機器構成はEPSON EH-TW8100W+スクリーン(不明)+AVアンプ(不明)+BDプレーヤー(不明)+スピーカーフォーカル×5本+サブウーファーの5.1chという構成だ。写真を取れなかったので今となっては確認のしようがない。(汗)
視聴ソフトは次の6作品だった。6本目のみ3D上映となった。
1)BD きみに読む物語
2)BD紳士は金髪がお好き
3)BDアラビアのロレンス
4)CD「松任谷由実40周年記念ベストアルバム 日本の恋と、ユーミンと。」から「やさしさに包まれたなら」
5)BD魔女の宅急便
6)3D BD タイタニック
麻倉氏はエプソンの開発担当者を紹介して「彼は映画会社やアバックに務めていたことがあり、エプソン入社後はチームを率いてホームシアタープロジェクターの高画質化を進めてきました。」と語った。
麻倉氏はTW8000から色再現が良くなったと評価して「きみに読む物語」のオープニングの朝日のシーン、ウエディングドレス披露シーン、婚約者のオフィスを訪問するシーンを使いチェックポイントを細かく説明していった。ヒロインが赤系統の服と装飾品で固めているのは彼女の決意を表しているからとの説明があったが、その中で「きっと下着も赤です。」なんて冗談を入れてくるとは面白過ぎる。(笑)
担当者も「『きみに読む物語』は挑戦し甲斐のある映画で何年も掛かってやっと麻倉先生に褒めてもらえるところまで来ました。」と嬉しそうに語った。確かにTW8100Wはヒロインの着ている服装の素材感や同じ赤系統でもわずかな色の違いをちゃんと描き分けていて色再現性は高い様だ。
「アラビアのロレンス」は雑誌記事で50年前の映画とは思えない高画質に蘇ったとの話は読んでいたが、なるほど恐るべき美しさと情報量だ。それをしっかりとスクリーンに描写するEH-TW8100Wも見事だ。
麻倉氏は「Lawrence of Arabia (50th Anniversary Collector's Edition) [Blu-ray] (1962)は日本語字幕付きで64.96ドルで買えます。これ以上言うと商売の邪魔をしてしまいますね。」と笑っていたが、日本の「アラビアのロレンス 製作50周年記念 HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・アニバーサリーBOX (1500セット完全限定生産) [Blu-ray]」の価格が19,800円というのがお気に召さないようだ。(苦笑)
麻倉氏が「ユーミンの4枚組ベスト盤が50万枚売れました。ここで1曲掛けるのは何故でしょう?」とクイズを出したが、その答えは「シュートアウト」に参加していれば簡単に分かる。(笑)
「魔女の宅急便」が手描きセルアニメの筆捌きが感じられる高画質なブルーレイになりましたと説明があり映画の冒頭のシーン、「ルージュの伝言」が流れるタイトルシーン、「やさしさに包まれたなら」が流れるエンドタイトルシーンとたっぷり上映した。音と画は安心のクオリティで地デジ放送版の比ではない。これは自宅で観るのが楽しみだ。
「タイタニック3D」ではTW8000以上の明るさは実感出来るものの、その分3Dメガネのフリッカーが気になってしまうのは昨年同様だ。麻倉氏が「I'm the king of the world!」のシーンの後で上空からタイタニック号の船頭から船尾まで映すシーンがあるが、この場面で間違いがあるとクイズを出題された。
答えは「船頭の甲板に落ちている影と客室部分以降の影の向きが違う。」だった。見直しても答えを言われるまでまったく気づかなかった。(汗) CG製作チームが異なり光源位置情報を間違えたのだろうか?
EH-TW8100WはワイアレスHDトランスミッター採用、レンズシフト量の大きさ、明るさ、価格とライバル機種と比べても優位点が多くHiViベストバイ50万円未満モデル1位も納得だと思った。
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