P72:誌面を飾った名スピーカー200選
最新モデルから過去のモデルへとページが構成されているので、このスピーカーは「マラソン試聴会」「東京インターナショナルオーディオショウ」で聴いたことがある…といった最近の経験から、段々思い出話になっていって「懐かしい」という感覚を味わえる。
さすがJBLは取り上げられているモデルが多いが、1970年代から1980年代の日本メーカーの名機達が取り上げられているのが嬉しい。本当に高度経済成長期の日本のオーディオメーカーは勢いがあったと思う力作ばかりだ。
この特集の唯一の不満はTAD-CE1、Pioneer Exclusive 2401twin、Pionner S-F1といったモデルは掲載されているのに何故かS-1EXがないことだ。
P286:世界最高のオーケストラが立ち上げたベルリン・フィル・レコーディングス
「シューマン交響曲全集」「シベリウス交響曲全集」「ベートーヴェン交響曲全集」といった魅力的なパッケージが発売されているが、192kHz/24bitハイレゾ音源のダウンロードコード封入というのは私的にはマイナス点だ。ダウンロードに時間は掛かるし、失敗したら再ダウンロード出来ないしと不便で仕方ない。どうせならBD-ROMメディアに収録してくれれば文句しで買いなのだが。
P307:創刊50周年企画Japan Brand探求
連載第3回はアキュフェーズ、エソテリック、マランツ、TAD、ヤマハといったお馴染みのメーカーの訪問レポートが掲載されている。エソテリックが2004年にティアックから分社独立しているとは知らなかった。東京インターナショナルオーディオショウで藤岡誠氏が「他社の技術者が羨むほどエソテリックは次々とフラグシップモデルを発売している」と言っていたが、Grandiosoシリーズが成功しているのならアベノミクスは効果あったのかもしれない。
P520:松田聖子SACD続編決定
『JAS・音のサロン&カンファレンス』で麻倉 怜士氏が試聴曲として使う時に話していた「金色のリボン」「Touch Me,Seiko」「Snow Garden」SACDは既にこの号で発表されていたのかと今更ながら気付いた次第。売り切れる前に買わなくては。
538ページと毎号分厚いので、機会を見て残りの記事も読んで行こう。
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