走る底辺男

風邪で３週間ほどまともに走れない期間を過ごした後、閾値走のペースが10秒ほど落ち込んだ。トレーニングを再開して２週間経過したが、落ち込んだままのペースから這い上がれないでいる。今シーズン１本に絞った本命レースまで約4か月と迫っている現状。。。

老化していく身体

40歳手前から走り始め、今シーズンの本命レースを迎える頃には47歳になる。身体に起こる(感じる)老化現象がここ最近は著しい。白髪は増え肌の質も悪くなり泌尿器系も衰えた。元々疲れやすい体質がさらに悪化する。食は細くなり、８時間以上睡眠を取らないと次の日のパフォーマンスに影響が出るようになった。

３週間ほどまともに走れなかっただけで、トレーニング開始した今年３月当初の能力まで落ち込んでしまい、これまでの努力が水の泡だ。落ち込んだ能力がそう簡単に戻らないのも老化のせいだろうか？40代でサブ3.5を達成する人は多くいるだろうが、自分にはとてつもなく高い目標な気がしてきた。

今後

２、３週間で能力は元に戻るものだと思っていたが、厳しい現実を突きつけられた。これまでやってきた「閾値走」「クルーズインターバル」「長距離走」という練習をこのまま続けて行っても自己ベスト更新の可能性はほぼないと言っていい。おそらく3時間50分台でゴールするのが精一杯だろう。

練習内容を月間走行距離に拘る「距離信仰」に変更するという考えもあるが、今の仕事をしながらでは週に３〜４日走るくらいが精一杯。新たなマラソン本を読んで、その練習法を取り入れるという気力も沸いてこない。

劇薬など存在しないので、このままの練習スタイルを残り4か月貫いてレースに挑むしかないような気がする。そこでサブ4すら切れなかったら「記録狙い」はきっぱりと諦める。その後はウルトラマラソンに挑戦するなど、違う楽しみを探すことになるかと思う。

何をやっても中途半端で投げ出してきた人生。自分にしては珍しくマラソンだけは７年も続けている。だが当初から掲げてきたサブ3.5は達成できず、マラソンもまた中途半端で終わってしまいそうだ。

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