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posted by fanblog

2021年11月09日

夕暮れの天体ショー

あとから知ったのだが、昨日は日中、「金星食」があったそうである。
三日月ほどの細い月によって、金星が隠される。
昼間なので、肉眼で見ることは難しい。

こんな時は、赤道儀の天体望遠鏡を使い、太陽との離角を調べ、ファインダーなどで見つけ、さらに拡大して見るのだ。そのためには、昼間ながらも、だいたいの極軸を合わせなくてはならず、天文ファンでなければ、なかなかできる芸当ではない。

だが、夕方、とても美しい天体ショーを楽しめた。

三日月のすぐそばに金星が見え、何とも天の宝石のように見えたのだ。

私はちょうど野球部の練習の最中。

ボールを捕りながら、「月、きれい…」と、生徒が思わず声を上げた。

この月と金星を見て、美しいと思えない人は誰もいないだろう。

私は外出時はいつもカメラを持っているので、私はひたすらシャッターを切る。

薄明の空に見える三日月は美しい。
しかもそのすぐそば、ほんの数度離れて-4.6等の金星が輝く。

今日になって、理科のK先生が、「丹澤先生の写真、期末試験に使わせてください」、と言う。大したことではないのだが、何となく自分の写真が役に立つのは嬉しいものだ。

普段は金星など気づきもしない多くの人が、三日月の下に明るく輝く姿を見て、その存在に気づき、「綺麗だな…」、と感じたことだろう。

「あ、UFO」としばしば間違えられる、金星だが、時に存在感を示す。

これを望遠鏡で拡大すると、月のように欠けて見えることを知っている人は、どのくらいいるだろうか。

…いいものを見た。
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