2020年12月06日
【9シーズン目・身体の動き意識を見直す】 〜 39週目トレーニング終了 〜
11/30(月)〜12/3(木) 太極拳
勤務後、基本動作+第一〜第四段錦。馬歩の姿勢が一瞬楽に感じることがある。これが股関節に乗るということか?と思ったが、まだはっきりした感覚は掴めない。
12/5(土) 太極拳
新しく動きを覚えた第五段錦を練習する。第二段錦に比べ馬歩の時間が長くなり、しかも上半身を左右に振る動きがあるので重心が不安定になり安定した姿勢がとれない。そのため太腿前側がすぐに張ってきて途中で止めてしまうほどキツい。
12/6(日) 12kmジョグ
いつもと同じ12kmコースを走るが、久々にキロ7分程度のLSD並みのペースにする。いつもは股関節を意識しながら着地時は足裏の真ん中を意識している。だが、今回は股関節から下の感覚を無くし、股関節で着地しているかのような意識を持って走ってみる。
スローペースなのでいつも以上に股関節に意識がいったが、足裏の感覚ははっきりとあるまま。まぁ、そう簡単にはいかないか。現在の目的は「身体の動き意識を見直す」ということであり、心肺機能強化が目的ではないのでハイペースで走る必要はあまりないかと思う。
走行距離:12.5km(6:54/km)
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10390043
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
これまで関節を意識してスポーツをしてきたことなどないため、これに関して非常に難しいことだと感じています。特に直接触ることが困難な股関節に関しては、多分この辺りにあるだろうと言ったあいまいな意識なのかもしれません。独学の難しさに直面しております。
今シーズンからは「走らないトレーニング」に重点を置くことに決め太極拳を行っていますが、それだけではなくストレッチや体操、筋トレなども取り入れたいと考えています。高岡氏の本は2冊読んでおりまして、そこに載っているストレッチ系のトレーニングも取り入れるつもりです。
ひょっとするとストレッチにも打開策があるのかなと先日ふと思いまして、わかりませんが書いてみることにします。もし的外れでしたらごめんなさい。
筋肉というのは関節を含む骨格が正しく認識できていて、関節が自然に回るのを意識すると非常に楽によくゆるみます。これは筋肉より骨の方が中枢に近く、筋肉への命令より骨への命令の方が優先されるからではないかなと勝手におもっているのですが、関節が異常な動きをしようとすると筋肉は反応するように思います。これは首の凝りなどがまさしくそれで、背骨が綺麗にアーチをかけて曲がれば筋肉は緊張しませんが、首の根元から折れるように背骨が2つ3つ固まって曲がる動きをするとピーンと緊張します。
この考え方は、一生懸命引き伸ばしてちぎるような世間一般のストレッチとは異なるので、痛みもなければ終わった後に動きづらいというようなことはありません。筋肉がゆるむということは骨の動きを邪魔しなくなることなので、歩きや立ち座りも非常に軽快で機敏になります。身体が重だるいということも少なくなるかと思います。
そもそも平時の状態で身体が緩められていない場合、パフォーマンスも上がらないという可能性もあるので、心当たりがあるようでしたら考えてみてください。
コツは先程も書いたように関節が自然に回るのを感じること。力技でねじ伏せようとしないことです。意識すべきは筋肉ではなく関節です。筋肉を意識すると関節に力が入りますが、関節を意識しても筋肉には力は入りません。なのでストレッチの際に余計な力みを無くすことができます。
臀筋や大腿四頭筋などの股関節周りは股関節の球体と大転子の動き、腓腹筋やヒラメ筋は足首と膝の中心を意識するなどです。続けていると自分の骨格がみえるようになってくると思います。
それからストレッチの本などには「○○筋が〜」など書いてあるものも少なくないですが、結局あれは関節がどちらに曲がるか、骨がどう動くか、を言っているに過ぎません。関節が動く方向は全てゆるめるべきです。ある一方向だけガチガチでも良いなどというのはケガのもとです。一つの筋肉が頑張っていると大抵周りの筋肉もがんばります。大腿直筋や内側広筋がパンパンなのに中間広筋だけユルユルだという人はまずいないです。
関節が回り出す感覚がつかめてくると、簡単に身体がやわらかくなります。頑張って固まっている筋肉が諦めてフッとやわらかくなるのがわかります。ランには必要ないですが、前後開脚や左右開脚など3日もあれば何の痛みもなくできるようになります。無理やり引き伸ばすストレッチだとこうはいきません。逆にいえばストレッチしているのに筋肉が頑張ったり、痛みを感じるのであればそれはやり方が間違っている証で、意識している関節と実際がずれている可能性があると思った方が良いです。
先にも書きましたが、平時でゆるむようになるとランも当然楽に走れます。なのでストレッチもランの練習になります。特に調子の波が非常に小さくなります。
また例えばゆるめたはずの大腿四頭筋が走ったり仕事のあと、起きた時にガチガチになっていたとすると、それは大腿四頭筋がどこかでおかしな使われ方をしている可能性があるなと推測できるので、身体の使い方をかえりみてみるキッカケにもできます。
それから肩、肋骨、背骨、骨盤はリンクしてるのでどこかが和らげば他も影響を受けますし、逆にかたくなれば他も固まります。この辺りはぼくは以前紹介した高岡さんのほか、松村卓という人の本を参考にしてますので、ランに行き詰まりを感じた時は立ち読みでもしてみてください。
長くなりましたけど、ストレッチに関してぼくのもってるものはこれで全てです。単純に私生活も快活になるので、よければ是非取り組んでみてください。