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2011年10月20日
「歴史秘話ヒストリア」を見て
 初回放送を見逃しましたが、井上円了を取り上げた「歴史秘話ヒストリア」、再放送を録画し、先ほど見終わりました。

 サブタイトルにもあるよう、近代日本の元祖ゴーストバスターであり懐疑論者ともいえる井上円了。日本の近代化のため、哲学を通して自ら考える大切さを伝えるために選んだのは「妖怪学」と言う新たな分野の学問。一般の人々が入りやすいテーマから啓蒙をする円了の人生を紹介していました。(詳しくは下記公式サイトをご覧下さい)

颯爽(さっそう)登場! 明治ゴーストバスター 〜“妖怪博士”井上円了の不思議な世界〜
http://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/101.html

 番組で紹介されていた「こっくりさん」「白狐」「正夢」のエピソードについては、「超能力・トリック・手品」にも詳しく載っています。過去に書いた書評ですが、参考までに。(井上円了もですが、この本で紹介されている高木重朗も懐疑論者を気取る人間なら憧れの存在だと思います)

http://www.h2.dion.ne.jp/~elwood/books/books_review036.html

 まぁ、絶版になっている本なので入手は困難ですが、文句なく名著です。手にする機会がありましたらぜひご購入下さい。


 閑話休題。迷信深い明治の世で合理的なものの見方を説く円了。その業績は確実に残っていると思いますが、残念ながら、現代にも不合理の種は散見されます。これから先も、円了の精神を受け継ぎ、伝える人が必要だとは思いますが・・・この番組に感化された「にわか円了後継者」が「エセ懐疑論者」達の間で現れそう(笑)。


 この番組について、もっといっぱい書きたい気持はありますが、時間の都合で消化不良のまま終了しますが、最後に番組で紹介された円了の言葉を引用します。

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迷雲を払って真月を見よ
盲眼をぬぐって真怪に接せよ
(Elwood注:「真怪」とは見間違いや思い込みなどによらない、本当に不思議なものの事を表す円了の造語)


老いた狐や幽霊は本当の妖怪ではない

清らかな風
美しい月
人の心を動かす自然のすべて
森羅万象が真怪なのだ

一滴の水も
一片の雲も
皆 妖怪なり
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 この言葉、私なりに感じたことや解説を入れたい気持は山々ですが、各自が感じるもの、感じるべきものに水を差しかねないので自粛(笑)。もっと評価されても良い人物、井上円了をテーマにした番組紹介の感想でした。

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