オーディオ評論家の講演が聞けるということでドイツのquadral AURUM VULKAN VIIIの試聴会に参加した。
機器構成は以下の通り。
1)quadral AURUM VULKAN VIII(ペア税込210万)
2)ラックスマン SACDプレーヤーD-08(税込95万)
3)ラックスマン コントロールアンプC-800f(税込105万)
4)ラックスマン ステレオパワーアンプM-800A(税込105万)
藤岡氏は冒頭から「PCオーディオなんて売るものが無くなったメーカーの商売ネタです。私は手を出しません。」と一刀両断。このショウ参加の会社半分を敵に回すような爆弾発言が出て思わずメーカー担当者の顔色を見てしまった。(冷汗)
「音楽の三要素はメロディとリズムとハーモニーです。これはスピーカーで聴かないと味わえない。ヘッドフォンで逆位相の音楽を聴いてご覧なさい。聞き分けられないでしょ」と昨今の流行に背を向けた骨のある発言が続きなかなか楽しく話を聞かせてもらった。
試聴曲はちゃんと曲名を紹介してもらえなかったようでメモに残っていないので忘れたが、「ガラスCDにして良い音楽とそうでないものがあるんです。AKB48の曲をガラスCDにしても誰も買わないでしょ」と言い森山良子デビュー45周年記念アルバム「日付けのないカレンダー」のガラスCDを掛けてくれたことは憶えている。
「いやAKB48総選挙投票用紙を100枚同梱すればヘタなガラスCDより数多く売れるぞ」と思わず秋元康氏みたいなことを考えてしまった。是非試して欲しい企画だ。(爆)
肝心の音はリボントゥイーターとミッドレンジの音の繋がりが気になったものの、キャビネットに斜めに取り付けられている低音に癖は無くオール・ラクスマン8シリーズの音楽性の高さもあり楽しく聴けた。
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