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2019年09月15日

緩和ケア、その前に

緩和ケア

この言葉は私にとって重たい言葉

となっている。

母が肺がんで苦しむ姿が

目に焼き付いているからである。

なんら準備が出来ていなかったこと

それが全てだった。

まず始めにやっておくべきは

最期をどこで迎えたいか・・

の確認だと感じている。

例え患者がウソをついているとしたとしても

本人に聴いたという事実が残る。

病院であればあらゆる事態に対する

対処ができるが、

自宅であればそれら対処法は限られてくる。

それは同時にリスクでもある。




自宅で最期を迎えるためには

病院サイドの理解も必要になる

担当医師がどこまで歩み寄ってくれるか

そこもポイントとなりそうだ。

私はなんら相談をすることが出来なかった

母にも担当医師にも・・・

それが悔やめる。

推測だが

母はきっと私たちに気遣って

最期は病院で・・・

と言いそうな感じがするが・・・

心の内は間違いなく自宅だと思う。

ここまでわかっていて

確認を怠ったことがなんとも悔しい。

あの時の私は

精神論とも神頼みともとれる心境で

なんとかして母を長生きさせる

私が付いていればそれが出来る

そんな空想まがいの心境だった気もする。

まず始めに私がすべきであったこと

葬儀について話すことではなく

お墓について話すことでもなかった。

他界した後の事も重要だが

生きている時のことが先決なのだ。

良く考えれば当たり前の話だ。

母がどのようにして死を迎えたいか

それについてもっともっと話すべきだった。


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posted by satorich at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 緩和ケア
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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