”置く” 派の意見として以下のものがある。
1)音楽と効果音がボーカルや台詞に被らないのでクリアに聴くことが出来る。
2)ファントム・センターでは画面サイズや視聴位置によって中抜けを起こすことがある。
3)センターchの音を左右のchに振り分ける処理が入るので音質が劣化する。
”置かない”派の意見として以下のものがある。
1)センタースピーカーを置くとボーカルや台詞が画面下から聞こえて違和感がある。
2)安いセンタースピーカーを置くよりその予算をフロントスピーカー当てた方が音質を良く出来る。
3)フロントスピーカーの音色に合うセンターがない。
この問題の解決方法として”音響透過型(サウンド)スクリーン”の導入があるが一般的なスクリーンに比べて選択肢が少ない、価格が高い等の幾つかの考慮すべき点があるようだ。ただこの2点がクリア出来れば映画館と同じ音と映像の一体感が楽しめるとのことだ。
私は2002年7月にパイオニアVSA-AX10とソニー グランドベガ KDF-60HD800を購入して6.0chで映画を楽しんでいた。3年経過してやはりサラウンドチャンネル数に合ったスピーカー本数で再生したいと2005年7月にセンタースピーカーS-A77VTを導入した。
付属の床置きスタンドを利用してスピーカーが視聴位置を向くよう仰角を付けて置いたが、下から聞こえてしまうのは誤魔化し様もなかった。この点はアンチセンターSP派の意見を認めざる終えない。しかも10/06(木)の記事に書いたように床面から上げて置かないと音質的にかなりマイナスであると気付いていなかった点はお恥ずかしいばかりだ。
2009年からはS-7EX+CP-7EXコンビがセンターを受け持つようになり大きく音質がアップした。音色と位相がフロントスピーカーと合い理想的なフロント構成だと思う。まだ声はスクリーン下に引っ張られるがこれは脳内補正で対応出来る範囲だ。(笑)
私の結論はセンタースピーカー”あり”なのだが画面サイズやスピーカーの置き場、フロントスピーカーの種類など人によってこの結論は異なるのだろう。
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