23/12/06(水)テレ東のWBSを観ていたら「フードテックジャパン東京」のレポートを放送していた。紹介されていた調理ロボットが面白そうなので実物を見たいと事前登録を行った。入場バッジをカラー印刷し持参して12/08(金)に東京ビッグサイトに向かった。
今日も新木場のりんかい線発券機周辺に外国人が集まっていたから近くのホテルに宿泊しているのだろうか?11時前に国際展示場駅に着けば空いており案内板通り南館へ向かった。
南館1Fで「第4回 フードテック ジャパン [東京]」、南館3Fで「第8回 ドリンク ジャパン」「第2回 スマートレストラン EXPO [東京]」が開催されている。入場バッジ1枚でこれら3つのイベントに入場できる。
来場客はビジネス客ばかりで珍しく学生は見掛けなかった。会場はそれなりに人が入っていたがビジネス客に紛れて一般人の私が担当者に見つからず説明が聞けるほど混んではいなかった。「フードテック」や「スマートレストラン」はビジネス現場の人手不足と効率化を謳った展示が多かった。
参考:第4回 フードテック ジャパン [東京]
https://www.foodtechjapan.jp/tokyo/ja-jp/about/ftech.html
【第4回 フードテック ジャパン [東京]】
「7-33:コネクテッドロボティックス」では惣菜盛り付けロボットのデモを行っていた。重量センサーのみで惣菜を適量盛り付けると説明していたが、1回で指定重量を掴めるのは何故なのか疑問に思った。ロボットが綺麗に盛り付けると人間がトレーに戻しそれをロボットがまた盛り付けと言う永久ループを行っていた。
「9-25:ボットインキット」は450万円の調理ロボットをデモしていた。食材を入れれば自動的に調味料を加え料理を完成させてくれる。しかも完成後は自動的に洗浄も行う。これがもっとコンパクトで安価な家電になったら欲しいと思える便利さだ。
「10-6テックマジック」ではI-Roboという炒め物調理ロボットとP-Roboというパスタ調理ロボが実演を行っていた。既に導入されているシステムだけに見事なお手並みだがこちらも食材は人が入れる必要がある。P-Roboはコンベア式の大きなシステムになっていたからほぼ自動化されているが家電化は難しそうだ。
他に料理に異物が混在していないかカメラ映像をAIが解析するシステムを2社が展示していた。1社は自動的に異物を吸引することが出来るが認識する異物の種類が多くてそんな物まで混在するのかと驚く位だ。
ドライフード製造機に飲食店用ロボット掃除機も展示されている。24時間営業の飲食店では掃除機導入が進むのではないかと思い見ていた。食器の自動洗浄システムは現場で喜ばれそうだ。
【第8回 ドリンク ジャパン】
製造タンクの洗浄システム、撹拌機、醸造タンクといった飲料物製造に必要な設備の展示が目に付いた。こちらも中国メーカーの躍進が目立つ。ペットボトルのラベル装着機やボトル乾燥機の展示もあり興味深く見学した。ラベルを高熱水蒸気で装着した後にボトルに付いた水蒸気を吹き飛ばす必要があるそうだ。
撹拌機の作る力強い水流の渦を見ていると結構楽しめる。クラフトビールやピューレの試飲も行われていて人が集まっていた。
【第2回 スマートレストラン EXPO [東京]】
キャッシュレス決済機、配膳ロボットといった展示が目に付いた。スマートフードコートのエリアも設けられておりモバイルオーダーと配膳ロボの稼働を実体験できるようになっていた。
3会場あり最新の調理と飲料の情報が収集できるが、デモや説明時間に遭遇しないと意外とすぐに回れてしまうので次回は「コンテンツ東京」と同日見学が良さそうだ。