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懐かしのソウル・クリスマス

 敬虔という言葉があります。
 敬虔なクリスチャンというのは、慣用句ですね。

 三省堂の大辞林によれば、敬虔とは「神仏などを深く敬いつつしむさま」とあります。
 これを素直に読むと、神仏とあるわけですから、宗教全般にかかる言葉のようにも受け取れます。

 しかし、敬虔な仏教徒という表現はあまり聞きなれないです。
 敬虔なユダヤ教徒や、敬虔なイスラム教徒はどうでしょうか?

 聞き慣れないだけで、存在するのでしょうか?
 一神教なら違和感のない言葉なのでしょうか?
 それとも、敬虔とは、キリスト教だけに合致する概念なのでしょうか?


Soul Christmas

Side One
1. Back Door Santa / Clarence Carter
2. The Christmas Song / King Curtis
3. White Christmas / Otis Redding
4. I'll Make Every Day Christmas(For My Woman)
5. Silver Bells / Booker T. & The MGs
6. Gee Whitz, It's Christmas / Carla Thomas

Side Two
1. Merry Christmas Baby / Otis redding
2. Presents For Christmas / Solomon Burke
3. Jingle Bells / Booker T. & The MGs
4. Every Day Will Be Like A Holiday / Joe Tex
5. What Are You Doing New Year's Eve? / King Curtis


 クリスマス・ソングに特別な思い入れはありません。
 キリスト教によい印象がないため、むしろ嫌いかも知れません。

 でも単純に、音楽として良いと思うか、好きになれるかという基準で聴いています。

 このアルバムは、スタックスがアトランティックの系列であったころに、他の系列レーベルも含めて、クリスマス・ソングをコンパイルしたものです。

 今は、このアルバムをベースに、曲を追加したCDも出ていますが、私にはこのアルバムに愛着があります。

 A面1曲目が、クラレンス・カーターのBack Door Santaで始まるのは意図的なんでしょうか?
 もっとソフトに離陸することも出来たと思うんですが…。
 この曲調でのスタートは、なかなかの出だしです。
 バック・ドア・サンタとは、サンタの扮装をした間男のことでしょうか。
 仮に、サンタ=間男なら、敬虔とは縁遠い歌です。

 このアルバム収録曲は、珠玉といっていい選曲です。
 オーティスのWhite ChristmasMerry Christmas Baby、そしてソロモン・バークのPresents For Christmasは、いずれも最高のパフォーマンスです。

 そして、MGsの2曲と、キング・カーティスのWhat Are You Doing New Year's Eve?もまた、最高のインスト・ナンバーです。
 私は、このキング・カーティスの曲を聴いて、改めてその仕事の素晴らしさを再確認しました。
 
 ジョー・テックスとウイリアム・ベルの2曲は、普通によく出来たサザン・ソウルとして聴く事が出来ます。

 同名の20曲入りCDは、曲数こそ多いですが、かえってアルバムとしての統一感が薄まった気がします。

 でも、Clyde Mcphatter & DriftersWhite Christmasが入っているので、必携でしょう。
 初めて聴いたときの、痺れまくったあの感覚は、今でも最初の数小節を聴くだけで、すぐに蘇ってきます。

 ビル・ピンクニーのベース・リードで始まって、コーラスにクライドの声が聞こえると、期待で胸が一杯になります。
 そして、セカンド・ヴァースで、クライドのハイ・テナーが切り込んでくる瞬間は、予期していても最高にスリリングで、身震いするほどかっこいいです。
 至高の1曲とは、こういう曲でしょう。

 とりあえず、今晩は馴染深いLP盤の曲順で楽しみたいと思います。



Everyday Will Be Like A Holiday by William Bell




White Christmas by The Drifters





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