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2013年07月07日
「真夏の方程式」見てきました
 言わずと知れた「ガリレオ」シリーズの劇場版第二弾、なかなか良い作品でした。ネタバレにならない程度で評すると、事件の犯人捜し自体はありがちなものですが、たった一滴たらしたインクがこの作品を「陳腐」と言わせない、そして微妙な後味の悪さ(←ただし、作品の評価を損ねるものではない)を残すものになっています。



 資源採掘のための開発で揺れる美しい海、瑠璃ヶ浦で、その説明会に参加する主人公の物理学者、湯川学。その逗留先の旅館の客が変死体として発見されるが、その死は旅館を営む川畑一家がひた隠しにする秘密と関係が…。そして夏休みをここで過ごす川畑家の親戚の少年・恭平と湯川の出会いとひと夏の思い出とともに謎が解き明かされていく。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間に。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 出だしで絶賛していますが、まずはちょっとマイナス面から。ガッツりとネタバレになりますが、前作の「容疑者χの献身」と酷似した構図なのは「またぁ?」って感じでしたし、その点では犯人自体も簡単に想像できる範囲にあります。

 しかし、まさかと思う“共犯(にさせられてしまう)者”の存在が一気にこの作品を引き締めます。ちょうど「グリーン・マイル」が感動させる映画と思わせ、ラスト数分で底知れぬ恐怖感を与えるような感覚に似ています。ギリギリの線まで攻めて書くと、その共犯者に仕立てられた人物がその事に気付いたと思われるシーン、そしてそのことが確信に変わるであろう残酷な未来。これは見ていてつらかった。


 映画全体を通しても人物描写が良く出来ていた。開発の説明会、反対派の倫理的な反論に見えるが単なる感情論など、現実社会でもよく見るシーン(こういう理由だから反対すると言いながら、本当は反対をするために理由を探し出しているだけ)であり、ピシャリとその意見を完封する湯川のセリフも良かったし、マジックミラー越しのシーンは名シーンでした。

 ここでもう一度マイナスポイントを挙げると子供嫌いのはずの湯川が、恭平にこれまで付き合うってのは不自然ですが。それから物理学者・湯川学でなければならないというトリックでもなかった(言い換えると「ガリレオ」シリーズである必要はない)と言うのもちょっと残念。

 まぁ、総合して今年見た邦画では、先日の「二流小説家」に続きオススメの作品です。

【感想:End】

 最後に。先日、職場の飲み会がありましたが…真剣、こいつらとは短い付き合いで終わりたいと切に願うわ。が、私がいつまでこっちにいるのかみなさん、ご存じなんでしょうか?って感じ。もしかしたらハシゴを外されてるの?俺。


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