12/01(金)1日では全てのブースを見て回れなかったので12/02(土)も出かけてみた。10時過ぎに国際展示場駅に着けばビジネスマンの姿は少なく殆どが私服の一般人がビックサイトに向かっていた。昨日の様子とは大違いだ。
まず昨日行けなかった東7-8ホールへ向かう。昨日は混雑と面白さで冷静さを失っていたようで見学したブースの会社名も把握していなかった。今日はビジネス客が少なく空いていて落ち着いて見学することが出来た。
昨日は稀ににしか見掛けなかった子供さんが結構いたので土曜はお父さんの仕事を家族に見てもらうための家族サービス展示会なのかしれない。
【E7-01:バイバイワールド】ビッグクラッピーとベイビークラッピーというアミューズメントロボットをデモしていた。拍手しながら歌を歌うパーティー盛り上げ役ロボというもので、その能天気さを見ていると可笑しくてつい笑顔になってしまう。高性能な笑い袋みたいで1台くらい妙に欲しくなる。
【E7-03:ヴィストン】ChatGPTを接続したコミュニケーションロボットSota(ソータ)を天使していた。
【E8-15:かながわロボットイノベーション】鉄腕アトムをアイコンとして神奈川の各社が展示していた。
【E7-39:人機一体】JR西日本で運用テストしている零式人機ver.2.0を始めとした人がVRゴーグルとマニピュレーターで操作するロボットシリーズを展示していた。クレーンの先端に上半身だけのロボットが搭載されているのは実用化の現実解みたいだ。
【E7-69:川崎重工業】手術支援ロボットhinotoriの手術デモを見るとブラックジャックもわざわざ現地に出向かなくても自宅から手術が出来る時代が来たと思ってしまう。
自走式ソーシャルロボットNyokkey & FORROの仕事ぶりを見ていると未来的に思えるがその安全重視のスローな動作を見ていると気を長く持たないとロボットと共存出来なさそうだ。
【E4-05:筑波大学モーションコントロール研究室】安価な教育用ロボットを使いトイレ掃除やハンバーガー作りをさせる動作制御を発表していた。センサーを搭載した高価なロボットアームでなくても作業させられるのは凄いらしいが素人である私が見ると動作速度が遅く緩慢に見えてしまい、人がやればもっと早いと思ってしまう。もう少しパワーのあるアームを使った方が良いと思った。
【E2-18:ファナック】自動車を軽々と持ち上げたり、1000kgの部材を持ちながらキビキビ動いたりするロボットアームを見ていると流石ファナックと思う。このパワー、スピード、正確さがあってこそのロボットと言う気がする。
【E2-40:TechShare】Unitree社 4足歩行ロボットGo2とB2のデモが人気だった。特にGo2は手招きを認識し近づいてくるし、手を振れば振りかえす等のアクションが子供たちに大人気だった。ひっくり返っても自力で起き上がるし4本脚でジャンプするし本当に見ていて飽きない。
XD systemsのヒューマノイド2足歩行ロボットのデモは余りに自然に歩いてグッズを客に渡すものだから、中に人が入っているのでは?と疑ってしまう程だ。着ぐるみではないのが信じられないくらいだ。
人とロボットのダーツ勝負はどうコントロールしているのかと見ていたらタブレットから狙う番号と中央から4つのゾーンのどこを狙うかオペレーターが指示している様だった。子供相手だとしっかり負けてあげてアルミ製500mlマイボトルをプレゼントしていた。
色々なデモを見ていると1台のロボットが製品の箱詰めを行うと次工程のロボットが取り出して再びラインに乗せる永久ループで行われるものが多い。まあ1日7時間稼働させるのだから当然のデモだが、もしもロボットに感情があったら「何をやらせているんだ!」と怒りそう、と想像すると可笑しい。
ライトアップされたビックサイト会議棟を見るのは初めてで17時まで楽しく見学して帰宅した。
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