18/11/24(土)のアバック「ホームシアター大商談会 2018 WINTER」の全てのイベントが終わり第2会場AP西新宿5FルームAを出てアバック新宿本店へ向かった。
店員さん達は閉店の1時間前と言うことで本日注文分の事務処理で忙しく働いていたが、お願いして「プロジェクタースタジオ」でSONY VPL-VW255を視聴させてもらった。
今回のイベントで何度も観て目に焼き付いている「ブレードライナー2049」の新旧ブレードランナー2人が出会うシーンは、VPL-VW255では俳優の表情が分からない程暗くすっかり黒潰れしていた。(^_^)
HDRの見せ方が仕様通りでユーザーの見易さを考えないのは、映画会社を持っているソニーだから仕方ないと言われる。これはまるで携帯音楽プレーヤーの代名詞だったウォークマンが、音楽会社のしがらみのないApple iPodに駆逐された理由に似ている。また歴史は繰り返されるのだろうか?
「HDRリファレンス」機能の効果を見せて欲しいとお願いしたらUHD BDプレーヤーでディスクメタ情報を表示して「ブレードライナー2049」の最高輝度は1,000nit超なので効果無いと説明された。
この機能はユーザーが自分でディスク情報の最高輝度を確認して選択する完全マニュアル機能と言うことだ。JVCのVシリーズに搭載された「オートトーンマッピング」機能とはまったくの別物で使う機会は余り無さそうで失望した。(^_^;;
SONYのホームページでは”1,000nitを超える輝度を持つコンテンツは1,000nitで切られます”との注意書きがあるが、実際どう見えるのだろう。白飛びするだけなのだろうか?
やはりJVC DLA-V5の方が良いかと思い始めてVシリーズの3D対応について質問してみた。3DシンクロエミッターPK-EM2の定価は税別10,000円、3DメガネPK-AG3の定価は税別15,000円だが、RF(電波)方式なので「フルHD 3D グラス・イニシアチブ」の標準アクティブシャッター方式3Dメガネだと思っていた。それならばエミッター購入だけで済む。
ところが店員さんがテストしたところ独自方式でSONYと互換性が無いと言う。5年前にDLA-X3を下取りに出した時3Dメガネには価格も付かなかった。高価なのでまた買い直すのも馬鹿らしい。
今回のプロジェクター買い換えは「BS4K」視聴が主な目的だが、今まで楽しんで来た3Dソフトを観ることが出来なくなるのは困る。VPL-VW255も単体で観れば高画質で十分楽しめる。VPL-VW500ESからの買い換えであればHDRと18Gbps対応となり満足出来るだろう。VW255を購入することにした。