2014年04月16日
「リベンジ・マッチ」見てきました
今日は"究極の年寄りの冷や水"、シルヴェスター・スタローンとロバート・デ・ニーロの(とうに全盛期は過ぎてますが)夢の競演であるこの作品。誰もが暗に「ロッキー」と「レイジング・ブル」の対決を連想させる作りにあざとさを感じますが、じわじわ来る興奮があります。
で、もしもちょっとでもこの映画に興味があり、見てみようと思う人は下の予告編すら見ずに映画館に行くことをオススメします。そして映画の世界に入り込む意気込みがあれば、かなり味のある映画になるんじゃないでしょうか。
宿命のライバルである二人のボクサーが30年の時を経て決着を着けるべくリングへ上がる…と、話題先行の興行を画策するプロモーター。しかしなかなか乗ってこないレイザー、やる気満々だがお腹の出過ぎたキッド。世間からは嘲笑されるが…
それでは毎度のことですが【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。
【感想:Start】
この映画を見るにあたり、レンタルで「レイジング・ブル」をあらかじめ見たのですが、昔、ストーリーが良く分からない程度に雑にしか見てなかったんで正解。そう言えば引退後、バーで漫談めいたことをやってたなぁ…って、この映画でもそんなシーンがあります。
対して「ロッキー」を彷彿とさせるシーンも入ってますし、そのままこれらの映画を持ってきているんじゃなく、そのライフスタイルなども上手く取り入れています。(あと、蛇足ではありますがミッキー・ローグの「レスラー」も一緒にレンタルしたんですが、この映画も同じ世界観がありますので見といた方が良いかも)
ストーリーの方も序盤のコミカルな雰囲気から、徐々にシリアスになっていきますが、そのグラディエーションは二人の試合への意気込みや体を作っていく流れと見事にリンクしています。終盤、本当に試合が行われるのか?って感じにすらなります。
そして紆余曲折の末、試合開始のゴング。正直、前のめりになってしまい、映画でありながら予想のつかない真剣勝負を見るかのような錯覚に陥りました。それぞれの背負った人生と30年の空白が…と、のめり込みながらも、正直なところ試合のシーンがやり過ぎてちょっと我に返ってしまうのは艶消し。普通、レフェリーが試合止めるって(笑)。
最後まで上手くまとまっていていますが、逆にまとまり過ぎてて物足りないってのは贅沢な注文かな?まぁ、思いれがない人にとってはありきたりの退屈な映画かもしれませんが、
【感想:End】
最後に。もちろん全盛期の凄さを望むべくもありませんが、「デ・ニーロ・アプローチ」をいまだに見せつけるデ・ニーロの凄さには驚き。これも見どころ。
あと、ラストで有名人を使ったシートコントもあるので、劇場が明るくなるまで席を立つのは控えましょう(笑)。
で、もしもちょっとでもこの映画に興味があり、見てみようと思う人は下の予告編すら見ずに映画館に行くことをオススメします。そして映画の世界に入り込む意気込みがあれば、かなり味のある映画になるんじゃないでしょうか。
宿命のライバルである二人のボクサーが30年の時を経て決着を着けるべくリングへ上がる…と、話題先行の興行を画策するプロモーター。しかしなかなか乗ってこないレイザー、やる気満々だがお腹の出過ぎたキッド。世間からは嘲笑されるが…
それでは毎度のことですが【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。
【感想:Start】
この映画を見るにあたり、レンタルで「レイジング・ブル」をあらかじめ見たのですが、昔、ストーリーが良く分からない程度に雑にしか見てなかったんで正解。そう言えば引退後、バーで漫談めいたことをやってたなぁ…って、この映画でもそんなシーンがあります。
対して「ロッキー」を彷彿とさせるシーンも入ってますし、そのままこれらの映画を持ってきているんじゃなく、そのライフスタイルなども上手く取り入れています。(あと、蛇足ではありますがミッキー・ローグの「レスラー」も一緒にレンタルしたんですが、この映画も同じ世界観がありますので見といた方が良いかも)
ストーリーの方も序盤のコミカルな雰囲気から、徐々にシリアスになっていきますが、そのグラディエーションは二人の試合への意気込みや体を作っていく流れと見事にリンクしています。終盤、本当に試合が行われるのか?って感じにすらなります。
そして紆余曲折の末、試合開始のゴング。正直、前のめりになってしまい、映画でありながら予想のつかない真剣勝負を見るかのような錯覚に陥りました。それぞれの背負った人生と30年の空白が…と、のめり込みながらも、正直なところ試合のシーンがやり過ぎてちょっと我に返ってしまうのは艶消し。普通、レフェリーが試合止めるって(笑)。
最後まで上手くまとまっていていますが、逆にまとまり過ぎてて物足りないってのは贅沢な注文かな?まぁ、思いれがない人にとってはありきたりの退屈な映画かもしれませんが、
【感想:End】
最後に。もちろん全盛期の凄さを望むべくもありませんが、「デ・ニーロ・アプローチ」をいまだに見せつけるデ・ニーロの凄さには驚き。これも見どころ。
あと、ラストで有名人を使ったシートコントもあるので、劇場が明るくなるまで席を立つのは控えましょう(笑)。
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