アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

オール・ユー・ニード・イズ・グッバイ

 記憶の彼方にあった音楽は美しいです。
 かつて、親しい友人には、ブルースやソウルのファンと広言し、日本の曲は聴かないよって言っていた手前、アイドル・バンドが好きだなんてとても言えませんでした。

 でも今なら言えます。
 当時からThe Good-Byeが好きで、テレビに出演したときは、いそいそとブラウン管の前に陣取っていました。


READY! STEADY!! THE GOOD-BYE!!!
The Good-bye

ディスク1
1. TAKE OFF
2. 涙のティーンエイジ・ブルース
3. グローイングアップ・デイズ
4. モダンボーイ狂想曲
5. Midnight Train
6. 浮気なロンリーガール
7. YOU惑−MAY惑
8. LOVE AGAIN
9. にくめないのがニクイのサ
10. 摩訶 WHO SEE 議
11. P.S. LOVE ME DO
12. 素顔のままで
13. とLOVEるジェネレーション
14. 気分モヤモヤ サラサラ チクチク
15. Summer 1963
16. TWO NIGHTS (トゥナイト)
17. GOOD,NIGHT(Hark,the Angels'come)
18. YES!YES!!YES!!!
19. OUT OF THE TIME
20. 僕色に染めて
21. 白夜のREVOLUTION
22. ANOTHER WORLD (SHORT VERSION)
23. Presentにはハムスター

ディスク2
1. 浪漫幻夢 (Romantic Game)
2. のぞいてFeel Me,Touch Me
3. Lonely Night
4. Dear Winston
5. マージービートで抱きしめたい
6. DO YOU LOVE ME
7. 祭り気分で TAKE A CHANCE
8. TAKE MY HEART
9. Good Lovin'
10. Don't Stop Kiss
11. Somewhere in Time
12. 僕らの祈り
13. Faraway
14. 25ans
15. Hong Kong Blues
16. Hey, Girl
17. TRUE LOVE
18. Windy People ~パレード (TAKE OFF)
19. WILD LIFE
20. Forever Friends
21. 気まぐれOne Way Boy


 洋楽ファンなら、くすぐられる仕掛けが一杯入ってて、いつも心をときめかせて聴いていたのでした。

 おおっぴらに好きと言えなかったために、歌番組でシングル曲を聴くことぐらいしかありませんでしたが、いつのまにかテレビから疎遠になっていったのは、内心さびしく思っていました。

 あれからウン年、04年に、この素晴らしいベスト盤CDが作られたとき、私はためらわず購入したのでした。

 グッバイの曲は、1stシングルの83年「気まぐれOne Way Boy」こそ職業作家によるものですが、2ndの「涙のティーンエイジ・ブルース」では、早くもGood-Bye作・編曲となり、3rdの「モダンボーイ狂想曲」以降は、作詞:野村義男、作曲:曽我泰久、編曲The Good-Byeという、ギターの二人が作り、バンド全員で仕上げるという美しい体制が完成し、代表曲のほとんどがこの編成で作られることになります。

 そして、約6年の活動の末、89年の15thラスト・シングル「WILD LIFE」は、作詞、作曲、編曲ともThe Good-Bye名義で締めくくられていました。

 グッバイは、ビートルズやビーチ・ボーイズ、ELO、スベクター・サウンドなどの影響が言われていますが、もちろんメイン・インフルエンスはビートルズです。
 (さらっと書いてしまいましたが、私はELOは電車男で初めて聴きましたし、ジェフ・リンには、デイヴ・エドマンズのプロデュースの件で良い印象を持っていません。それでも、くやしいことにトラヴェリング・ウィルベリーズは買ってしまいましたが…。)

 デイスク2Dに、「マージービートで抱きしめたい」というそそられる題名の曲が入っていますが、この曲に限らず60年代のポップなブリティッシュ・ビートのエッセンスこそバンドの核です。

 ディスク1F「YOU惑−MAY惑」,H「にくめないのがニクイのサ」、M「気分モヤモヤ サラサラ チクチク」など、タイトなメロディとポップな言葉遊びも楽しさ満点です。

 今冷静に聴き返すと、歌謡曲チックなところも確かにあり、無意識に記憶を美化していた部分もあったのかな、と思いましたが、懐かしさだけの存在でないことも確かなのでした。



マージービートで抱きしめたい



YOU惑−MAY惑



にくめないのがニクイのサ



ネオロカが流行っていたことを思わせる、モダンボーイ狂想曲です。




    >>次へ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。