音楽と映像の日々

会社帰りに「AVREVIEW　2013　2月号」を買いに本屋へ寄った。帰りの電車内で読んで私的に興味深かった記事は以下の通り。

P12：巻頭Pick Upレビュー
　SHARP ICC PURIOS LC-60HQ10、MARANTZ AV8801、MARANTZ NA-11S1が取り上げられている。LC-60HQ10は受注生産262.5万円と、とても手が出ないが32インチ前後のニアフィールド試聴用4Kモニターを現実的な価格でラインアンプに加えて欲しいと思う。

MARANTZ AV8801は型番が8801とNEC PC-8801を思い出させて気になるが、この記事を読んでAVプリメインアンプと誤解していたことに気付いた。(冷汗)デノンAVR-4520をマランツ流にプリ化するという商品企画は差別化が出来て良い。あとNA-11S1の発表が楽しみだ。

P22：プロジェクター大全2013
　全50ページにわたる大特集で、カジュアル、フルHD、4Kモデルに分類して5メーカー13モデルの視聴レポートが掲載されている。
　1)エプソン：EH-TW510S/TW6100W/TW8100W
　2)三菱：LVP-HC7900DW/HC8000D
　3)ソニー：VPL-BW120S/HW50ES/VW1000ES
　4)JVC：DLA-X30/X55R/X75R/X95R
　5)オプトマ：HD33S1

プロジェクター購入を検討している人には見逃せない特集だ。今回JVCは日本でのDLA-X35の発売を見送ったが、これは低価格化によるDLAブランドの毀損を嫌い、価格競争は1年前のモデルX30に任せe-shift2による高付加価値モデルを主流にする販売戦略なのだろう。他社の価格構成を見るとこの作戦は成功の様だ。

P81：決定！2012年BDベスト10
　執筆陣8名による優秀品質BD紹介記事だがベスト10以外に「独自テーマランキング」もあり読んでいて面白い。

ここで選ばれている「ヒューゴの不思議な発明」「タイタニック」「マダガスカル3」「魔女の宅急便」「トップをねらえ2！BOX」は購入済みだが、せっかくの正月休みも「LXU-OT2＆USBケーブルの比較試聴」と「白物家電故障＆購入」で終わってしまいまったく鑑賞する時間が取れなかったのが残念だ。

唯一「魔女の宅急便」はいくつかのチャプターを観たが、納得！の高画質。X3のピクチャーモードはナチュラルで十分という色彩の豊かさとノイズの無さ。1989年制作なので音声は幾分ナロウだが声優たちの生き生きとした演技が楽しめる。このクオリティに文句の付けようは無いでしょう。これを観た後に商品紹介CMの「コクリコ坂から」の人物の動きや表情を見てしまうと・・・。(汗)