なら過剰摂取も問題ありませんが、腎機能が低下している人は摂取制限がありますので注意して下さい。
・リン
体内のリンは85%が骨や歯の成分になっていて、残りの15%は筋肉・脳・神経に含まれ、エネルギーを生成すると気に必要となります。普通の食事ならば不足することはないと思いますが、外食や加工食品に頼りがちの食事生活では過剰摂取が心配されます。この際、カルシウムの摂取量が不足していると骨密度・骨量の減少につながると言われています。
・亜鉛
皮膚や粘膜の健康維持を助け、味覚を正常にする効果があります。新陳代謝・タンパク質の合成・DNAの転写に関わる成分です。ダイエットなどの食事制限で不足状態になると味覚障害になったりします。高齢者での不足は免疫力の低下につながるとされています。普通の食事ならば過剰摂取となることはありません。
カニの茹で方
カニは繊細であり高級な食材、カニの種類により茹でる時の塩加減も違います。間違えると美味しさも落ち、身もパサパサになってしまいます正しい茹で方をしてカニ本来のふっくらした食感を楽しみましょう
・毛蟹の茹で方
軽く水洗いした毛蟹を水1リットルに対し塩35〜40の沸騰したお湯に甲羅を下にして鍋に入れます。この時カニの足をゴムなどでまとめておくとボイル中に足が取れるのを防ぐことができます。再沸騰したら中火で15〜20分程茹で、その後軽く水洗いしてボイル完了です
・タラバガニの茹で方
タラバガニのかにみそは傷みやすく生で食べないのが基本なので、茹でる前に前掛けを開き、かにみそを取り除いたら軽く水で洗います。水1リットルに対し塩15gの沸騰したお湯に甲羅を下にしてお湯に入れます。再沸騰したら中火で18〜20分茹で、水で軽く洗ったら完成です。取り除いたかにみそは炒めるなど加熱していただきます。この時かにみそはかたまりません。
・ズワイガニの茹で方
タラバガニの茹で方とほとんど同じで構いません。
カニの保存方法
生の時は新鮮なうちに茹で、ラップで包んで空気を遮断し、水分の蒸発を防ぎます。それからビニールで包んで冷凍保存します。一ヶ月くらいは大丈夫と思いますが召し上がりはお早めに。また、生の状態ではどんどん劣化していきますがゆでておけば2、3日は大丈夫です。生で保存したい時は濡れた新聞紙で包み冷蔵庫に入れておきます。
カニの解凍方法
風味を損なわないように、冷蔵庫の中で自然解凍させます。その際にカニのエキスの漏れを防ぐために甲羅を下にして、水分の蒸発による身のパサつきを防ぐためラップなどで包んでおきます。急な時は流水でするしかないですが、風味も旨みも落ちてしまいます
美味しいカニの選び方
生きているときは当然活きのいいものを選びます。持ってずっしりしたものがよく甲羅は硬いものを選びます。甲羅が柔らかいものは脱皮から間もない頃で、身痩せしていてかにみそも少ないことがあるみたいです。このようなカニを「水カニ」と呼ばれあえてこれを選ぶ方もいるようですが。
今の寒〜い時期、グルメ番組でよく取り上げられる「カニ」。美味しさは辛くなるほどとっても伝わってくるのですが、カニに含まれる栄養素などは取り上げられることは非常に少ないですよね。ここではカニの扱い方はもちろん、栄養素の解説をしていきます(*^_^*)
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カニの栄養の効能カニは高タンパク低カロリーでダイエットにも適した食品です。カニの赤みはアスタキサンチンというカロチンの色素のためです。これは体内でビタミンAに変わり、ガン・老化・動脈硬化の予防につながります。アミノ酸の一種であるタウリンも含まれており、タウリンは、心肺機能・肝臓の強化、貧血・動脈硬化・胆石・生活習慣病の予防、疲労回復、悪玉コレステロールの減少、血圧の正常化、視力の向上などに期待が持てます。
さらに甲羅はキチン質の外骨格であり、カルシウムの宝庫でもあります。キチンは免疫力を高め、血圧・血中コレステロールを下げてくれます。糖尿病・腎臓病・白内障・神経痛・心臓疾患・アレルギー・ガン・肝炎にも効果があると言われています。カリウム・リン・亜鉛などのミネラルも豊富
・カリウム
酵素活性・細胞の代謝・神経や筋肉の働きにもつながる物質。細胞の状態や血圧の調整をしてくれます。様々な食材に含まれているので、欠食や偏食でなければ不足になることはありません。普通の食事なら過剰摂取も問題ありませんが、腎機能が低下している人は摂取制限がありますので注意して下さい。
・リン
体内のリンは85%が骨や歯の成分になっていて、残りの15%は筋肉・脳・神経に含まれ、エネルギーを生成すると気に必要となります。普通の食事ならば不足することはないと思いますが、外食や加工食品に頼りがちの食事生活では過剰摂取が心配されます。この際、カルシウムの摂取量が不足していると骨密度・骨量の減少につながると言われています。
・亜鉛
皮膚や粘膜の健康維持を助け、味覚を正常にする効果があります。新陳代謝・タンパク質の合成・DNAの転写に関わる成分です。ダイエットなどの食事制限で不足状態になると味覚障害になったりします。高齢者での不足は免疫力の低下につながるとされています。普通の食事ならば過剰摂取となることはありません。
カニの茹で方
カニは繊細であり高級な食材、カニの種類により茹でる時の塩加減も違います。間違えると美味しさも落ち、身もパサパサになってしまいます正しい茹で方をしてカニ本来のふっくらした食感を楽しみましょう
・毛蟹の茹で方
軽く水洗いした毛蟹を水1リットルに対し塩35〜40の沸騰したお湯に甲羅を下にして鍋に入れます。この時カニの足をゴムなどでまとめておくとボイル中に足が取れるのを防ぐことができます。再沸騰したら中火で15〜20分程茹で、その後軽く水洗いしてボイル完了です
・タラバガニの茹で方
タラバガニのかにみそは傷みやすく生で食べないのが基本なので、茹でる前に前掛けを開き、かにみそを取り除いたら軽く水で洗います。水1リットルに対し塩15gの沸騰したお湯に甲羅を下にしてお湯に入れます。再沸騰したら中火で18〜20分茹で、水で軽く洗ったら完成です。取り除いたかにみそは炒めるなど加熱していただきます。この時かにみそはかたまりません。
・ズワイガニの茹で方
タラバガニの茹で方とほとんど同じで構いません。
カニの保存方法
生の時は新鮮なうちに茹で、ラップで包んで空気を遮断し、水分の蒸発を防ぎます。それからビニールで包んで冷凍保存します。一ヶ月くらいは大丈夫と思いますが召し上がりはお早めに。また、生の状態ではどんどん劣化していきますがゆでておけば2、3日は大丈夫です。生で保存したい時は濡れた新聞紙で包み冷蔵庫に入れておきます。
カニの解凍方法
風味を損なわないように、冷蔵庫の中で自然解凍させます。その際にカニのエキスの漏れを防ぐために甲羅を下にして、水分の蒸発による身のパサつきを防ぐためラップなどで包んでおきます。急な時は流水でするしかないですが、風味も旨みも落ちてしまいます
美味しいカニの選び方
生きているときは当然活きのいいものを選びます。持ってずっしりしたものがよく甲羅は硬いものを選びます。甲羅が柔らかいものは脱皮から間もない頃で、身痩せしていてかにみそも少ないことがあるみたいです。このようなカニを「水カニ」と呼ばれあえてこれを選ぶ方もいるようですが。
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