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2017年10月28日

治療に専念・・・とは

癌を患い、治療に専念する・・・と聞くと
手術や放射線治療、抗がん剤治療・・・と
あまり聞きたくない用語が浮かぶ。


癌のステージにより様々だが、どの治療もリスクを伴う。
そのリスクと自分の・・・家族の命を天秤にかけるようにして
治療の選択をすることがある。


とても辛い選択で、考える時間もたっぷりと与えられるわけでもない。
ある一定の決められた時間内に選択しなければいけない。

私が見てきた癌治療は、否定も肯定も出来ないものであり
すべて結果でしか語れない。
治療を選んだから辛いのかさえわからない。
無治療を選択していたら・・・と考えたところで
何も始まらなかった。


母は治療に専念していた・・・はずなのだが、
治療に専念・・・とは・・・???

癌治療を受けることだけが、治療に専念するのではなくて
無治療で頑張ることも、治療に専念していると言えないだろうか??
無治療=諦め・・・ではないと思っている。
無治療も選択の一つであり、身体にストレスを与えないという
一つの治療と捉えることも出来る。


いずれにしても辛い現実が突きつけられることになるのだが、
どういう生き方を選ぶのか・・・が一つのカギとなるのだろう。

考え方次第だ・・・例えば、
自分の免疫力を信じるからこそ、抗がん剤治療を受けると考えるか・・・
自分の免疫力を信じるからこそ、抗がん剤に頼らないと考えるか・・・

正解はないのだろう。

母の食が細くなりやせ細ってしまったことは事実であるが、
抗がん剤治療の影響なのか、ただ単に癌の進行によるものなのか・・・は
どちらも不明確な事実でしかない。

ただ・・・家族の想いと、本人の想いは必ずしも一致はしない。
それは初めから最後までずっと・・・かもしれないし、
途中から変化することもあるだろう。

その時々の選択の連続が結果となって現れた・・・それだけの事。
人生は一度しかない・・・だから、もしも・・・はあり得ない。

起きていること、起きたことだけが事実。

仮に、母の癌治療の選択をやり直すことが出来るとしたら、
母はきっと放射線治療と抗がん剤治療は受けない選択をするだろう。

そう思う。

残された時間をどう生きるか・・・と
残された時間をどう活かすか・・・は必ずしも一致しない。

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posted by satorich at 19:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 癌治療
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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