機器構成はMITSUBISHI LVP-HC8000D+スクリーン(不明)+AVアンプONKYO TX-NR5010+パナソニックBDレコーダーDMR-BZT9300+JBL4319×5本+L8400PBKの5.1chという構成だ。
視聴ソフトは次の7作品だった。4本目から3D上映となった。
1)BD ザ・マペッツ:カラーフィルターの改善で赤の発色が良くなった。
2)BDものすごくうるさくて、ありえないほど近い:カラーホイール4倍/6倍比較
3)BDダークナイト:コントラスト33万対1
4)3D BDアバター3D:汎用3Dメガネ/高速シャッターブラック液晶メガネ比較
5)BD-RバイオハザードIV アフターライフ(WOWOW録画サイドバイサイド盤):
6)3D BD マダガスカル3
7)3D BD美女と野獣:FRC(フレームレートコンバーター)のオン/オフ比較
「ザ・マペッツ」の色鮮やかな画面を観ても不満を感じない色合いだ。
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は今年発売のBDの中で屈指の高画質盤とのこと。堀切日氏は「自分はレインボーノイズが見えないタイプ」と言っており、カラーブレイキングノイズが気になる人は6倍速にすると良いが諧調表現が落ちると説明があった。その差は一目では分からなかったので救済機能になりそうだ。昨年のHC7800Dから私はノイズを認知していないが、それは加齢で動体視力が落ちたのが原因かもしれないという気がしてきた。(冷汗)
私には未見の映画なのに作品タイトルを言ってくれなかったのでメモには「少年と老人のNY見学」といったヒントしか残せなかったが、HiVi12月号の104ページを読んで判明した。なるほど視聴ソフトの定番になりそうだ。
「アバター3D」では汎用3Dメガネから高速シャッターブラック液晶EY-3DGS-80Uに切り替えると映像が明るくなり情報量が増えて立体感も上がった様に見える。汎用品と同等の薄さと軽さになり装着感が良くなった上にブラック液晶なのでメガネに周囲の光景が写り込むことが無くなり快適だ。ちょっとメガネが細身で上下のメガネフレームが視界に入ることだけが残念だ。
堀切日氏は、今年発売の3DソフトのNo.1は「アバター3D」でスクリーン大画面向けに視差角が少しだけ調整されていて立体感が違うと話していた。
サイドバイサイド3Dでも高画質との話で「バイオハザードIV」を観たが、こちらは説明程クリアには思えずちょっとガッカリだった。「マダガスカル3」は3D効果を考えた画面作りと話の展開が面白くソフト購入は決まりだ!(笑)
昨年と同様に「美女と野獣3D」でFRC効果を説明していた。昨年は席の後ろ遠目で見ていたので違いが認識出来ず焦ったが、今年はちゃんと分かり一安心した。(笑) 3Dでジャダーがあるとクロストークと認識してしまうのでこの機能は嬉しい。
HC7800D愛用の堀切氏が「強誘電型液晶メガネはフリッカーが無いので13時間連続して3D映画を観ても疲れない」と保証していた。あの重いメガネを長時間掛けていられる3Dフリークぶりには感心してしまった。(笑)
メーカー担当者から「高速シャッターブラック液晶メガネは福井県鯖江市製で国内では13,000円程するが、米国では200ドルという価格なので家族4人分購入したら大型液晶テレビが買える値段になると不評です。しかもプロジェクターにしか使えないし。」と苦笑していた。だから汎用3Dメガネモードも搭載したのかと納得するエピソードだった。
昨年のLVP-HC7800Dに驚かされただけに、新鮮味は無いがHC8000Dはメガネも軽くなり完成度が上がり魅力がアップしている。3D重視なら買い!と思ったのだが・・・。(昨日の記事に続く)
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