藤戸氏は2000年、2006年、2010年の日経平均株価のグラフを見せて以下の様に説明した。
・ウォール街の格言に「Sell in May and go away.」というものがある。日本もその傾向が強まっている。
・4月冒頭に高値を付けて5月に20%位下落した。これは2004、2005年も同じ傾向だ。
・原因はヘッジファンドの中間期決算が5月にありポジションの巻き戻しが行われるからだ。
・2012年彼らは今まで「円売り日本株買い」を行っている。
・4/27(金)日銀追加緩和策発表が控えているが市場は既に織り込み済みで効果は期待出来ない。
今日4/18(水)の日経平均は202円上昇し9,667円を付けた。欧州債務不安が和らぎ投資家心理がリスクオンになり米国の株高と円安になったことを好感したのが理由だ。これは私にも非常に分かり易い展開だ。
そして今後の展開も非常に納得し易い理由で予想されている。例え5月に下落しなくても今後も確実に欧州不安は再燃するのでリスクオフになり株価は下がるだろう。
ならば確実に利益確定を得るよう投資ルールを決めて少しはリスクテイクしてみようかと考えた。例えば日経平均が3/27(火)に1万0255円の高値を付けたことを参考に、4/26(木)までに1万を超えたら買い、5月に入り8,000円を切ったら売りと言うのは単純明快分かり易くて良いルールだ。
4/12(木)に上場した「銘柄コード:1571 日経インバース指数ETF」が下がると儲かる投資商品と聞いて調べてみた。18日の日経インバース指数ETF価格は5,850円と前日比 –120円となっている。確かに日経平均が上昇したので安くなっている。(笑)
“NEXT FUNDS日経平均インバース・インデックス連動型上場投信(日経インバース指数ETF)は、一般的に長期間の投資には向かず、比較的短期間の市況の値動きを捉えるための投資に向いている金融商品です。”という説明からここ1ヶ月の勝負に向いているようだ。
投信は手数料を確認しておかないと利益が減ってしまう。概要説明によると以下の金額が掛かるようだ。
・購入時:<申込手数料>販売会社が独自に定める額+<信託報酬>年0.84%+<商標使用料等>年率0.063%
・売却時:<換金(解約)手数料>販売会社が独自に定める額+<信託財産留保額>100口につき基準価額に0.05%の率を乗じて得た額
・<ファンドの上場に係る費用>(新規上場時の純資産総額+追加上場時の増加額)に対して、0.007875%+毎年末の純資産総額に対して、最大0.007875%
<ファンドの上場に係る費用>というのがイマイチ分からないので引き続き調べようと思う。(汗)
これからは毎日1571をチェックしていつでも購入出来るように準備しておこう。
【関連リンク】
『やっと登場!株価が下落すると儲かる「ショートETF」』
http://blogos.com/article/36511/
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