2012年03月14日
「ももへの手紙」見てきました
この歳でこの手のアニメと言うのもどうかと思いつつ、本日「ももへの手紙」を見に行きました。
と言うのも、先日「ヒューゴの・・・」を見に行った時に今日のプレミアム上映会を知り、なおかつ主人公のもも役の美山加恋さんと母親役の優香さんが舞台挨拶をすると言うので、話のタネに行ってみましたが、なかなか良い映画でした。
ありきたりと言えば聞こえが悪いが、安定してきちんとしたストーリー展開で思いのほか楽しめました。例えるなら、タイムサービスでデザートが付きますって看板に誘われて入った中華料理屋で絶品の定食が食べられたような感覚。メインの料理はもちろん、スープや小鉢もバランスが取れてて大満足・・・って感じ。(伝われ〜〜〜っ!)
ノスタルジーを感じる風景に表情豊かなキャラクター。新しい生活になじめない少女ももと、自らの悲しみを隠し必死で生活を立て直そうとする母。そこに現れる謎の3人の妖怪。
それではこの覚書では恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
父の死をきっかけに瀬戸内海に浮かぶ島に越してきた母と娘。東京暮らしをしていた少女・ももは慣れない田舎暮らし、友達のいない夏休み、そして何よりケンカしたまま死別してしまった父への思いなどで孤独を感じる。さらには自立しようと懸命に働きに出る準備の母とも気持がすれ違ってしまう。
この辺り、個人的な心情と言うか、思い入れと言うか・・・それぞれの気持が理解できましたが、それと言うのも丁寧な人物描写によるものでしょう。さらには「ももへ」との書き出しだけを残した父の手紙も、何か伝えたかったままこの世を去った父親の思いも、抑え目でしたが感じられました。
そして現れた3人の妖怪。これはホント、日本のアニメの定番の一つと言っても良いような流れなので、マンネリな感じは否めません(特に声優で出てきた西田さん、「ステキな・・・」に続いて“特定の人にしか見えない役”(笑))でしたが、まぁ良しとしましょう。
で、時代背景なんですが、主人公の住む島(大島がモデル)と今治を結ぶ橋(来島海峡大橋?)がまもなく開通との事だったので、平成11年ごろかな。とは言え、もものリアクションが昭和だったなぁ(笑)。
ラストではその妖怪たちの絡むファンタジーな部分にもも以外の人間も取り込まれますが、そこまでやって良いの?って感じ。その後はどんな展開になったかをバッサリ切ったので深追いせずに済んだと言う点もあり、ずるいけどスッキリした処理の仕方のようにも感じました。
全体的にみても、何かのきっかけが無きゃ絶対に見なかったであろう作品ではありましたが、満足の行く作品でした。歳の近い子どもや親ならば入り込む映画かもしれません。
【感想:End】
最後に。アニメの映画を見に行ったのは・・・って、つい最近「ベルセルク」を見に行ったじゃん(笑)。その前は去年の「イリュージョニスト」。しかし・・・その前となると(多分)1987年の「ダーティー・ペア」だったような気がする(爆)。
・ももへの手紙@ぴあ映画生活
映画(全般) ブログランキングへ
と言うのも、先日「ヒューゴの・・・」を見に行った時に今日のプレミアム上映会を知り、なおかつ主人公のもも役の美山加恋さんと母親役の優香さんが舞台挨拶をすると言うので、話のタネに行ってみましたが、なかなか良い映画でした。
ありきたりと言えば聞こえが悪いが、安定してきちんとしたストーリー展開で思いのほか楽しめました。例えるなら、タイムサービスでデザートが付きますって看板に誘われて入った中華料理屋で絶品の定食が食べられたような感覚。メインの料理はもちろん、スープや小鉢もバランスが取れてて大満足・・・って感じ。(伝われ〜〜〜っ!)
ノスタルジーを感じる風景に表情豊かなキャラクター。新しい生活になじめない少女ももと、自らの悲しみを隠し必死で生活を立て直そうとする母。そこに現れる謎の3人の妖怪。
それではこの覚書では恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に。この間にネタバレがありますんでご注意を。
【感想:Start】
父の死をきっかけに瀬戸内海に浮かぶ島に越してきた母と娘。東京暮らしをしていた少女・ももは慣れない田舎暮らし、友達のいない夏休み、そして何よりケンカしたまま死別してしまった父への思いなどで孤独を感じる。さらには自立しようと懸命に働きに出る準備の母とも気持がすれ違ってしまう。
この辺り、個人的な心情と言うか、思い入れと言うか・・・それぞれの気持が理解できましたが、それと言うのも丁寧な人物描写によるものでしょう。さらには「ももへ」との書き出しだけを残した父の手紙も、何か伝えたかったままこの世を去った父親の思いも、抑え目でしたが感じられました。
そして現れた3人の妖怪。これはホント、日本のアニメの定番の一つと言っても良いような流れなので、マンネリな感じは否めません(特に声優で出てきた西田さん、「ステキな・・・」に続いて“特定の人にしか見えない役”(笑))でしたが、まぁ良しとしましょう。
で、時代背景なんですが、主人公の住む島(大島がモデル)と今治を結ぶ橋(来島海峡大橋?)がまもなく開通との事だったので、平成11年ごろかな。とは言え、もものリアクションが昭和だったなぁ(笑)。
ラストではその妖怪たちの絡むファンタジーな部分にもも以外の人間も取り込まれますが、そこまでやって良いの?って感じ。その後はどんな展開になったかをバッサリ切ったので深追いせずに済んだと言う点もあり、ずるいけどスッキリした処理の仕方のようにも感じました。
全体的にみても、何かのきっかけが無きゃ絶対に見なかったであろう作品ではありましたが、満足の行く作品でした。歳の近い子どもや親ならば入り込む映画かもしれません。
【感想:End】
最後に。アニメの映画を見に行ったのは・・・って、つい最近「ベルセルク」を見に行ったじゃん(笑)。その前は去年の「イリュージョニスト」。しかし・・・その前となると(多分)1987年の「ダーティー・ペア」だったような気がする(爆)。
・ももへの手紙@ぴあ映画生活
映画(全般) ブログランキングへ
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image