最近、新しいお店が増えているようなので、泉方面の新店という事で、こちらに初訪問。
駐車ズペースも沢山あり、車で行くには便利のいいお店です。
注文は券売機制。私が入店した時は、昼過ぎでしたが駐車場も空いていたし、店内もお客がまばらだったのですが、あっという間に満席になり、店外までプチ行列ができていました。みなさん、情報が早いなぁ、と思いきや、近所の方も多数いらっしゃっている様子です。
券売機の脇には貼り紙があり、「麺は固め、油多めが仕様です」みたいな事が書いてありました。
また追加料金なしで大盛りにできるみたいですが、今回は様子見ということもあって、普通盛りでいただきました。
特徴は、煮干し出汁のスープと、やはり自家製太麺でしょう。
麺は、縮れというよりも、ウネリの入った太麺で、固めの茹で上がり。すするとブルンブルン暴れて周囲にスープをまき散らしそうです
強靱な歯応えに、ワシワシ食らう、というイメージがピッタリです。
スープは煮干しの効いた旨味を強く感じました。こちらも掲示の通り、表面に浮いた油の層が厚いです。
トッピングは王道を行っています。葱・メンマ・チャーシュー。メンマは不揃いの穂先メンマで、「もちもちの木」を連想させます。チャーシューは厚く切ったバラ巻きチャーシューで食べ応えがあります。
なかなか個性的な一杯でした。出店間もないこともあって、まだまだ改良の余地はありそうです。
以下、率直な感想です。ダメ出しアリですので、ご注意下さい。
スープがぬるいと感じました。煮干しの風味を効かせるのに最も適した温度、なのでしょうか?熱けりゃいいってモンでもないけど、それにしてもぬるすぎますねぇ。
チャーシューが冷えたまま丼に投入されているので、余計にぬるくなってしまいます。
ぬるいわりには油が多いのも気になりました。これだけ油の層が厚かったら、もっと熱くてもいいのに。と言うか、煮干しを効かせたいのなら、もっと油は少ない方がいいんじゃないかと思いました。せっかくの旨味がぼやけてしまった感じです。
麺は看板通り、自家製太麺でした。これをウリにするのでしょうけれど、この麺とこのスープは相性が良いのでしょうか?どうも不思議な取り合わせに感じました。個人的な感想ですが、ちょっとゴリゴリ固すぎました。私が歳を取っただけなんでしょうけど
最近は、太麺ならモッチリ、細麺ならツルツルが良くなってきました(笑
非常に腹持ちのいい麺で、大盛りにしなくてよかったと思いました。
ラーメン自体は、好みの問題もありますし、まだまだ美味しくなる可能性があります。
一方で早急に改善して欲しいのがオペレーションですね・・・
厨房一人、フロア一人で頑張っているようですが、特に提供の場面で混乱しすぎです。せめて食券に席番号を記入するとか、間違いなくメニューを提供する努力と改善を行わないと、リピート率が下がりそうです。
今はラーメン屋さんは味だけでなく接客も大事な要素になっていますからね。せっかく新しいお店を立ち上げたのですから、頑張って欲しいと思います。
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