醸室・尹呂葉には行きますが、本家の「いろは食堂」に行ったことがありませんでした。本店は強烈なおばちゃんが仕切っていてローカルルールが厳しい店らしいので足が向きませんが、古川店は悪い噂を聞きません。
実は前に行ったことがあるのですが、その時は開店直後の11時過ぎだったにもかかわらず駐車場が満車で入れませんでした。今回も開店直後だったのですが、何故か駐車場はガラガラ。思わず定休日かと思ってしまったほど(笑
老舗として語られるお店ですが、確かに佇まいからして老舗の風格があります。店内は、さらに昔ながらの渋い雰囲気です。店内は「ザ・昭和」です。昔ながらの田舎の食堂そのままのビジュアル。客席は小上がりとテーブル席。床は土間というか三和土。数人のおばちゃんがテキパキと働いています。厨房は客席とほぼ同じくらいの広さ。中華蕎麦だけでなくチャーハンやカツ丼も提供するので、それなりの広さが必要なのかな。
いただいたのは、もちろん基本の中華蕎麦。670円。まだお客さんが少なかったので、それほど待たずに着丼。一緒に浅漬けも提供されますが、中華蕎麦に浅漬けは合うのか?
トッピングは老鶏のチャーシュー、メンマ、刻み葱。老鶏チャーシューは適度な歯応えがありながらもふっくらしていて、固いだけでなく旨味も十分です。麺は素麺のような極細ストレート麺。茹で加減が柔目なので、急いで食べないと後半のび気味になってしまいます。しかも麺も多目。スープは醤油の主張を感じる昔ながらのテイスト。鶏と魚介の出汁でしょうか?けっしてしょっぱいわけではなく、結構輪郭のはっきりしたスープといった感じです。
美味しかったけど、期待値の方が高かったかな。大崎方面に滅多に行く機会もないので、私としてはイヴェントラーメン的な位置づけかな。
食事中に次々と来店があり、食べ終わる頃にはほぼ満席になっていました。もっと増えると相席になるのかな?こちらのお店は特に面倒なルールはないようで、空いている席に座っておばちゃんに注文して、食べ終わったら会計するだけ。あ、お水はセルフサービスでした。それと喫煙可のお店のようです。残念。
11:00〜 第一・三日曜定休
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