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2011年05月22日
「イリュージョニスト」見てきました
 今日、ちょっとマイナーな映画ですが「イリュージョニスト」と言う映画を見てきました。

映画『イリュージョニスト』公式サイト
http://illusionist.jp/

 主人公は年老いたマジシャン。1950年代のパリで、時代の流れから活躍の場を失い、地方を回る生活をしている。あるとき、片田舎のパブで知り合った少女が彼を魔法使いと信じ込み、行動を共にする。彼女を喜ばせるため、魔法使いを連想させるような形で贈り物を続ける。

 しかし、そんな生活が長く続くはずもなく…

 と言うことで、例によって【感想:Start】〜【感想:End】の間にネタバレの可能性アリと言うことで。

【感想:Start】

 えっと…すでにあらすじも書いてますし、公式サイトまで載せてるって事で私のこの映画に対する評価もおのずと分かると思います(笑)。良い映画で語りたいことが多かったら、文字数の関係でこれらを排除するはずですから。

 この映画、かなりむずかしい映画です。これは難解と言う意味ではなく、伝わるものを受け止められないと言うか…

 ストーリー自体は淡々と流れて行きます。その中、登場人物の設定なんですが、主人公の老マジシャンは随分と伝わってくるものがあるんですが、彼を慕う少女の設定が理解不能です。単に純真と表現するにしては妙な物欲もあり、マジシャンとは言葉が通じないと言うもどかしさは、それを通り越してイライラにもなってきて…。

 決して裕福とは言えない、そして十分とは言えないギャラから…公式サイトでは主人公が生き別れた娘の面影を見ていたとしていますが、それも十分には伝わらない。なかなか登場人物の気持が汲み取れない(その前に納得できない疑問が出る)ので、どうしてもストーリーの上っ面だけを眺めるばかり。

 この手の映画を名画と語れる人は、きっと映画ファンとしては上級者なんでしょうが…。

 最後に。主人公は彼女と分かれる際の置手紙に書かれた一言。

「魔法使いはいない」

 単純にして明快な一言。彼女ははたして目を覚ませただろうか…?

 最後に。この映画のキャッチコピーに「これが最後の手品(イリュージョン)」との言葉に、ラストシーンに感動が待ってると思っていましたが…

【感想:End】

 詳しくは後日にしますが、明日、ちょっと遠出します。いちおう、日帰りを予定していますが…


「イリュージョニスト」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

イリュージョニスト@ぴあ映画生活





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