2014年11月25日
「神さまの言うとおり」見てきました
今日はこの作品。私の偏見による「今年一番、すべる映画」でしたが、ちょっとガッカリ。いや、正直なところ、思った以上に面白かったんで予想が外れたと言う点で。もちろん、思いっきり見くびってた部分もあるし、期待していない所もあるんで、この評価はちょっと甘めですが(笑)。
平凡な毎日を過ごす高校生が突然、生死を賭けた理不尽なゲームに巻き込まれていくと言うストーリーは最近の傾向としては思いっきり食傷気味な内容で、言い換えると旬と言えば旬だが、陳腐と言えば陳腐なもの。そこにあるバイオレンスを三池崇史監督が…ってところで「置きに行った」感が半端じゃなかったんで、期待が薄かったなぁ。
それでは今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性があります。
【感想:Start】
この映画、見に行った時点では原作をほとんど読んでなく、ちょっと機会があったので映画を見終わった後に原作をちょこちょこっと読んでみました。なるほど、これは監督が良いのか脚本が良いのか、原作信者にとってはどうかわかりませんが、良いアレンジだと思います。
特にダルマのシーンでの飛び散る血を「球」に変えているアレンジ、あれは原作もそうなのかと思いましたが違ってましたし、ダルマのデザイン(瞼などを縫い付けている)も映画オリジナル。他、天谷の登場はちょっと中二病っぽかったが、これは原作よりも良かった。(原作だと天谷、何にもしてねぇのにエラそうに!って感じがしますが)
まぁ、登場人物の背景やキャラクター付けをしっかりし、死亡フラグが立ってないように見せかけてあっさり消してしまうって手法も「あぁ、またか…」って感じで辟易とする部分もありましたが、これも許容範囲かな?特にバスケの吉川晴彦(かな?原作のwiki調べ)の健闘と返り討ちとか…同じく三池監督の「悪の教典」のアーチェリーを思い出しました(笑)。
さて、これらの(どちらかと言えば)好意的な意見ばかりですが、途中のテレビ番組のコメンテーターをやってた奥平教授、このシーンは窒息死しそうなくらいに酷かった。このレベルの演出を全編に続けてくれれば、私好みのクソ映画になれたんですけど…残念。
あと、ストーリーの流れとして、前述の「死亡フラグを立ててない人ほど危ない」法則を用いれば、どんでん返しもなけりゃ、思ったとおりで意外性はなかったなぁ。それから全体として思わせぶりな演出や、あからさまに回収しきれていない伏線など、続編に向けてやる気満々な感じがしましたが、監督にはその前に「悪の…」の続編を大島優子を起用して作ってもらわなきゃ困る(笑)。
そんなこんなで、ちょこちょこ気になる部分もありながら、見て損はない映画だと思います。あっ、グロが大丈夫な事、前提で。
【感想:End】
最後に。映画の中で高校生がこの様な形で殺される事件が"世界中で"起きているとの設定になっていましたが、日本人ならダルマが出てきて「だ〜る〜ま〜さんが〜…」ってやられたら反射的に動かないでしょうが、海外ではどんなゲームをやったんでしょうかねぇ?
もしかしたら原作を読み進めたら出てくるのかもしれませんが、気になるなぁ(笑)。
平凡な毎日を過ごす高校生が突然、生死を賭けた理不尽なゲームに巻き込まれていくと言うストーリーは最近の傾向としては思いっきり食傷気味な内容で、言い換えると旬と言えば旬だが、陳腐と言えば陳腐なもの。そこにあるバイオレンスを三池崇史監督が…ってところで「置きに行った」感が半端じゃなかったんで、期待が薄かったなぁ。
それでは今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性があります。
【感想:Start】
この映画、見に行った時点では原作をほとんど読んでなく、ちょっと機会があったので映画を見終わった後に原作をちょこちょこっと読んでみました。なるほど、これは監督が良いのか脚本が良いのか、原作信者にとってはどうかわかりませんが、良いアレンジだと思います。
特にダルマのシーンでの飛び散る血を「球」に変えているアレンジ、あれは原作もそうなのかと思いましたが違ってましたし、ダルマのデザイン(瞼などを縫い付けている)も映画オリジナル。他、天谷の登場はちょっと中二病っぽかったが、これは原作よりも良かった。(原作だと天谷、何にもしてねぇのにエラそうに!って感じがしますが)
まぁ、登場人物の背景やキャラクター付けをしっかりし、死亡フラグが立ってないように見せかけてあっさり消してしまうって手法も「あぁ、またか…」って感じで辟易とする部分もありましたが、これも許容範囲かな?特にバスケの吉川晴彦(かな?原作のwiki調べ)の健闘と返り討ちとか…同じく三池監督の「悪の教典」のアーチェリーを思い出しました(笑)。
さて、これらの(どちらかと言えば)好意的な意見ばかりですが、途中のテレビ番組のコメンテーターをやってた奥平教授、このシーンは窒息死しそうなくらいに酷かった。このレベルの演出を全編に続けてくれれば、私好みのクソ映画になれたんですけど…残念。
あと、ストーリーの流れとして、前述の「死亡フラグを立ててない人ほど危ない」法則を用いれば、どんでん返しもなけりゃ、思ったとおりで意外性はなかったなぁ。それから全体として思わせぶりな演出や、あからさまに回収しきれていない伏線など、続編に向けてやる気満々な感じがしましたが、監督にはその前に「悪の…」の続編を大島優子を起用して作ってもらわなきゃ困る(笑)。
そんなこんなで、ちょこちょこ気になる部分もありながら、見て損はない映画だと思います。あっ、グロが大丈夫な事、前提で。
【感想:End】
最後に。映画の中で高校生がこの様な形で殺される事件が"世界中で"起きているとの設定になっていましたが、日本人ならダルマが出てきて「だ〜る〜ま〜さんが〜…」ってやられたら反射的に動かないでしょうが、海外ではどんなゲームをやったんでしょうかねぇ?
もしかしたら原作を読み進めたら出てくるのかもしれませんが、気になるなぁ(笑)。
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