2016年03月29日
肺癌の腫瘍マーカーを調べてまとめました。
腫瘍マーカー
腫瘍マーカーは、補助的な検査ではありますが
癌の再発や転移等の目安となる検査方法です。
癌細胞や、癌細胞に反応した細胞が産生して
血中や尿中に放出した物質の内、癌の有無を知る目的で
利用されているものを腫瘍マーカーと言います。
現在、腫瘍マーカーとして使われている物質は30種類ほど
あるようですが、肺癌の腫瘍マーカーとして頻繁に使われている
ものは6種類ほどのようです。
更に、肺癌では骨転移のマーカーを検査することもありますので
それを含めた7種類の腫瘍マーカーを調べてみました。
肺癌で頻繁に使われる腫瘍マーカー
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人の大腸がんから抽出された糖タンパク
手術後の再発を調べるために用いることが多い
肺癌での陽性率は低くないが、肺の炎症、肺線維症、糖尿病などの
病期の他、喫煙などでも高くなることがある。
細胞骨格に含まれるたんぱく質の一部分。
非小細胞肺癌での陽性率が高い。
子宮頸がんに関係の深い物質で、扁平上皮癌で高値となる。
小細胞肺癌の増殖因子の一つで、小細胞肺癌があると数値が高くなる。
治療効果が上がると数値が下がるが、腎機能障害が上がると高くなる。
再発すると、画像検査に異常があらわれるより早く高値になる。
酵素の一つであり、神経組織との関係が深い。
小細胞肺癌で高値となる。
糖タンパクの一種であり、癌の血行性転移と関係していると言われているが
陽性率は低い。
骨転移のマーカーとして用いられるが、骨折や手術の際の肋骨切除
でも高値になる。
私の母は「非小細胞肺癌」でした。
受けた抗がん剤治療は、
アリムタ(ペメトレキセド)+カルボプラチン療法で
6クールすべて受けきりました。
その後は母の要望により、抗癌剤治療を停止し、緩和治療に入りました。
他界2か月前から、骨転移を示す”l-CTP”が上昇し始めました。
骨転移の可能性ありとの説明を受けたことを思い出します。
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腫瘍マーカーは、補助的な検査ではありますが
癌の再発や転移等の目安となる検査方法です。
癌細胞や、癌細胞に反応した細胞が産生して
血中や尿中に放出した物質の内、癌の有無を知る目的で
利用されているものを腫瘍マーカーと言います。
現在、腫瘍マーカーとして使われている物質は30種類ほど
あるようですが、肺癌の腫瘍マーカーとして頻繁に使われている
ものは6種類ほどのようです。
更に、肺癌では骨転移のマーカーを検査することもありますので
それを含めた7種類の腫瘍マーカーを調べてみました。
肺癌で頻繁に使われる腫瘍マーカー
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CEA
人の大腸がんから抽出された糖タンパク
手術後の再発を調べるために用いることが多い
肺癌での陽性率は低くないが、肺の炎症、肺線維症、糖尿病などの
病期の他、喫煙などでも高くなることがある。
CYFRA21-1
細胞骨格に含まれるたんぱく質の一部分。
非小細胞肺癌での陽性率が高い。
SCC
子宮頸がんに関係の深い物質で、扁平上皮癌で高値となる。
ProGRP
小細胞肺癌の増殖因子の一つで、小細胞肺癌があると数値が高くなる。
治療効果が上がると数値が下がるが、腎機能障害が上がると高くなる。
再発すると、画像検査に異常があらわれるより早く高値になる。
NSE
酵素の一つであり、神経組織との関係が深い。
小細胞肺癌で高値となる。
SLX
糖タンパクの一種であり、癌の血行性転移と関係していると言われているが
陽性率は低い。
l-CTP
骨転移のマーカーとして用いられるが、骨折や手術の際の肋骨切除
でも高値になる。
私の母は「非小細胞肺癌」でした。
受けた抗がん剤治療は、
アリムタ(ペメトレキセド)+カルボプラチン療法で
6クールすべて受けきりました。
その後は母の要望により、抗癌剤治療を停止し、緩和治療に入りました。
他界2か月前から、骨転移を示す”l-CTP”が上昇し始めました。
骨転移の可能性ありとの説明を受けたことを思い出します。
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