10時過ぎに国際展示場駅に着けばビジネスマンが大勢ビックサイトに向かっておりまるで出社ラッシュみたいだ。そう言えば新木場のりんかい線発券機に長蛇の列が出来ていたのは外国人がロボット展に向かおうとしていたのだろうか?
会場前で入場証のパスケースを配布していた。私はInter BEE 2023でもらったケースを持参し使うつもりでいたが会場内で青いネックストラップは出展社用だったので何かの展示会でもらった透明な白ネックストラップを使うことにした。
来場客はビジネス客ばかりだが稀に学生もいた。会場はCEATEC 2023より混雑しておりCP+2023より少し空いているほどの大変盛況だった。
ビジネス現場では人手不足や「物流・運送業の2024年問題」があり、その解決にロボット導入が必要と考えた社員達が来場してこの盛況さなのだろう。
参考:2023国際ロボット展
https://irex.nikkan.co.jp/
私自身「一般」として仕事上関係ない分野の展示会見学だが、何を見ても物珍しく面白くて見飽きない。物流ロボットの梱包商品の積み上げはブロック組み立て、搬送ローラーはプラレールみたいとついついアミューズメントロボットとして楽しんでしまう。
エプソンブースではロボットアームが「黒ひげ危機一髪」ゲームをプレイしていた。圧力センサーにより必ず最後の1本のナイフで黒ひげが跳ぶようにするし、もう一台のアームはランディングネットを持ち飛んだ黒ひげ達をすくい上げる。まったくお見事だ。
ダーツをプレイするロボットもいるし自動車1台を軽々持ち上げるロボットもいてNHK「魔改造の夜」に出場して欲しいメーカーばかりだ。まず東ホールから見学していたがブース内の説明を行っていれば必ず立ち止まり聞いてしまうので全然先に進まない。
15:00〜16:30 メインステージ(西4ホール)にて「来るべき“現実の宇宙世紀”に向けて-『機動戦士ガンダム』×サステイナブルな未来・イノベーション創出への挑戦」が開催されるので昼休憩後14時半には西ホールへ向かった。
YGFの動くガンダムがロボット技術の向上に貢献した様にガンダムをキーワードに宇宙開発技術開発を進めようというお話だった。当然参加者の殆どがアニメのガンダムの視聴者だ。
最後のビデオトークショーで富野由悠季氏がプロジェクト当初「動くガンダムが自立歩行しジャンプしないのなら止めてしまえ」と怒鳴ったと言っていた。それを技術者たちが無理な理由を説明して富野氏を納得させたそうだ。この仕様を実現するにはどんな技術が必要となるのだろうか?
残り30分で西3-4ホールを見て回った。未来館のケパランというロボットがいたがスマホを向けると認識して笑顔で手を振るという優秀さ。タブレットでも同様の反応をしていたから他のポーズを撮るのが難しいのはある意味困る。(^_^;;
17時終了となり帰宅した。
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