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2021年11月03日

地元の祭り

午前中は暖かな日差しになった。
そんな中での部活動。

秋空はどこまでも澄んで美しい…。

そんな折、お囃子が聞こえてきた。
聞き慣れたそのお囃子は、地元のお祭りのものだ。

本来ならば、今日がお祭りの日。
二台の山車が、出会い、互いのお囃子が最高潮を迎える。

「お祭りですか?」
中1の野球部員が尋ねる。

お祭りを知っているのは、もはや中3だけになってしまった。

「ご神事なのに…。」
私はその気持ちが拭い去れない。

コロナは、人と人との結びつきを希薄にし、伝統行事をも破壊しようとしている。
国家を侵略するには、都合のよい状態だ。

グランド脇の知人が庭先でサトイモの皮を剥いていた。
「今日がお祭りですよね…。」
「いや、俺らにとっては、ない方が仕事がなくて助かる…。」

そんなつれない言葉が返ってきた。
江戸時代から続く地元の祭り。

私はこの伝統を守ろうという気持ちが強くはたらき、地元で生活している。

それなりの苦労もあろうが、この祭りはこの先も護り継いでゆかねばなるまい…。
しかし、気になるのがコロナだ。

生徒たちに出しを引くチャンスは、来年以降、巡ってくるのだろうか。

祭りすらなくなってしまえば、ただの限界集落になる。

今日は、神社の灯籠だけが灯っていた…。




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