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2021年11月08日

461個のお弁当

『461個のお弁当』という映画を見た。

渡辺俊美によるエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束』を原作とした、井ノ原快彦、道枝駿佑が父子役を演じた映画だ。

父子家庭となり、父親が息子のために弁当を作り続けるという映画だ。
一浪して高校入学した息子に、
「必ず毎日弁当を作る。だから虹輝(息子の名前)も、一日も休まず学校に行け。」
と言う。

一日だけ学校をさぼってしまったり、お弁当に手をつけずに捨ててしまうこともあるが、父親が掛ける言葉はいつもポジティブだ。

「何をしようが構わないが、食べ物を粗末にする人間だけにはなるなよ。」
「大丈夫、何でも上手くいく…。」

何気ない会話の中の言葉が、身に染みる…。

美味しそうにお弁当を食べるシーンもジーンとくる。

何でもないストーリーなのだが、これは『愛』の映画だ。

子どもを思う父親が、自分がしてやれることを考えた実行し続ける中に、息子は思春期を乗り越え成長していく。

弁当を作ることだって『愛』なんだ。
見返りを求めない『愛』なんだ。
息子のために、美味しいお弁当を作って、少しでも幸せな気持ちになってもらおうという、純粋な『愛』なんだ。

世の中にはいろいろな子育てがあるが、これもその一つの方法であり、ある意味、模範解答なのかも知れない。

この映画を見ながら、いつの間にか、涙が止めどもなく流れてきた。

父親の愛を感じた息子は、461個のお弁当に感謝の気持ちを持つ。
その気持ちの中で食べた最後のお弁当は、何ものにも代えがたい味だったに違いない。

感謝しても感謝しきれないほどの『愛』を感じた息子は、愛の人として成長していくのだろう…。
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