ということで3/26(月)会社帰りに交換してきた。販売員が床に置いてあった段ボール箱の中から2冊取り出してきたが、まだまだ在庫がたくさんあった。
結構コストを掛けていると聞いていたが確かにポリエチレン製のしっかりした表紙に透明ポストカードフォルダが20枚分ありキャラクター商品として300円前後で売っていても問題ない品質だ。記念乗車券を6枚入れてもあと14枚も空いていて寂しい限りだ。もしかしてこれは第二弾への布石なのだろうか?(笑)
成功すれば第二弾もあっただろうが3/18(日)時点で多くて3900枚弱の販売数では次の企画も中止になる恐れがある。では何故失敗したのだろうか。
1)販売数が1万枚と多過ぎた。 -> 私的には売り切れを心配せず都合の良い日に旅に出られて良かったが、商売的には少な目の数で客の購入を急がせるべきだったのだろう。
2)販売時期が悪かった。 -> 乗客の少ない時期に乗ってもらいたいという鉄道会社の意図がみえみえの1/21(金)から3/31(土)までは観光シーズンではなく「○○のついでに買う」といった販売が進まなかった。初詣時期に売り出していたら何枚消化出来たのか興味が尽きない。
3)オワコンだった? -> 西武鉄道が昨年9月、10月と記念乗車券を発売した時には『超平和バスターズの秘密基地「あの花」SHOP』が開催されていたり龍勢祭りが行われたりとマルチな展開で盛り上っていた。だが今回は鉄道会社2社のみのイベントになってしまった。秩父で『秘密基地』を再現してあれば少しは客足が伸びたのではないか。
4)電車賃と時間のコストパフォーマンスが悪い。 -> 春日部駅から羽生駅まで450円32分、羽生駅から秩父駅まで920円97分と片道だけでこれだけの時間とお金が掛かる。実際途中下車して記念乗車券を買うので電車の接続も悪くなりもっと時間を取られる。
私の場合行きは3時間10分、帰りは2時間30分掛かった。帰りが速いのは特急で一気に秩父から熊谷まで行けたのが大きい。この場合特急券200円が加算されるのだが。(苦笑) 東武東上線接続だから寄居駅販売にしたのだろうが販売数が一番少ないことからも途中下車が不便ということだ。次回があれば客の利便性を考えて熊谷駅にして欲しい。
3/23(金)放送のWBSにはJR九州の唐池恒二社長が出演して「Live in九州」と称して「JR博多シティ」「A列車で行こう(天草)」「フェリー天草宝島ライン」等が紹介された。やはり集客にはそれなりのコストを掛けて地元を巻き込んだ環境作りが大切のようだ。
「合同記念乗車券」に興味のある人はあと1日あるので行かずに後悔するなら行って後悔しましょう。(爆)
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