2013年06月23日
「二流小説家 シリアリスト」見てきました
昨日予告した通り今日は映画のハシゴをしましたが、予定していたのは「二流小説家 シリアリスト」と「アフター・アース」、その間に丁度「俺はまだ本気出してないだけ」が入る時間があったんで結局3本見ることにしました。
そんなわけで見た順に感想を書いていきますが、まずは「二流小説家 シリアリスト」、この映画は当たりでした。
官能小説を書きながら食い扶持をつないでいる二流小説家・赤羽一兵も元に、12年前に日本を震撼させたシリアルキラーの死刑囚・呉井大悟より東京拘置所から手紙が届く。取り調べでも裁判でも語らなかった真実を告白するのでそれを小説にし、一流作家の仲間入りをするチャンスをやる。その代り、自分と自分にファンレターを送る呉井信者を主人公とした小説を書くとの交換条件で。
それでは今日も【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。いつもはこの間にネタバレの「可能性が」って書いてますが、今回はズバリ、ありますんでご注意を。
【感想:Start】
要求通りに官能小説を書くため、呉井から指示を受けた赤羽が指定された3人の信者らの元を次々に訪れますが、その3人のすべてが12年前の事件を再現する形で殺害されます。第一発見者であり、3人と面識のある赤羽が容疑者となり…と言う流れですが、犯人が獄中にいながらにして同じ犯行が発生すると言うと、「88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム」「完全なる報復」などを思い出しますが、どちらも今一つだったなぁ(笑)。
で、ひねくれた映画ファンとして犯人は…
1.12年前の被害者の遺族の一人、長谷川千夏(いちばん無難な推理)
2.呉井を逮捕した警部、町田(ハリウッド映画ではこれが多い)
3.未だに呉井の無実を訴える弁護士、前田(まぁ、ありがちって程度かな?)
4.今回の3人の被害者、それぞれを疎ましく思っている身内(離婚した夫とか娘を持て余している母、AV女優は…出てこなかったが(笑))
5.12年前の事件の「被害者の会」が当時、すでに呉井を中心とするカルト的集団で、被害者は生贄(かなり懲りすぎで矛盾が出てきそうな設定)
との選択肢が浮かびましたが、はっきり言って登場人物のほぼすべてを網羅していますんで、どれかは当たります(笑)。実際のところ、ちょっと映画の設定として無理がありましたが当たってました。(これを当たりと言うのはなんか違うけど)
で、ストーリーはなかなか引き込まれる出来のいいものでしたが、特にキャストが私好みの人ばかりだったのも好印象。でんでん、伊武雅刀、そして女性陣では平山あやに小池里奈などなど。ただ、ちょっと演技力で残念だった人が…(ry
さて、赤羽と呉井の二人。どちらも演技は申し分のない上川隆也、武田真治が演じていますが、特に猟奇犯は武田さんで決まりでしょう。ってか、言ったら悪いけど、ちょっと童顔の某有名俳優が邦画でよく主演を演じていますが、特にエッジの効いた役は武田さんに置き換えた方が良いんじゃないかと思う次第です。
今年は邦画でこれっていう作品がなかなか出てきませんでしたが、これはオススメ(少なくとも私は好き)な映画です。
【感想:End】
最後に。この映画、オススメ映画としているものの…
いちおう、この映画を未見の人は【感想:Start】〜【感想:End】の区間を飛ばして読んでいることを前提としているんで、この間以外には極力情報を書かないようにしていますが、一つだけ。
最近のミステリーものはこのパターンが多いなぁ…と若干食傷気味。良い映画ではあるんですが。
そんなわけで見た順に感想を書いていきますが、まずは「二流小説家 シリアリスト」、この映画は当たりでした。
官能小説を書きながら食い扶持をつないでいる二流小説家・赤羽一兵も元に、12年前に日本を震撼させたシリアルキラーの死刑囚・呉井大悟より東京拘置所から手紙が届く。取り調べでも裁判でも語らなかった真実を告白するのでそれを小説にし、一流作家の仲間入りをするチャンスをやる。その代り、自分と自分にファンレターを送る呉井信者を主人公とした小説を書くとの交換条件で。
それでは今日も【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。いつもはこの間にネタバレの「可能性が」って書いてますが、今回はズバリ、ありますんでご注意を。
【感想:Start】
要求通りに官能小説を書くため、呉井から指示を受けた赤羽が指定された3人の信者らの元を次々に訪れますが、その3人のすべてが12年前の事件を再現する形で殺害されます。第一発見者であり、3人と面識のある赤羽が容疑者となり…と言う流れですが、犯人が獄中にいながらにして同じ犯行が発生すると言うと、「88ミニッツ FBI異常犯罪分析医ジャック・グラム」「完全なる報復」などを思い出しますが、どちらも今一つだったなぁ(笑)。
で、ひねくれた映画ファンとして犯人は…
1.12年前の被害者の遺族の一人、長谷川千夏(いちばん無難な推理)
2.呉井を逮捕した警部、町田(ハリウッド映画ではこれが多い)
3.未だに呉井の無実を訴える弁護士、前田(まぁ、ありがちって程度かな?)
4.今回の3人の被害者、それぞれを疎ましく思っている身内(離婚した夫とか娘を持て余している母、AV女優は…出てこなかったが(笑))
5.12年前の事件の「被害者の会」が当時、すでに呉井を中心とするカルト的集団で、被害者は生贄(かなり懲りすぎで矛盾が出てきそうな設定)
との選択肢が浮かびましたが、はっきり言って登場人物のほぼすべてを網羅していますんで、どれかは当たります(笑)。実際のところ、ちょっと映画の設定として無理がありましたが当たってました。(これを当たりと言うのはなんか違うけど)
で、ストーリーはなかなか引き込まれる出来のいいものでしたが、特にキャストが私好みの人ばかりだったのも好印象。でんでん、伊武雅刀、そして女性陣では平山あやに小池里奈などなど。ただ、ちょっと演技力で残念だった人が…(ry
さて、赤羽と呉井の二人。どちらも演技は申し分のない上川隆也、武田真治が演じていますが、特に猟奇犯は武田さんで決まりでしょう。ってか、言ったら悪いけど、ちょっと童顔の某有名俳優が邦画でよく主演を演じていますが、特にエッジの効いた役は武田さんに置き換えた方が良いんじゃないかと思う次第です。
今年は邦画でこれっていう作品がなかなか出てきませんでしたが、これはオススメ(少なくとも私は好き)な映画です。
【感想:End】
最後に。この映画、オススメ映画としているものの…
いちおう、この映画を未見の人は【感想:Start】〜【感想:End】の区間を飛ばして読んでいることを前提としているんで、この間以外には極力情報を書かないようにしていますが、一つだけ。
最近のミステリーものはこのパターンが多いなぁ…と若干食傷気味。良い映画ではあるんですが。
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