2020年01月12日
この場所がふさわしかったのかも
母にどんな想いを馳せたところで
母はこの世にいない。
肺がんに苦しんでいた母を
専門の緩和ケア病棟で過ごしてもらう
そういった準備が出来ていなかった。
如何にして死を迎えるか
どのように死と向き合うか
家族として、息子として
その準備が足りなさすぎた。
がんセンターという存在を知りながら
結果としてスルーしてしまった。
妻の病気の検査で行ったがんセンター
そこはがん患者が過ごすのに
とても適した施設と感じる
入院患者とその家族にとって
とても利便性のよい環境である
と共に、景色、空気もよい。
この場所であったなら
母の最期を迎えるのに
適していたのかもしれない
そう考えさせられるほどに整った環境。
緩和ケアの受け方と患者の心の準備
そしてその家族の心の準備
緩和ケアを受ける場所
最期は病院なのか自宅なのか
これらは事前に決められなくとも
希望を聞いておくなどの
準備はできるかと思う。
そしてそれら準備が事足りなかった
自分自身の準備の甘さには
未だに憤りを覚える。
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