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2013年01月01日
「レ・ミゼラブル」見てきました
 今年最後の映画鑑賞に選んだのが「レ・ミゼラブル」ですが、ベタに感動しました。同時に、今回の恥を忍んで感想を書きます。ヴィクトル・ユーゴーの小説であり、ミュージカルとしても有名なこの作品、そりゃいい作品でしょうね、ハイハイって感じで見に行ったのですが、完全に吹っ飛ばされました。



 まぁ、今回は「見に行ってもいいかな?」レベルの映画でしたが、ラジオでおすぎさんが(見た方が良いではなく)見なければダメ!って言ってたんで観賞を決意しましたが、これはやはり見るべき映画。いや、ミュージカルの凄さも再認識しました。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入りましょう。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 冒頭にも書きましたが、今回の感想は完全に恥を忍んで・・・と言う感じで行きます。まずは最初の恥が一般常識と言っていいほどの「レ・ミゼラブル」のストーリーに関する知識が乏しすぎたこと。ホントに要所しか知らなかったなぁ。

 そして次の恥がミュージカルの底力を甘く見ていたこと。ものによってはポイントポイントで歌になるんですが、今回は歌以外のセリフはほとんどなし。冒頭ではこれで2時間半以上もつかなぁって感じましたが、そんなのは杞憂に終わりました。演技で伝える登場人物の心情などをストレートに歌詞に乗せ、テンポ良く展開されるストーリーにドンドン引きこまれていきます。また、サマンサ・バークスが演じたエポニーヌ(えぇ子や!)が最期を迎えるシーンなど、その想いを表すのに歌は効果的で効率的でした。

 最後の恥、それはこの歳で「涙がにじむ」「あふれる」ではなく、完全にこぼれ落ちるほどの感涙を久々に経験しました。圧巻の市民による反乱やラストシーン。音楽と歌の力に感服しました。


 まぁ、ストーリーを掻い摘んで書くことはやめておきますが、この前に見たミュージカルは「スウィーニー・トッド」でしたが、両作品に出ていたサシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム=カーターが良い味を出していました(笑)。

 ・・・と、ちょっとだけ疑問。フランス人ってこの映画をどう見てるんでしょうか?フランスを舞台にした映画を英語でやってるし、そのクセ「ビブラフランス」ってやってるし。

【感想:End】

 この映画、総合評価で満点かどうかは別にしても、劇場のスクリーンで見るチャンスがあるときにぜひ見に行くべき作品。良い映画を良いと言う、当たり前すぎることを書きますが、ぜひ劇場でご覧ください。

 そんでもってこの文章を書いている間に年を越しちゃいました(笑)。が、とりあえず文章上は年末って事で・・・今年一年、お世話になりました。来年は確実に映画鑑賞の本数は減るでしょうが、もよろしくお願いします。

 って、映画ブログじゃないんですが(笑)。


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レ・ミゼラブル@ぴあ映画生活



追記

 もう一つ「恥」を忘れていました。

 自分の思想でもありますが、登場人物でバルジャンを追いかける警官・ジャベール。私の思想は彼に近いものがありますが、さすがにそこまでは・・・って感じ。正義とは何か、慈悲とは何か、赦すとは何か。

 そんな基本的で単純なことではありますが、今一度、基本から考えさせられる話でした。
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