KPFは11/26(日)終了だったが終了18:50直後に新幹線に乗っても4時間41分掛かり終電に間に合わないので観光目的でもう一泊し11/27(月)は一日観光としゃれこんだ。
参考:門司港レトロの観光スポット
https://www.mojiko.info/spot/index.html
一通り門司港レトロを見て回り「旧門司税関」を覗いたら1階は常設の門司税関広報展示室があり押収した偽物商品や密輸麻薬の隠し方模型まで展示されておりなかなか刺激的だ。本当に写真撮影可なのだろうか?
14時半過ぎに2階ギャラリーに上がったら「チャリティ絵画入札会」という有名名画の展示会が行われていた。写真撮影不可だが警備員もいないし高精度な複製品なのだろうかと思いながら見て回っていたら「ムゼッタ/ルイ・イカール」エッチング版と「夜桜/藤城清治」DXリトグラフ版という2点に強く心惹かれた。
参考:ルイ・イカール「ムゼッタ」
https://www.atelier-blanca.com/shopdetail/000000003657/
参考:藤城清治【夜桜】
https://gen-so-ka.com/?pid=164168696
そこに「オークションにご参加しませんか?」と上品な老人に声を掛けられた。各作品に付いているプレートには千円単位で[最低入札価格][参考市場価格]が記載されているので千円単位で落札価格を御記入下さい、と言う。
参考:東日本大地震・コロナ対策医療支援オークション
https://somekichi.com/exhibitions/entry-81.html
旅行中で気持ちが高揚していたからか、美術館巡りして妙に美術感性が高感度になっていたのか「旅の記念に…」等と口走り入札してしまった。今思えば一度冷静になるためこの場を離れるべきだったが15時終了と言っていたので、その機会を作れなかった。
「どうせ落とせないだろうし…」と思いながら美術品素人だから記載されている参考価格を千円単位で切り捨てした価格を記入した。今思えばここは東京銀座ではないのだから入札者も少なく最低入札価格に数万上乗せすれば良かった筈だ。せめてスマホで市場価格を検索すべきだった。
キャンセル不可と説明された時にも金額を変更しなかったし、落札出来ないだろうと思いつつ可能性のある金額を書くという矛盾した行動を取った自分は当時どんな状態だったのだろうかと今冷静に自己分析してもよく分からない…。
帰宅して今更記入した金額に驚き落札できないことを願ったが12/01(金)に2点落札おめでとうの手紙が届いた。税込2点でSONY α9 IIIボディを余裕で買える金額なのですか!?
この金額を振り込んでも良い会社なのか「国税庁法人番号公表サイト」を検索した。ホームページも存在するが福岡県北九州市のギャラリーなのでネット上の評判は不明だ。X(旧Twitter)では毎日新聞小倉報道部が2012年から毎日新聞社会事業団に寄付していると呟いているから売上の一部寄付は事実の様だ。
念のため「株式会社毎日新聞社 西部本社・編集局・報道部」と「小倉北区役所 代表」に電話で問い合わせることにしよう。
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