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2016年03月29日

高齢の患者さんの手術は慎重に・・・

癌・・・心臓病・・・脳疾患・・・腫瘍・・・
手術で摘出すれば良くなる・・・そんな病気にかかった場合、
治療の第一候補は当然「手術」となります。

一言で「手術」と言いましても、色々あります。
ただ、患部を切り開いて行う手術となれば、
全身麻酔が必要になるなど、体力的に負担のかかるリスク
が高まります。

特に高齢者だったりすればなおのこと、状態によっては
体力が回復するのを待ってから手術となることも多いと思います。

そんな中、年々医療技術は向上し続けていて、
手術も身体に負担の少ない低侵襲のものが増えています。

check→低侵襲とは
手術・検査などに伴う痛み、発熱・出血などをできるだけ少なくする医療のこと。

例えば・・・心臓弁膜症の場合・・・
心臓弁膜症は、開胸して大動脈弁を人工弁にするのが
一般的でしたが、足の付け根や肋骨からカテーテルを
入れて、心臓に大動脈弁を留置するという手術法が広がり
つつあります。

この手法であれば、胸を切り開く必要もなく、
心臓を止める必要もない為に、体力の消耗が少ない上に
体力の回復が早いというメリットもあるのです。

癌においても、最近は胸部や腹部に穴をあけて癌を切除する
内視鏡下手術を受ける患者さんが増えてきているとのことです。

しかし、それでも、体力のある若者でさえも手術というのは
危険が伴うものであることに変わりはなく、高齢者ともなれば
手術がきっかけで寝たきりになることも少なくはないのが実情。

手術をするべきか、しないべきかで悩むこともあります。
時に、手術をしない方が良い場合もあります。


手術をするために掛けられる全身麻酔は肺機能の低下を引き起こします。
これは、痰を吐き出す力や、食べ物を飲み込む力を低下させ、
肺炎を患いやすくなります。

手術後錯乱などで転倒するなどして骨折することもあるようです。
そうでなくても、術後1週間程度の療養はベッド生活が殆どで、
自然と体力や筋力が低下してしまいます。
これらが寝たきりのきっかけになることもしばしば・・・。

私の母は67歳で頭蓋内腫瘍摘出手術を受けました。
術後3〜4日はベッドで過ごしました。
術後の経過は順調でしたが、下半身の筋力が極度に
低下し、本人も焦っていました。

高齢者の患者さんが手術を受ける場合は、
メリット、デメリットをよく理解した上で、患者さん本人の
意志と、家族の想いを踏まえた判断が必要となると思います。
いずれにしても、簡単には判断できないのが
現状なのではないでしょうか?


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