16/06/08(水)日本で最初の4K UHD BD が発売されて既に2年5カ月も経過した。Panasonic DMR-SCZ2060を購入したことでやっと私も自宅でUHD BDを視聴することが出来るようになった。
プレーヤーを持っていないのにアマゾンのセールで値引きされた時に『ブレードランナー ファイナル・カット(スチールブック仕様)』『シング』『君の名は。』の3作品を購入している。積んでいたディスクをやっと観ることが出来る。
『ブレードランナー ファイナル・カット』のBD(2,500円盤)とUHD BDを比較視聴すると一番大きく画質の差を感じたのは冒頭の”Warner Bros”のロゴで、本編は予想外に解像感の差は小さい。VW500ESのリアリティクリエーションの優秀さを実感する結果だ。「ダイナミックレンジ変換出力」されているのでUHD BDもスタンダードダイナミックレンジとなりこれではUHD BDの有難味を実感出来ない。
一方音声はBDがDolby TrueHD 5.1、UHD BDはDolby ATMOSなのでまったく別物となっている。空飛ぶ車の飛行音が前から後ろに通り抜けて感動した1985年発売のLD『ブレードランナー』から、33年後のUHD BDではちゃんと上空を通り過ぎる。低音も強化されており迫力が違う。画質より音質の差に驚かされる1枚だ。(^_^)
『シング』のUHD BDを再生したところ「HDR対応4Kテレビと接続しろ」と言われた。こんな画面を用意しているソフトもあるのか!? CGアニメなので2Kと4Kの差は小さいと思っていたのに、比較視聴すると予想以上に質感が違い4Kの恩恵を感じられた。BDとUHD BD共にドルビーアトモスなので音質的に差は無い。
試しに「ホームシアター大商談会 2018 WINTER」で何度も観た『ダークナイト』の冒頭IMAX撮影シーンをBDで観た。UHD BDの画質に見慣れてしまうとBDでは眠い画に感じられてしまいショックを受けた。この作品もUHD BDで買い直す必要がありそうだ。(^_^;;
分かっていたこととは言えUHD BDを鑑賞するにはディスプレイがHDRに対応していないと心から楽しめない。VPL-VW255に買い替えて正解と分かり、日曜に届くのが楽しみだ。