音楽と映像の日々

「京葉線は風に弱い」って消える魔球かよ！と思わず突っ込みを入れた。「アニメコンテンツエキスポ2012」に参加すると言う目的がいつの間にかどうやって幕張メッセに着くかに変わっていた。(苦笑)

何しろ11:15会場着の予定が西船橋で地下鉄以外は全て強風により運転見合わせになり、11:30に運転再開した総武線各駅で幕張本郷駅まで行きバスで到着したのは12:35頃という冒険になったのだから。私のステージイベントが夕方だったから良かったが、間に合わず泣いた人も大勢出たことだろう。

参加出来たイベントは当然撮影録画録音禁止なので記憶を頼りに内容を記録してみたい。(敬称略)

1) 13:00〜13:40　森谷里美の完パケラジオ　公開録音
　出演は森谷里美とゲストの大須賀純の2名によるラジオ公開録音だ。12:40からの予定だったがゲストが京葉線運転見合わせに巻き込まれ遅刻した為20分遅れで始まった。大須賀は電車が止まったことでスマホのツイッターやメールを駆使して交通手段を調べて何とか着いたとのことだ。

『カレーまつり』で共演するとのことでカレーに関する話題に終始したトークだったが、『まつり』の為に内容を押さえているとのことだ。

大須賀は週刊ヤングジャンプ連載コミック「華麗なる食卓」の大ファンで全巻初版本を購入しておりレシピ本を見て作って食べるのが楽しみと言っていた。とにかくカレーが大好きで3日連続カレーでも問題なく、カレーの美味しい店を教えるのは簡単なこと語っていた。料理するのは好きだが包丁で切ることだけは苦手とのことだ。

春のラジ館まつり2012『カレーまつり』は4/21(土),22(日)11:00〜19:00に開催される。大須賀は「同時にラジ館STATION開局記念『秋葉原声優まつり』が行われていますが、私達に会えるのはカレーの方です」と笑って注意していた。

2) 14:00〜14:30　「図書館戦争　革命のつばさ」トークショー
　出演は浜名孝行監督、渡邊隆史プロデューサー、原作者有川浩の担当編集者の3名で、6/16(土)より公開される劇場アニメ「図書館戦争　革命のつばさ」のトークショーが行われた。

プロデューサーが京葉線運転見合わせで20分遅刻して登場すると言うハプニングがあり、その代打として担当編集者が急遽壇上に登って話を進めていた。「11時には会社を出のですが」と言いながらプロデューサーが到着してから一気に話のテンポが良くなった。

劇場で公開されている予告編と、それとは別の最新プロモーション・ビデオの2本が上映された。昨日届いたばかりでまだ監督も見ていないバージョンとのことだ。

監督は「テレビ版図書館戦争が全12話で原作消化不足の感があり続きをやりたいと思っていて4年、いい具合に熟成した状態で劇場版の話が来た。当時はまだ新人だった声優の皆さんも今は第一線で活躍するようになって忙しい中、オリジナルキャストが集まり制作することが出来た。」と語った。

「図書館戦争」では本を守ると言う設定だったものが今回「図書館革命」で作者を守ると変わった点を聞かれた監督は「人に変わって特に困った点はありませんでした」とサラリと答えていた。

映画に登場する当麻 蔵人(声：イッセー尾形)は作家トム・クランシーをもじって命名しているので読む時のアクセントはそれに準じているそうだ。2011年1月頃この企画が持ち上がり、原作では原発テロで物語が始まるのだが3.11がありこの扱いをどうするか議論した結果「図書館戦争」は”主人公らの恋愛を描く”というテーマが基本と決まったと語っていた。

3) 16:00〜16:30　「夏色キセキ」
　出演者は寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、水島監督とMCニッポン放送アナウンサーでこの4月から放送される「夏色キセキ」のトークショーが行われた。「Sphere-スフィア-」をモデルにした主人公たち4人の紹介、OP曲「Non stop road」フルコーラス1曲ライブ、お別れの挨拶というあっという間の30分だった。

この4名の名前を見て”スフィア”を思い出さないとは我ながら間が抜けている。新作アニメながらかなりの競争率だった筈だ。良く当選したものだと今更ながら自分の幸運に気付かされる会場の盛り上がり様だった。