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クリスマスはテキサスで陽気に

 一神教では、神は唯一絶対の造物主として、世界の全ての事象を創造しました。
 人間を含め、被創造物をクリーチャーといいますが、これはクリエイターに対峙する言葉です。

 創作活動をする人をクリエイターといいますが、通常、神をあらわすときは、定冠詞のTheを付けます。

 悪魔は、神に敵対する存在ではありますが、悪魔もまたクリーチャーですから、神の創造物です。 


Merry Texas Christmas, Y'all
Asleep At The Wheel

1. Feliz Navidad : featurling Tish Hinojosa
2. Xmas In Jail
3. Swingin' Drummer Boy
4. Merry Texas Christmas Y'all
5. Pretty Paper : featurling Willie Nelson
6. T'was The Night Before
7. Let It Snow, Let It Snow, Let It Snow
8. Jingle Bell Boogie
9. A Christmas Wish
10. Silver Bells
11. Here Comes Santa Claus
12. Silent Night : featurling Don Walser, Willie Nelson
13. Swingin' Silent Night


 というわけで(?)、今回は、Asleep At The Wheelの楽しいクリスマス・アルバムを聴きます。
 アスリープとしては、初のクリスマス・アルバムで、97年にHigh Street Recordという会社からリリースされました。

 このときのメンツは、ギター、ピアノ、スチール・ギター、サックス、ベース、フィドル、ドラムスからなる7人編成で、スチール・ギターは、紅一点のシンディ・キャッシュダラー、ドラムスは、デイヴ・サンガー、そして、フィドルは、ジェイソン・ロバーツです。

 現在では、アスリープの要のひとりして、レイ・ベンスンに代わってリード・ボーカルを取ることもしばしばあるジェイソンですが、この時点ではまだ発言力が弱かったようです。
 基本的に、伴奏に徹しています。

 ゲストとして、元メンバーでピアニストのフロイド・ドミノや、元テキサス・プレイボーイズのフィドラー、ジョニー・ギンブル、これまたゲストの常連、ウイリー・ネルソンが参加しています。
 そして、このアルバムで特に嬉しいのは、ティッシュ・イノホサが参加していることです。

 冒頭のFeliz Navidadは、トラッドをレイがアレンジしたと記されていますが、曲が始まると、テックス・メックス・コンフントを思わせる、印象的なアコーディオンが鳴り響き、思わずトレイに誤ったディスクを載せたのかと思ってしまいす。 

 しかし、ティッシュ・イノホサとレイのデュエットが始まると、想像力を掻き立てられずにはいられない、素晴らしいボーダー・ソングの魅力で、一気にアルバムの世界観に取り込まれていきます。
 ケイジャン・ツー・ステップ調の、ウキウキするようなパーティ・チューンになっています。
 ここで、達者なアコを弾いているのは、ブラッドリー・ウイリアムスという人です。

 続く、Xmas In Jailは、監獄でのクリスマスということでしょうか、歌詞の内容がよくわかりませんが、ユーモラスな曲調と歌い方で、これまた楽しくさせてくれる曲です。
 サックスの軽いブロウも、愉快な雰囲気を盛りたてています。 

 ウイリーの作品、Pretty Paperでは、ウイリーが和みのボーカルを聴かせますが、この曲は、後に07年のSanta Loves Boogieでも再び取り上げられ、やはりウイリーがゲスト参加して歌っています。

 T'was The Night Beforeは、レイが書いた曲で、歌詞が知りたくなる曲です。
 なぜなら、この曲には、恐らくはテキサスの偉大な音楽家の名前が、何人も盛り込まれているようだからです。

 私が分かった範囲では、ボブ・ウィルズ、テックス・リッター、バディ・ホリー、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ジャニス・ジョプリン、Z.Z.トップ、T-ボーン・ウォーカーなどなどの名前がモノローグで語られています。 

 スタンダードのLet It Snow, Let It Snow, Let It Snowや、Silver BellsSilent Nightなどでは、フェイクなしで、カントリー版クリスマス・ソングを楽しく聴かせてくれます。

 まさに、このアルバムは、「楽しく演奏する」ということがテーマになっているようです。
 全体的に、ノリよりもアット・ホームな楽しい雰囲気づくりに気を配った仕上がりになっています。

 タイトルにブギとつく曲も、ジャンプ風のものはなく、楽しいカントリー・アレンジで仕上げています。

 ジョニー・ギンブル作のA Christmas Wishは、繊細なフィドルとスチール・ギター、そしてピアノのアンサンブルが、心を浄化してくれるような、静かな美しい曲です。

 クリスマス・アルバムではありますが、普通に楽しめるアルバムです。
 あえて言うなら、ブラック・フィールな味付けを控えめに押さえた、あくまで幸せなムードの中、1枚を聴き通すことが出来る、お勧めのアルバムになっています。







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