実はこの日にゴルフを予約していた。今は一人ゴルフ予約があり、エントリーしていて2人が集まれば予約が成立する。もちろん知らない人と回ることになる。
季節も良くなり先々週に予約していた。そしたら先週の頭痛。結果としてすぐに回復できたが、予約が成立して迷惑をかけてもいけないので頭痛のさなかにキャンセルしていた。
退職したら一人ゴルフを毎週行こうとすら思っていた。
これは受傷前。知らない人と回れるレベルだったと思う。今はどうか。上手な人には迷惑をかけるだろう、プレーマナーではなく当たったり当たらなかったり、球のコントロールも十分でない。
それでも行きたかったのはこの夏の不甲斐ないプレー。しかも2連続で。なんの糧にもならないゴルフだった。酷暑だったとはいえ全くゴルフにすらなっていなかった。
受傷後のゴルフも不自由さがありながらも少しづつ良くなってきていたのだ。次のゴルフが10月下旬、それまでに調整したかった。
結果的にゴルフに行かなくて良かった。打ちっぱなしでも思うように打てない。これまでになかったスライスが出る。アイアンもまともに当たっていない。しばし休憩して考える。
まるでスウィングを忘れてしまっているのだ。身体が覚えているように腕を動かしてはいるが、力が入っていない。ただクラブを振っているだけだ。
これまで3,4か月ゴルフをやらなくてもすぐにスウィングの感覚は戻っていたのだが。
力を込めるという感覚をもってスウィングすると徐々に当たりは良くなってきた。
思い当たるのだ。日々の生活の中で色んなことが面倒になってきている。
動作に生き生きとした動きがないのだ。ただ動いているだけ。これは今の生活に悪い意味で慣れてしまったからか。日々の生活で身体の動きを気にすることが大きく減っている。
老化もあるのかもしれない。もうこれでいいやという思考のストップによる加齢、そんなことが起きることはよく判っているはずなのに。
ジムに行っても何か目的を持って身体を動かしているわけではない。ストレッチを十分にしているというのはラクだからなのかもしれない。
気分と意識を変えなくてはいけないのだろう。これからまだ成長する青年のような気持ちが必要だ。
どうしても身体がついてこないなら仕方ない。でもそうではない、若干息切れは早くなったがまだ維持できるはずだ。あとは気分。常に進取の気性を持ってきた自分ではないか。もう一度色んなことに興味を持とう。
ゴルフの打ち方の変化で自分の変化に気づけて良かったのだろう。
健全な精神は健全な身体に宿る。その逆も然り。健全な身体は健全な精神に宿る。
そういえば今日のタイトルを前に使ったことがある様な…。
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