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2023年10月20日

加齢と身体能力

この前の鍼で幾分かマシになった手首の捻挫、また痛みが出始めた。
意識して使わないようにしていても、右手は一番使う。筋トレマシンを動かす時にも痛みを感じるが、この前の鍼以降は痛みが弱まってはいた。
ゴルフの打ちっぱなしで痛みが再発したのだろう。打っている時は他のチェックに気を取られ気づかなかったのだが。
もう半年になる。ネットで調べるとだいたいは数週間以内には治ると書いてあるが。
「舟状骨骨折」というコトバが目に飛び込んだ。どうなんだろう。とりあえず来月の整形外科に行く時まで痛かったらレントゲンを撮ってもらった方が良いかもしれない。

実家に戻って7か月近く。生活のパターンが定着してきた。
実家に戻って両親の残された時間を一緒に過ごすと決めての引っ越し。そういう思いだが少し事情が変わってきた。
母親の認知症。まだモノ忘れ程度だからよいのかもしれないが、一緒に生活していて疲れる時がある。
冷蔵庫に仕舞うとそのまま忘れる、たくさんあるものをまた買う…などキリがない。食材などの買い物は1日おきに一緒にスーパーへ連れて行って買うのだが、勝手に近所のドラッグストアに行って買い物をしてしまうこともある。すでにたくさんある物を買っている。レンジに使えない安いラップなど溢れかえっている。

ついついキツイ言葉を投げかけてしまう。
認知症という症状を理解はしているが、忘れること以外はふつうな対応なので言ってしまうのだろうか。そして言い過ぎたと毎回反省する。救いは怒ったこともすぐに本人は忘れること。
出勤日以外の日は食事を作っている。もともと母親は料理が得意ではない。単純に焼く・揚げる・炊くはできるのだが、何か工夫した料理などはもともとない。
味付けも時々失敗するようになっていたので、何かを切るとかは母親に任せて主な調理は自分がするようになった。もちろん調理法はネット頼りなのだが。
出勤日以外の火・木・土・日は車で5分ほどのスーパーへ買い物。基本買い置きはしない。食材の賞味期限の管理ができないから置いておけない。出勤の日は呑んで帰るので翌日分は簡単に焼くだけの食材を買っておく。
東京へ行くため3日ほど家を空ける時は、ちゃんと紙に〇日の昼食、夕食と書いて、冷蔵庫の食材にも書いたものを貼るのだが、その通りに調理していない。
まあ仕方ないのだ、誰もが老いとともにこれまでのことができなくなる。

昨日は整形外科の日。父親が診てもらう時に一緒に受診する。父親は膝に水が溜まっていたら抜いてもらうし、ヒアルロン酸と思われるものも注射してもらう。
自分はこれまでの薬をもらうだけだ。もちろん軽い問診はある。でも何を言ったところで何か変わることを言ってもらえることはない。
握力のことを言った。「先生、頚損者の握力低下は回復しないのですかね?」
一昨日、握力が回復していないことで色々と調べたが明確な情報はなかった。ブログで頚損者の握力は回復しないと書いている人がいた。それが正しいのだろうと思うようになった。
先生は「いや、そんなことないと思います」と全く自信のない表情で回答。まあ専門医でない以上、期待して聞いたわけでもなく、世間話の一つとして言っただけなのだが。
ただ次の一言が響いた。「年齢とともに握力は弱くなりますからね」

そうなのだ。自分の元通りは9年前の2014年の身体能力を思っている。51歳。
51歳と60歳の身体能力の差はかなり違うのだろう。
受傷前の身体能力を100としたら、受傷によって10くらいになった。それが徐々にリハビリの成果で、今だと50くらいか。
その100だった身体能力もふつうに考え9年の老化だと80くらいになるのだろうか。そう考えると50の回復は60以上になる。

受傷前の自分は歳をとってももっと身体能力を上げれる自信があった。退職後には毎日ジムに行って週1回ゴルフに行こうと思っていた。
それがこんな状態になって…とは全く思わない。うまくいくこともうまくいかないことも人生。
不自由は少しマシになり、それ以外は健康で美味しい物も食べられる、両親もまだ元気でコミュニケーションがとれる状態なのだ、これ以上の贅沢はない。
今日は予約でいっぱいの美味しい魚をリーズナブルに食べれる居酒屋へ。前に平日月曜なら入れるだろうと行ったら満員。今日は予約をしての訪問。
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posted by shigenon at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月18日

握力を測る

新しいアイアンは月曜日に届いていたので昨日の昼から打ちっぱなしに。
受傷後の不自由さをカバーするスイングは力が入りにくい左腕をカバーする右手打ちだったが、頭の中に残っているスイングは受傷前の打ち方。
しばらくはいちいち打ち方を変える指令を脳から発していたが、そのうち左腕の可動が少し良くなると受傷前の打ち方になっていた。左腕は可動が良くなったといってもスイングに耐えられる状態ではなかった。左腕だけでなく身体の使い方も受傷前の反応はできなかった。
でも、それはそれで慣らしていかないといけないだろうと。プレーを楽しむということは重要だが、自分にとってはリハビリの要素も強い。

左腕や左肩の筋肉も少しは付いている。あとは身体の体重移動とか動作なのかもしれない。
いつまでも左が不自由だからと思っていては進歩はない。新しいアイアンといっても所詮はアイアンなのでこれまでと大きく変わることはない。シャフトの硬さやロフトが変わっても、その微妙な感覚までは感じ取れる状態ではない。
身体の使い方を思い出しながら打っていく。スイングだけでなく色んな身体の動かし方を忘れているのだ。動き辛かったことでこの10年で習慣になっている代替の動作を元に戻すのだ。
すぐには難しくても意識することが大事なのだろう。

調子が良い状態が続き、ひとつ楽しみにしていたことがある。
握力だ。手の痺れも最近は緩和したように感じている。腕の筋肉も程よい感じだし、力を伝える伝導力も増したように思う。ゴルフの練習でも元通りに近い感覚のスイングをすることもできた。
引っ越し後、握力計をどこに仕舞ったっけ。握力を測りたい気持ちが強かった。
ゴルフの練習でグリップをしっかり握れた感覚があったので、握力計を探し出した。酒を少し吞んでリラックスした状態。

悲しい結果だった。受傷後の2016年以来ほとんど変わらない数値。
右は36程度、左は25程度。自分の感覚では右は40以上、左は30を超えていると思っていた。これまでよりは1割も2割も力強くなった感覚があるのだが。
前回測った時はに右38左28くらいだったように思う。まあ測り方にもよるが、握力は全く回復していないようだ。
頚髄損傷による握力の低下の理屈が自分で分かっていない。握る力は筋肉の問題ではないのだろうか。
実際に腕や脚など年々筋肉は付いているが筋肉量以外の、機能として数値化できるモノは持っていない、握力だけが機能を数値化できている。もしかしたら他の機能も何も回復していないのではないかと悲観的な思いになる。
ただ数値はともかくとして、生活をする上での機能はかなり進歩したのは間違いないのだが。

回復は自分の実感もそうだが、確実に回復したというエビデンスのようなモノも必要なのだろう。
数字は励みになる。ゴルフもそうで、いくら良いスイングが出来てもスコアが悪いと達成感はない。
逆にスイングがは良くないのだがスコアが結果的に良い場合、そのスコアが自信となってスイングを気を付けるようになる。それは健常な時にそうだったし、今も変わらない。

ちょっと握力数値でショックを受けているか。
くだらない事だが、受傷後の手や腕に関係する目標はビールの大ビンを持ってコップに注ぐという機能だった。退院した日の蕎麦屋で大ビンが持てなかったのでそれを目標とした。
それは握力、持ち上げる腕の力、傾けを維持する力とそれらをコントロールするチカラが必要なのだ。
筋肉が付いてもなかなかスムーズにできていなかったのだ。そういえばしばらく居酒屋で大ビンをたのんでいない。今度それがどう変化したかを楽しみにしよう。
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2023年10月16日

アイアンを買う

土曜日は2か月に1回の中学の同級生の呑み会だった。
今年1月の還暦同窓会出席では45年ぶりに顔を合わせた友達が殆どだった。そんな同級生たちとそんなに頻度高く合ってもなぁと思っていたが、地元に戻ると人と会う機会が殆どないことを実感した。
これまでは馴染みの居酒屋に行って週3は店の人や常連客と多く会話していた。今の居酒屋ではほとんどそういったことはない。会話を求めているのだろう。だから同級生呑みは楽しみにしている。
自分は知らない人でも何か触れ合いを求めたいタイプなのだ。
呑み屋でも隣り合わせた人と話をしていった繋がりから東京で多くの友達ができたのだ。
父親もそういったところがある。温泉で居合わせた人に「どこから来たの?」とよく声をかけているのを目にする。フレンドリーさを求めるのはDNAなのだろうか。

土日は連続してジムに。考えたら3.4年前までは鍼前の土曜と鍼後の日曜にも筋トレをしていた。
鍼のセンセイからはせっかく打ったのにもったいないと言われたことを覚えている。
ふつうに考えればリラックスさせた身体をすぐに緊張させているのだろう。
当時の自分のイメージは、自分でどうしようもない筋肉の深層部に刺激が欲しいための鍼だった。神経に何か刺激が欲しかった。鍼を打ってもらった後はその深層部の刺激を活性化するためには動かすという刺激が必要だと思っていた。
ある程度身体の機能が良くなると鍼の翌日の筋トレに疲れを感じるようになっていった。
今となっては何が良くて悪かったのかは判らないが、筋肉を刺激することで神経を刺激して活性化させたということは自分のリハビリにとって間違いではなかったと思っている。

ジムでの筋トレは左半身だけを使った動きを1セット加えることを継続している。前回は脂肪率や筋肉量を10月5日に測ったので11月上旬にどう変化したのかが楽しみだ。
やはり筋肉は身を助けるのだ。左腕はゴルフにとっても大事だ。
東京で行っていたジムは右腕と左腕の加重が変えられるマシンだった。それが良かったのだろう。一律の荷重だと右腕を多く動かしていて左腕は知らず知らずサボっていたのだ。別々の荷重になったことで左腕の力の無さが判ったし、力が入りにくい左腕にハンデを与えながらも両腕を動かすという‘動作’のトレーニングになった。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/602/0?1697423676
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/813/0?1697424393

週初め、といっても明日休みだと思えば月曜日の憂鬱感は少ない。
昨日はゴルフのアイアンをスマホでポチっとしてしまって明日到着だ。ゴルフも‘元通り’に近づけないといけないと思って新しいアイアンで心機一転、午前中に届けば午後から練習に行ける。
posted by shigenon at 13:28| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月13日

膝痛

差し歯が取れて歯医者に行ったのが盆明けくらい。
最初はその歯の差し替えで済むかと思っていた。1本では弱いので横の歯と繋ぎますと言われ40年前に7万払った差し歯も削られてしまった。その横の差し歯2本は20年くらい前の保険の歯。ひび割れが生じていたが審美を別にすれば機能していた。
2本繋いだ差し歯が入った日に当たり前のようにその横の差し歯2本が取られた。そしてその2本の差し歯が入るとまたその横の歯を削り取り差し歯の準備、その横の詰めている箇所を削り取り金属の被せ。
虫歯を全部治してくださいとは言ってはいないのだが、当たり前のように治療が進んでいく。虫歯があるから治すのは当たり前と言われればそうなのだが。
途中で来なくならないよう、治療が済むと同時に違う歯を削り取られている。

既に6万円くらい支払っているがカネのことより時間が拘束されることが面倒くさい。毎週1回なのだが、そのために気ままな時間を過ごすことができない。時間の約束を気にしながら生活することが殆どなくなったからそう感じるのだろうか。自由気まま、それがリタイア人の特権でもある。
また来週の木曜日の11時の予約。この日は9時半に父親と自分の整形外科の予約が入っている。そのあとはジムと買い物に行けば1日が終わってしまう。まあ自由気ままと言ってもジム以外は何も予定のないヒマ人ではあるが。
ただ未だ連休を利用して帰省しているような感覚でボーッとスマホを見て過ごす時間が多い。

左ひざが2日前から痛くなっている。ここはけっこう昔に痛めた個所でたまに痛くなることはあったので特段気にしたことはなかった。特に受傷してからはその痛みにかまっている暇はなかった。受傷後に痛くなったのは1回だけだったと思う。今は右脚も調子いいので気にする余裕があるのだろう。
膝の痛み、軟骨がすり減っているのだろうか。物理療法はどうしていいか分からない、ヘタにパワーガンを周囲に当てるのも適切でない。そう思って両親が飲んでいるグルコサミンを飲んだ。
すると不思議なことに翌日は痛みがかなり減っていた。正直言って効果を期待していなかった。
いや気のせいだと思う、飲んですぐに効果なんて出るはずないのだ。グルコサミンの成分の効果を調べてみると効果はありそうなのだが。
正直藁にでもすがってという状況でもないのでグルコサミンを飲み続けようかとは思っている。

ジムではいつもの両手の筋トレに加え、軽い荷重で左腕片手の動きを加えている。風呂に入るときには左腕が少し張っている。決して無理はしない、心地よい程度で左腕の筋肉量を上げていきたい。
いつもと同じストレッチで終わり、終了後は和室で新聞を読むのだが、この時に中途半端な胡坐をかく。それは前より柔らかくなったとはいえ、ちゃんとした胡坐をかく柔軟性はまだないので。右足の外側が畳に付いた状態。そして足裏を指圧する。すると少し感覚が良くなっているのに気づいた。
ずっと前から足裏の痺れを正座で痺れた状態で表して書いていた。
正座で痺れてほぼ無感覚になった状態。そしてそれが少しマシになって感覚が感じられる状態。

長い期間無感覚の状態だった。その次のよい感覚が感じられる状態は足裏が常に小石を踏んでいるような感覚。これは感覚のはっきりした個所と無感覚な箇所が混在しているからなのだろうか。
その感覚のはっきりした箇所が多くなったように感じられる。歩いていては判らないが、押すと刺激が点なので判る。
最近ちゃんと地面を踏みしめている感覚も強くなっているのも足裏の感覚がいいからなのだろうか。
posted by shigenon at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月11日

4連休

月水金勤務は金曜日や月曜日が祝日だと4連休になる。
一番良いのが月曜日が祝日の場合。観光のホテルなどは金・土と祝日前の割高の料金になるが、祝日泊で翌日が平日だと平日価格のところが多い。そのお得さを利用しない手はない。
父親が歩きづらくなってから正月やお盆に旅行に行っていなかった。この月曜祝日を利用して近場の温泉宿を予約していた。両親と姉夫婦、計5名。
問題は父親の温泉への入浴だが、それは一緒に付いていればなんとかなるだろう。
家から車で2時間ちょっとの距離。それくらいの時間が限界かもしれない。

途中道の駅で休憩を挟みながらのんびりと向かった。
目的の宿には15時前に着いたのでチェックインまでロビーで過ごした。このあたりの観光と言ってもそれほどないし、歩く観光は無理だ。
温泉はかけ流し、湯量が豊富なのだろう。部屋に入るとすぐに温泉に。
一時は温泉の湯質の違いを身体で感じ取れたことがあった。痺れが強い状態の時だ。自分に合った湯質だと痺れが緩和されて感じた。これは障害を負ったゆえの特殊な能力が出てきたのだと真剣に思った。
もしかしたらそうだったのかもしれないが、温められたことによる血流の回復だったのかと思えばそうだったのかもしれない。
ただ有馬温泉の湯は他の湯と違って大幅に痺れが緩和したことを覚えている。

今回はそのような効果を感じることはなかったが、温度の高いさらっとした良い湯だった。計3回の入浴を父親とともに。一番心配なのが滑って転ぶこと。1歩1歩の歩きを見守りながらの入浴。
父親はお風呂が好きだ。このように歩けなくなる前はいつも近くの入浴施設に一緒に行っていた。そして長湯だ。今回も湯船を出るタイミングがなかなか合わなかったが。
食事は決して豪華ではないが、それぞれが美味しく量もちょうど良かった。両親は久しぶりの温泉旅行を喜んでいるのかどうかは分からなかった。これまでたくさん旅行に行ってきた人たちなのだ、久しぶりなのだがその延長線上でお出かけをしたという感覚なのだろうか。

帰る日は雨が強く降っていたので10時のチェックアウト後そのまま家に戻った。駆け足のような旅行だったが目的は温泉と思えばこんなものなのだろう。
母親の認知症は少し進んでいる。忘れる頻度が高くなっている。救いは自分のことができることだが、それも同じことを繰り返したり、大事なものを仕舞いこんでその行為自体を忘れるというのは日常茶飯事だ。今回の旅行も近いうちには行ったこと自体忘れるのかもしれない。
昼過ぎに家に着き、両親も自分も昼寝をした。老々介護だ。

身体の状態。相変わらず不具合はない、痺れと痛みがあるが良い状態なのだろう。
少しフラフラしていた歩きも少し意識するようになってからしっかりと地面を踏んでいる感覚がある。ジムでの筋トレは左腕・左脚の筋肉を付けるために片手で動かすことをプラスした。
小さな事でもいい、目的を持った行動を増やしていかないと。
また明日は休み。歯医者に行かないといけない。差し歯が取れただけで行った歯医者、すべての虫歯を当たり前のように治療していっている。
posted by shigenon at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月06日

意識

受傷後は不自由で動かない箇所や痺れや痛みの箇所を常に頭の中で意識しパトロールしていた。それは日々のルーティンの行動と連携していた。
地下鉄の階段を降りてホームまでの通路、タバコロードと。ガラスで全身が映るビルの前では歩く姿を横目で見ていた。
歩くという動作にしても常に足をどう出すか、足首の角度はどうかと考えながら動いていた。それをしなくてもよくなったのはそんな昔ではない、ようやく2年経ったくらいか。
考えなくても歩けてはいたが動作を習慣づけなければと考え、それは長くかかったのだった。それでもたまに基本動作のチェックのようなことをビルに映る自分で実施していた。

生活が変わったことで意識するチェックが働いていなかった。
動作の不自由さが少なくなったこともあるが動けているからだ。痺れや痛みも何故か酷くならなかった。前なら少し違和感を感じたら週末の鍼で相談ができたが、それが無くなったと思えば諦めるよう脳が覚えたのだろうか。脳がこれまでのようにパトロールしなくなったのは事実だ。
そんな生活で身体への意識が少なくなっていた。

症状が特に良くなったわけでなく、それに慣れて今の自分の生活に適合するという状況だろうか。
それが前回書いたような状況…生き生きさのない生活になってしまっていたのだろう。水曜日にそう書いてから1つ1つの動作を脳で意識した。
漠然と足を出して歩いていた動作は少し力が漲った歩きになった。ジムでの筋トレ、荷重を増やそうかと思うマシンも出てきた。
少しの意識で身体の動きや感覚が変わる。気持ちが老けるにはまだ早い。

身体の状態。
少し前は腕と手のひらの痺れが強くなったと感じていたが、今は強くない。手のひらに関しては今までで一番痺れていない状態と同じか。
お尻は電車に乗って鉄柵に乗っけると痛みを感じるが、ふだんは痛みは出ていない。右脚の太もも裏には痺れというより筋肉痛のような張りはあるが、これは押せば感じるだけ。右下腿は痺れているがそんなに強くない。右足裏も少しの痺れとゴロゴロ感。そんな悪い感覚ではない。
総じてこれまでの中で痛みと痺れは最も軽い部類かもしれない。ベッドに横になると右脚の痺れは感じない。

良くなっているのだろうか。感じ方が変わっただけだろうか。
そう思って右足裏を眺めていると少しカタチが変わったのかと思えてきた。よくAセンセイが言われるカタチが変わるということ。間違いなく右足の甲と土踏まずの部分がシャープになっている。足の指も真っすぐ伸びている。気のせいなのか。でも足首から下の姿はとてもシャープで美しいカタチだ、そんなことを今まで思ったことが無いから変わったのかもしれない。

この良い感じをもっと良くするにはどうすれば良いか考えよう。
久しぶりに筋肉量を計測した。左腕は右腕に比べて300g、左脚は右脚に比べ100g筋肉が少ない。まずはこの改善を意識しよう。
あとは少し出てきた腹を引っ込めよう。
posted by shigenon at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月04日

健全な精神は健全な身体に宿る

火曜日は朝のうちに英会話を終わらせ午後はゴルフの打ちっぱなしに。
実はこの日にゴルフを予約していた。今は一人ゴルフ予約があり、エントリーしていて2人が集まれば予約が成立する。もちろん知らない人と回ることになる。
季節も良くなり先々週に予約していた。そしたら先週の頭痛。結果としてすぐに回復できたが、予約が成立して迷惑をかけてもいけないので頭痛のさなかにキャンセルしていた。

退職したら一人ゴルフを毎週行こうとすら思っていた。
これは受傷前。知らない人と回れるレベルだったと思う。今はどうか。上手な人には迷惑をかけるだろう、プレーマナーではなく当たったり当たらなかったり、球のコントロールも十分でない。
それでも行きたかったのはこの夏の不甲斐ないプレー。しかも2連続で。なんの糧にもならないゴルフだった。酷暑だったとはいえ全くゴルフにすらなっていなかった。
受傷後のゴルフも不自由さがありながらも少しづつ良くなってきていたのだ。次のゴルフが10月下旬、それまでに調整したかった。

結果的にゴルフに行かなくて良かった。打ちっぱなしでも思うように打てない。これまでになかったスライスが出る。アイアンもまともに当たっていない。しばし休憩して考える。
まるでスウィングを忘れてしまっているのだ。身体が覚えているように腕を動かしてはいるが、力が入っていない。ただクラブを振っているだけだ。
これまで3,4か月ゴルフをやらなくてもすぐにスウィングの感覚は戻っていたのだが。
力を込めるという感覚をもってスウィングすると徐々に当たりは良くなってきた。

思い当たるのだ。日々の生活の中で色んなことが面倒になってきている。
動作に生き生きとした動きがないのだ。ただ動いているだけ。これは今の生活に悪い意味で慣れてしまったからか。日々の生活で身体の動きを気にすることが大きく減っている。
老化もあるのかもしれない。もうこれでいいやという思考のストップによる加齢、そんなことが起きることはよく判っているはずなのに。
ジムに行っても何か目的を持って身体を動かしているわけではない。ストレッチを十分にしているというのはラクだからなのかもしれない。
気分と意識を変えなくてはいけないのだろう。これからまだ成長する青年のような気持ちが必要だ。

どうしても身体がついてこないなら仕方ない。でもそうではない、若干息切れは早くなったがまだ維持できるはずだ。あとは気分。常に進取の気性を持ってきた自分ではないか。もう一度色んなことに興味を持とう。
ゴルフの打ち方の変化で自分の変化に気づけて良かったのだろう。
健全な精神は健全な身体に宿る。その逆も然り。健全な身体は健全な精神に宿る。
そういえば今日のタイトルを前に使ったことがある様な…。
posted by shigenon at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年10月02日

痛い箇所

体調はほぼ完全に回復したようだ。
金曜日は駅そばを食べて帰った。帰ってとりあえず缶ビール、3日ぶりのアルコールで何か身体に変化があるかと言えばなく、起きていてもすることもないので早く就寝。何もやることがないと眠るのが子供の時からクセづいている。かといってイザという時に睡眠時間を削れるかと言えばそうではない。
土曜日は先週の東京以来のジム。1週間空くと左腕の筋肉が落ちているのを感じられる。他の箇所はそうでもないが、麻痺側で筋肉が付きにくかった左腕はそうなるのだろうか。
日曜日もジム。筋トレもそうだがストレッチ重視で。

フットローラーをあれほど絶賛していたのだが、少し興味を失った。
こういった器具は身体の感じるままに使っている。身体や脳がやりたいという感覚、この感覚が受傷後に芽生え育っていった。
使い始めたころの脚の状態から変わっているような感覚がある。下腿の各筋肉が少し柔らかくなっている。前は使用時間制限の10分ずっと使っていて気持ち良かった。それが5分程度でもう十分にほぐれたように感じるようになった。
膝の裏のすぐ上、内側にトリガーポイントがあった。ローラーを当てると気持ちいい、かなり強く当てていたら擦過傷になってしまっていた。皮膚が擦り切れるよりも気持ちが良かったのだろう。
トリガーポイントは度々移動するが、この箇所は3か月くらい痛みを感じていた。

今回の鍼で特にこの箇所についてセンセイに言わなかった。ただ最後に立って打ってもらう時にここに打ってくださいとお願いをした。単にそこに3センチくらい鍼を入れてもらっただけなのだが、不思議なことに痛みが無くなった。痛い箇所にそのまま打って効果が出るということはあまりない。センセイも特に狙って打ったわけでもないと思うが、これが鍼のたまにある効果なのだろう。
痛い箇所に打って治るなんてことは1000本打って何回あることか。

今回の鍼ではセンセイらしい鍼を打ってもらった。
右手首の捻挫が少しは軽くなっていたものの、ずっと痛みは続いていた。手を地面について力を入れられなかった。前回センセイには腱引きとかをやってもらったが、それもすぐに筋トレマシンを動かすと痛みが再発した。右手首を生活でも使わないわけにはいかない。
今回、まだ治らないと言うと3か所のポイントに打ってみようと。そのうちの1か所は手首の甲の下だが、骨が密集して入らなかった。
するとその近くに打ってその狙っている骨と骨の間を開かせるという。

センセイは骨の隙間、骨に当てて滑らすということを良く言う。あと打った鍼に鍼を当てるとか。
本当に狭い箇所をピンポイントで狙っていて、すんなり入ると入ったと喜ばれる。確かに狭い隙間に入って鍼が奥深く入るにつれてジーンと神経が刺激されることは何度も経験している。
ただ入らないときは、あっダメかとすぐに諦められるときもあるが。
センセイのイメージは筋骨の中なのだろう。見えない筋肉の中のどこに打てば良いかが、センセイの経験の中で蓄積された治療なのだろう。
今回の手首の甲の下、しばらくすると鍼は入っていった。

1週間ジムも行かなかったので右手首を使わなかったこともあるのだろうか。手首の痛みの全てが無くなったわけではないが、動かす方向によっては痛みが無くなっている。鍼を打ってもらったあとは実は違う痛みを感じた。それが収まると痛みが和らいでいた。
完治したわけではないが、今回の鍼で狙っていた箇所に何らかの刺激が入っている。これは痛い箇所とは全く違う3か所に打っての効果。
確かに腱鞘炎をひじの周りを指圧してもらって治ったことがあったなと思い起こす。

知らないとどうしても痛い箇所を触って余計に悪くしてしまうことが多い。最近はYouTubeでも色んな症状に対しての治し方がアップされている。それも理屈から説明してくれるのでとても役に立つ。
情報が多い時代、そして色んな器具が身近に手に入る時代。あとは正しい知識を見つければ日常の些細な障害は治癒しやすくなっている。
posted by shigenon at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月29日

風邪だと思いたい

どうも酷い風邪だったのでは?という状態だったのか。
水曜日に帰宅後すぐに寝た。夕食を終えてまたベッドへ。木曜日は午前中に英会話を入れていたのでその予習を含め数時間起きてはいたが、昼食後にまたベッド。
鼻水と悪寒、熱はなかった。風邪薬を飲んでは寝るという過ごし方をしてずいぶんと楽になった。
今日は出勤、気怠さは残っている。
風邪はウイルスの侵入が原因であり、そのウイルスの種類も200種類以上らしい。風邪による頭痛としては上気道の炎症がおもな原因。それにしても激しすぎる頭痛だったが。
頭痛の原因が完全に特定できた訳ではないが、そのあとの症状を鑑みるに風邪だったと言っても良いのだろう。
原因が風邪だったと思いたい気持ちもあるのかもしれない。

家ではほとんど寝て過ごしたわけだが、風呂上りに2日間足裏のEMSをやってみた。
左右の足で感じ方が違う。これはジムで同じような器具を体験した時もそうだった。右足に電流の強さが伝わりにくい。右足が感じるように強さを設定すると左のふくらはぎが攣るくらいの強さになる。
この理由は何なのかは判らない、右足裏の皮がぶ厚いのだろうか。右足の方が筋肉量がある、これも関係あるのかどうか。
左足のふくらはぎが程よく収縮する強さで設定すると右足はほとんど何も感じない。そのため低周波治療器を右足に付けて筋肉を動かす。

この足裏EMSをやって即効果を感じた。
歩くと左足がしっかり地面をつかんでいるという感覚。この感覚はまだ左足が弱々しかった頃にゴルフ後に感じていた感覚。ゴルフでは知らず知らずにたくさん歩き、硬い足首も斜面でほぐれていた。
足裏EMSのウリ文句は「歩く筋肉を鍛える」の名の通り、歩くために必要な筋肉、スネ・ふくらはぎ・足裏の筋肉に刺激を与える。
健常な人が足裏EMSで変化を感じるのかどうかは判らないが、少なくとも自分にはわずか2回で変化を感じられた。

病み上がりで少しボーッと歩いている。そんな時に足元が少ししっかり維持できているのは有難い。
まだ完治ではないのだろう、身体はぼんやりしているし薬が効いて眠さと戦っている。
今日も帰ったらすぐに眠ろう。
posted by shigenon at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年09月27日

Re…..救急車

再び救急車に乗ってしまった。人生で3度目、1回はこの頚髄損傷の時、2回目は長野で顔から転んだ時。
3回目の昨日は頭痛で。
こんな激しい頭痛は久しぶりだった。頭痛の感覚としては学生時代に大樽のウイスキーをガブ呑みした朝のようだ。寝転んで右を向いても左を向いてもガンガンする。保冷剤を頭のてっぺんに置いて冷やすと少しマシにはなるが吐き気もある。

前日に吞み過ぎたわけではない。
前日に呑み屋の喫煙所で声をかけられた。「このあたりの名物って何かありますか?」と。聞けば小倉から来て鈴鹿サーキット帰りだという。ちょうどこちらの名物にドリンクが2杯付いて1000円というキャンペーンをやっている呑み屋で呑んでいたので、良かったらおいでよと誘う。
後で行きますと別れたが、すぐに彼は店にやってきた。
そしてこちらの名物を教えて乾杯。そんなに吞まなかった、いつもと同じ3杯。1時間バスを遅らせてもいいかと思ってこの後を誘ったが断わられた。

そして別れていつもの時間のバス。トイレに行くのを忘れた。
気になればどうしても行きたくなるのでバスを途中で下車してトイレに駆け込んだ。その後は仕方ないのでタクシーを呼ぶ。
帰ると父親は起きていたので少し話をしてから風呂。風呂上がりに焼酎1杯だけ呑んだ。腹が減ったなぁと思いながらも我慢して寝た。全く酔っていなかったしいつもより少ないくらいの酒量。
だから激しい頭痛になる原因が分からなかった。

脳梗塞とか脳の疾患が心配された。軽く吐き気もあるので要注意な症状だ。
#7119で救急車を呼ぶべきかどうかの相談ができるというのでかけてみるが繋がらなかった。もう痛みは我慢できなかった、原因が分からないので余計に痛く感じたのかもしれない。
救急車で近くの病院へ。社内では脳神経外科のあるところとか話している。脳に何か異常が発生したのだろうか、そのチェックとして身体や手足の痺れとかあるが元々痺れているのでチェックにならない。

病院に着いて心電図とかバイタルとかの機械を付けられ点滴。医師は研修医のような若さ。長野の時もそうだったが、救急という激務は若者に回されるのだろうか。それとも救急という幅の広い医療での経験を積ませるためか。こちらとしては医者は医者だが、CTの画像で疾病を読み取るには経験が必要ではないのかという不安にかられる。
点滴に痛み止めを入れてもらうと頭痛は軽減してきた。CTの結果は異状は見られないとのこと。
連絡を受けた姉が来てくれていた。救急車には母親が同乗してくれた。帰りに母親が駐車場へ向かう途中に迷子になったが無事帰宅した。

帰宅してしばらく安静にしていると頭痛はずいぶんマシになった。
頭痛の他に鼻水が出る。まだ脳の疾病の可能性は消えたわけではないが風邪?系の疑念もわく。夜中も鼻水が多く出たし今朝も。
今朝テレビで秋バテという言葉を言っていた。季節の変わり目に身体が付いていけなくなって起こる症状だ。何となくその秋バテのような気がするが、あの激しい頭痛に疑問が残る。
会社には一応来たが、例によって席はエアコンの風が強く当たる。気分も良くないので半休を取ることにした。
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shigenon
2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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