P12:AVの過去、現在、未来を語る
高津修氏がハイヴィ創刊満30周年に向けてLD vs VHD覇権戦争について語っている。LDの勝利理由を2点挙げているが私的にあと1点付け加えたいと思う。1982年にCDが登場して光ディスクが次世代メディアというイメージが出来上がったことがLDに有利に働いたのが大きいと思う。これに伴いLP(アナログレコード)と同じ針接触方式のVHDは登場と同時に廃れて行くメディアと思われてしまった。
物理的にも心理的にも光ディスクという近未来的な虹色の夢を見させてくれる輝きがLDにはあった。あとパイオニアは早くからCD/LDコンパチブルプレーヤーの開発を表明していたのも巧い作戦だった。
P15:第28回HiViグランプリ
BRONZE Awardの論評の中で山本浩司氏が”AVセンターの市場規模が小さくなっていますが、それと反比例するように機能性は凄いことになっています。”と語っている。枯れたアナログステレオ製品に対しデジタルAV機器は毎年新製品が発売され陳腐化が早い。今までの売り切りではなくハードのアップグレードとかファームウェアの更新サービスを充実させていつ買っても安心という製品作りが求められているのではないかと私は思う。
P53:BDレコーダー6兄弟ガチ対決!
[パナソニック編]としてDMR-BZT9300/830/730/BWT630/530/BRT230を比較試聴いている。
「ヤスの物欲日記出張編」というBZT9300購入レポートが面白い。我が家にはDMR-BW200/BW930/BWT3100があるけど、ヤスさんは毎年購入して古いのはドナドナしているようだ。
「編集後記」によると退役したBWT3000とBZT900のHDDを空けようと毎晩BDムーブを行っているらしい。ホント古いレコーダーのHDD録画番組を高速に新型レコーダーに移す機能を搭載してくれないと買い替えもままならないのですが・・・。
P97:キング・オブ・BDレコーダーはどっちだ!!
BDZ-EX3000とDMR-BZT9300の10番勝負記事だが、ハイレゾ音源再生機能を求めないのであればソニーの方がコストパフォーマンスは高いと思う。
P102:「音」で選ぶ!USB DAC全32機種ランキング2013
20万円以下の結果について藤原陽祐氏が語っているように”オーディオのメジャーブランドが思いのほか苦戦を強いられ、ほとんど無名のメーカー数社が上位に食い込むと言う、波瀾の結末”になっている。RATOC Audio Labには注目しておく必要がありそうだ。
VSV21:12cmDISCの潮流
「Black & White Night/Roy Orbison」が取り上げられている。BD盤は視聴会でも使われていてお馴染みだが、DVD+SACD盤もあり、私もSACDが欲しいのでDVDセットも購入した記憶がある。この記事を読んだらDVD+DVD-A盤まで出ていると知り驚いた。96kHz/24bit収録だそうで音声仕様だけ比較するとBD盤があれば十分なのだがDVD-AとBDはマスタリングが違うようだと書かれていてコレクターやファンには悩みどころだろう。(苦笑)
VSV26:My Favorite Disc Best10 2012
本田雅一氏が「金子三勇士/Miyuji 2012 通常版(SACD+BD)」を選んでいる。通常版初回700枚に無償添付されている3D BDの映像プロデュースを手掛けているそうだ。
諸石幸生氏は『ニーベルングの指環』全曲 ショルティ&ウィーン・フィル(17CD+DVD+ブルーレイ[音声のみ])を上げている。こちらは7000箱限定となっている。
今月号はBDZ-EX3000、DMR-BZT9300、DLA-X95Rの記事が多いのでこれらの機種を検討中の方は見逃せない内容だ。
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