2012年12月02日
「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」見てきました
本日、今年最後の「映画の日」と言うことですし、東京滞在が一週間延びたためにこちらで映画を見ることができました。そんなわけで本日もダブルヘッダーで1本は某作品を2度目の鑑賞、こちらはナイショ。で、もう一本は「ハリー・ポッター」シリーズで有名なラドクリフくん主演のホラー映画。
どうしても「くん」付けになってしまうのは子役出身の背負った十字架かもしれませんが、本作品は完全にハリー・ポッターのイメージを払拭できた・・・かどうかは不明。私がシリーズを一本も見たことないんで(笑)。まぁ、この時期に見たい映画が定まらず、久々のホラーと言うこともありまして。
それでは今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】へ。今回も映画の性質上、ガッツリとネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
今年の1月に「ダーク・フェアリー」を見て以来の純粋なホラー映画ですが・・・この手の映画はどう言う驚かせ方をしてくるかってのがポイント。やたら飛び出すって感じの物か、血しぶきが飛び散るかなどなど。そしてどうしても「ココで驚かせにくるな」ってポイントで身構えてしまいますが、今回の映画は比較的「突然の見切れ」パターン。スプラッター&グロはほとんどありません。
さてさて、この映画に出てくる亡霊の特徴。例えば「エルム街の悪夢」のフレディは夢に現れる、「リング」の貞子はテレビの中から出てくる・・・などの例に倣うと“黒い衣装をまとい、姿を表した後に子どもを連れ去る(殺す)亡霊”というもの。それを迷信とする人、信じる人、どちらにしろ本当に子どもを失ってしまった親などの思いが交錯します。
で、これも身勝手ですが、主人公のアーサーは亡き妻との間に生まれた唯一の幼い息子がいます。そのアーサーも(心情的には信じる側ですが)黒服の女性を迷信とのスタンスを取っていながら、息子の事となると必死になります。(この努力を他の子どもが死ぬ前にやってれば・・・)
ラスト、これはファーストシーンでいきなり読めた感じがしましたが、思ったものとちょっと違いました(笑)。いや、ちょっとじゃないか(笑)。このラストをどう評価するか?にもよりますが、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」をハッピーエンドと言いきった私をして、やっぱり救いがないなぁってものでした。
総じて一言で言うと「ジャパニーズ・ホラー」的要素をハリウッドでリビルドしたと言うのが感想。特に底なし沼から遺体を引き上げようとするシーンとか、「リング」を・・・(ry
【感想:End】
最後に。冒頭でナイショと言いながらアッサリばらすと、もう一本は「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」。本当は「悪の教典」も見たかったのですが、今日は1,000円だったし、「悪の・・・」だったらチケットショップで前売りを買えば、その値段でももう一回見るかもしれなかったんで。
それを踏まえて・・・この映画の主人公、アーサーは妻に先立たれ、子どもを抱えながら仕事をするも振るわず“クビ”を恐れ、ムチャな仕事を引き受ける。これ、「TIGER & BUNNY」の主人公に似ていますし、亡霊の“見切れる”ところに至っては折紙?
結論として「ウーマン・イン・ブラック」=「TIGER & BUNNY」って事か?(絶対に違う)
どうしても「くん」付けになってしまうのは子役出身の背負った十字架かもしれませんが、本作品は完全にハリー・ポッターのイメージを払拭できた・・・かどうかは不明。私がシリーズを一本も見たことないんで(笑)。まぁ、この時期に見たい映画が定まらず、久々のホラーと言うこともありまして。
それでは今回も恒例の【感想:Start】〜【感想:End】へ。今回も映画の性質上、ガッツリとネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
今年の1月に「ダーク・フェアリー」を見て以来の純粋なホラー映画ですが・・・この手の映画はどう言う驚かせ方をしてくるかってのがポイント。やたら飛び出すって感じの物か、血しぶきが飛び散るかなどなど。そしてどうしても「ココで驚かせにくるな」ってポイントで身構えてしまいますが、今回の映画は比較的「突然の見切れ」パターン。スプラッター&グロはほとんどありません。
さてさて、この映画に出てくる亡霊の特徴。例えば「エルム街の悪夢」のフレディは夢に現れる、「リング」の貞子はテレビの中から出てくる・・・などの例に倣うと“黒い衣装をまとい、姿を表した後に子どもを連れ去る(殺す)亡霊”というもの。それを迷信とする人、信じる人、どちらにしろ本当に子どもを失ってしまった親などの思いが交錯します。
で、これも身勝手ですが、主人公のアーサーは亡き妻との間に生まれた唯一の幼い息子がいます。そのアーサーも(心情的には信じる側ですが)黒服の女性を迷信とのスタンスを取っていながら、息子の事となると必死になります。(この努力を他の子どもが死ぬ前にやってれば・・・)
ラスト、これはファーストシーンでいきなり読めた感じがしましたが、思ったものとちょっと違いました(笑)。いや、ちょっとじゃないか(笑)。このラストをどう評価するか?にもよりますが、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」をハッピーエンドと言いきった私をして、やっぱり救いがないなぁってものでした。
総じて一言で言うと「ジャパニーズ・ホラー」的要素をハリウッドでリビルドしたと言うのが感想。特に底なし沼から遺体を引き上げようとするシーンとか、「リング」を・・・(ry
【感想:End】
最後に。冒頭でナイショと言いながらアッサリばらすと、もう一本は「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」。本当は「悪の教典」も見たかったのですが、今日は1,000円だったし、「悪の・・・」だったらチケットショップで前売りを買えば、その値段でももう一回見るかもしれなかったんで。
それを踏まえて・・・この映画の主人公、アーサーは妻に先立たれ、子どもを抱えながら仕事をするも振るわず“クビ”を恐れ、ムチャな仕事を引き受ける。これ、「TIGER & BUNNY」の主人公に似ていますし、亡霊の“見切れる”ところに至っては折紙?
結論として「ウーマン・イン・ブラック」=「TIGER & BUNNY」って事か?(絶対に違う)
【追記】
書き忘れてた。映画の中で「三猿(みざる・いわざる・きかざる)」の猿の剥製が出てきます。
これは私も誤解していましたが、猿(さる)の語呂を否定の意味で使うと言うことから、日本語に由来するもの(つまりは日本発祥)と思っていたのですが、映画に出てきてもおかしくないようですねぇ。
書き忘れてた。映画の中で「三猿(みざる・いわざる・きかざる)」の猿の剥製が出てきます。
これは私も誤解していましたが、猿(さる)の語呂を否定の意味で使うと言うことから、日本語に由来するもの(つまりは日本発祥)と思っていたのですが、映画に出てきてもおかしくないようですねぇ。
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