BS11にて7/7(日)24:30から放送が始まった『ファンタジスタドール』はACE2013でステージを見学して注目していた1本だ。3/31(日)に【速報版】を書きながら詳細版を書き忘れていたので今回まとめたいと思う。
13/03/30(土) 12:00〜12:40 ファンタジスタドール
出演は司会吉田尚記、谷口悟朗クリエイティブプロデューサー、東映アニメーションの女性スタッフ、大橋綾香(ヒロイン鵜野うずめ役)の4名。
谷口プロデューサーが企画したオリジナル少女アニメで、ストーリーは王道もの。うずめがカードからドールを呼び出し、人助けをするお決まりの話構成を取り、幅広い視聴者層を狙うと言う。その分飽きが来ない様フェチ成分を加える為『そらのおとしもの』の斉藤久監督と『謎の彼女X』のフッズエンタテインメントにアニメーション制作を依頼したそうだ。
「ヒットは出資者への当然の義務」と語る『コードギアス』の谷口氏と『そらおと』の斉藤監督が往年の定番少女向けアニメを制作して『魔法の天使クリィミーマミ』や『魔法のプリンセス ミンキーモモ』以上の人気を目指すと言う。
キャラクターデザイン担当「Anmi」はこの3月大学を卒業したばかりの新人で毎週大量のスケッチを提出させている。その上漫画連載も始めるそうで、谷口氏は「いつかこのスケッチを整理して原画集でも出版してあげないと可哀想だ」と語った。
谷口氏が声優オーディションには出席しないのはルックスや顔見知りと言う必要ない情報で人選を誤らない為と言う。デモテープから大橋さんを選んだのはヒロインとして凛とした芯の強さを感じさせる声を持っているからで、これは生まれつき持った才能だと褒めた。
大橋さんはうずめが着る制服姿で登場し、このコスチュームを大変気に入っていると話した。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』で予想を裏切る驚きの展開で視聴者を魅了した谷口氏が定番少女アニメ!?ということで注目していたが、ターゲットは大きなお友達の様で放送時間は土日の朝ではなかった。(苦笑)
第1話「うずめうずうず 忍び寄る怪しい影?」を観る限り、新鮮さや目が離せなくなる様な作品の吸引力は感じられず、良くある可愛い女の子キャラが大人数出てくるアニメの中の1本でしかないと思った。どこにフェチ成分があったのだろう。お風呂シーンか?(笑)
ステージの話からハートフルストーリーアニメと思って観ていたら、開始早々相手のカード狙いでマスター同士がドールを使い戦い始めてしまい違和感があった。世界観の説明もありドール達も既に全員揃っている状態の分かり易さは土日朝の子供向けアニメのようだ。タキシード仮面みたいな「ラフレシアの君」が登場したのだから一層そう思ってしまう。
期待が大きかっただけに少々肩透かしを食らった感じだが、今後化けてくれるのだろうか。もう少し様子をみたい。
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