以前から期待していました「エクスペンダブルズ」、昨日見て来たんですが期待通りの作品でした。

　これは「最高傑作」というわけではなく、ある程度（？）の期待しかしてなかった、そしてその期待通りという意味ではありますが、それでも否定的な意味合いではありません。で、さっそくですが恒例の【感想：Start】〜【感想：End】で。この間にネタバレの可能性アリです。

【感想：Start】

　まず、ストーリーは黒沢映画の様な伝統的なもので、正義の味方が弱きを助け強気を挫く･･･と言うもの。ネタバレも何も、映画を見に行く前から分かる程度のものでし、これに対してはコメントの必要はありません。

　ただ、以前から「Ａ級スターを寄せ集めたＢ級映画」と予想していた通りの内容でしたが、悪く言えば陳腐、しかしお約束どおりの丁寧なストーリーで、その分、アクションスターのアクションや演技はスターの演技を堪能できました。

　その中でもミッキー・ローグの役どころとドルフ・ラングレーのキレっぷりはなかなかです。そしてジェイソン・ステイサム。スタローンが主役ではありますが、彼一人を中心にストーリーを組むのではなく、ステイサムをサイドストーリーの主役にする事で、単調すぎる感じを上手くカバーしているように思えました。

　あと、演技らしい演技はありませんが、格闘技ファンとしてはランディ・クートゥアのイカレキャラと“ストーン・コールド”スティーブ・オーシティンの冷酷キャラも良かったし、この両者の格闘シーンはストーリーを止めてしまう気がしましたが、私は評価すべき点だと感じました。

　最後に出演者たち。ブルース・ウィイリスやアーノルド・シュワルツネガーは完全に別撮りの合成でしたが、この程度の出演でも「キャノンボール的豪華キャスト」と考えるならアリでしたが、この程度ならエディ・マーフィーやジョン・トラボルタ、ジーン・ハックマンなんかも出してよ（笑）。特に敵の大将のアメリカ人、レスリー・ニールセンかスティーヴ・マーティン･･･じゃ、コメディになるか（笑）。

【感想：End】

　まぁこの流れだと多分、続編ができそうですが、これまた「キャノンボール的映画」の宿命。尻つぼみのキャスティングになるでしょうねぇ（笑）。

　あっ、それから日本語の主題歌はやめて欲しかった。アレはマイナス評価以外の何ものでもありません。

{a8.net http://www.dmm.com/mono/dvd/-/detail/=/cid=n_616dadp11377}

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