特別SACD付録「[Highlights]サー・サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」が好評とのことだ。これを聞いて早速翌日には本屋に寄って本誌を買って来た。こんな時は街の本屋の方が在庫はあるものだ。
付録はハイブリットSACD仕様でSACD Surroundも収録されている。収録曲は以下の5曲で計51分11秒も楽しめる大変お得な付録だ。
[1]/[2] シベリウス :交響曲 第5番 第3楽章 [09:08]
[3]/[4] シューマン:交響曲 第2番 第3楽章 [10:16]
[5]/[6] ベートーヴェン:交響曲 第4番 第1楽章 [11:35]
[7]/[8] ベートーヴェン:交響曲 第6番「田園」 第2楽章 [11:55]
[9]/[10] ベートーヴェン:交響曲 第7番 第4楽章 [08:17]
初めて聴いた時には演奏前にドイツ語の楽曲名ナレーショントラックがあって驚いた。クラシックのMuchi-chソフトはサラウンドチャンネルに収録ホールの残響音を回しコンサート会場で聴いている様な効果を狙ったものが多い。ところがこのディスクはサラウンドチャンネルにもしっかり演奏が振り分けられており目の前でオーケストラの演奏を聴いている様な迫力が味わえる。
本誌P286には付録SACD連動企画として「世界最高のオーケストラが立ち上げたベルリン・フィル・レコーディングス」という記事が掲載されていて、このSACDがPCM192kHz/24bit音源からDSDコンバートされたとある。実際聴いていると演奏時の息遣いまで感じられる様な静けさから、クライマックスの楽器の大音響までハイレゾならではのダイナミックレンジの広さと情報量の多さを聴くことが出来る。
この所毎週末オーディオイベントでハイエンドシステムの音楽を聴いていたが、OPPO BDP-105D JAPAN LIMITED+YAMAHA CX-A5100+MX-A5000+Pionner S-1EX LTD.の組み合わせも「どうしてなかなか負けていないぞ」と思えてくる。オーディオで音楽を聴く快感が味わえる素敵なSACDだ。
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