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2022年12月06日

国立科学博物館 特別展「毒」は『フランケンシュタインの誘惑』を視聴すれば理解度アップ!?

22/11/26(土)丸の内で開催された「着せ恋」イベントへ行くついでの時間調整として近場のイベントを検索した時に面白そうと国立科学博物館 特別展「毒」の前売券を買った。ところが当日に葬式がありチケットのキャンセルが不可だったので日にちを変更し12/01(木)に特別展「毒」に行った。

参考:特別展「毒」
 https://www.dokuten.jp/ 


前回18/05/04(金)の特別展「人体 −神秘への挑戦−」はコロナ禍前だったのでかなり混雑していて展示物に近づいて解説を読むのにも苦労したが、今回は予約制で人数制限されていたのでじっくり展示物を見て回ることが出来た。この特別展に来るだけあって展示されている虫や蛇を怖がる子供や女性はいないようだった。

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私は知らなかったのだがこの特別展は『秘密結社 鷹の爪』とコラボしており団員がナビゲーターとして活躍している。もうひとつ『薬屋のひとりごと』ともコラボしており新規イラストの入場記念ステッカーシールが配られていた。

会場内は撮影可能だが上映されている動画は撮影不可だった。ただしアヘンの原料となるアツミゲシと大麻の原料となるアサの花模型は撮影禁止で近くに係員が立っていた。ネットを検索すれば麻薬の材料となる花の写真は結構見つかるが、博物館の展示物の写真を使われるのは問題になるらしくネット炎上に対する神経質ぶりには気の毒なくらいだ。

ハブ、オオスズメバチ、イラガの幼虫の拡大模型も展示されており見どころが多い「第3章 毒と進化」は進化の過程で生物が毒を得たと言うのが信じられないくらい巧みに攻防に使用しており感心するばかり。

ちなみに私は子供の頃に自分の不注意でアシナガバチやイラガの幼虫に何回も刺されているので大人になった今でも見掛けたら駆逐したくなる。(^_^;;

「第4章 毒と人間」コーナーではNHK BSプレミアム『フランケンシュタインの誘惑』で放送された「DDT」の噴霧器と「化学者フリッツ・ハーバー」の毒ガスが取り上げられていた。視聴していたので納得の展示物だ。

参考:「DDT 奇跡の薬か? 死の薬か?」
 https://www.nhk.jp/p/ts/11Q1LRN1R3/episode/te/VPGL643Y32/ 


参考:「愛と憎しみの錬金術 毒ガス」
 https://www.dokuten.jp// 


10時に入場し特別展を見終わったら12時を過ぎていた。大変面白かったが情報量が多く少々疲れた特別展だった。

2022年12月05日

Nスペと連動?国立科学博物館日本館1階で企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」開催中!

22/12/04(日)21時NHK総合でNスペ「ワイルドファイア 〜人類vs.森林火災〜」が放送された。アメリカ・カリフォルニアの消防隊に密着した山火事消火のドキュメンタリーだ。

参考:「ワイルドファイア 〜人類vs.森林火災〜」
 https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/LRLNQ5KJM8/ 


国立科学博物館の特別展「毒」に行ったついでに前回18/05/04(金)の特別展「人体 −神秘への挑戦−」の時には見て回れなかった日本館に行ったら丁度1階企画展示室で企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」が開催されていた。特に興味は無かったが入場料2,000円を有効活用しようとしっかり見学してきた。

参考:企画展「ワイルド・ファイヤー:火の自然史」
 https://www.kahaku.go.jp/event/2022/11wildfire/ 


私は展示内容を地球温暖化の異常気象で山火事が増えているというお決まりの内容だろうと予想していたら、それはほんの一部でもっと奥深い学術的な物で大変興味深く面白かった。

山火事の高熱で植物が燃えると細胞壁が残り化石化する。地層からその炭を発掘することで当時の植物の種類と成長具合、山火事発生回数が分かると言う。植物が海から陸に進出し大気に酸素が増えたことで山火事が起こるようになった。その時代の気候や酸素濃度を教えてくれるそうだ。

植物大繁栄により酸素濃度が高くなると山火事が大量発生する様になり、その過程で火の高熱に焼かれないと種を飛ばさない樹木や焼かれた樹木に集まる昆虫が登場し進化してきた、との説明には生物の逞しさと進化の不思議さを実感する。

展示最後で、過去の歴史から現代の酸素濃度では山火事発生は多くない筈なのに、ここ数年の被害の大きさは人類による気候変動が原因だろうと締めくくられていた。

炭は単なる燃えカスのだと思っていたのに、これだけの情報が詰まっていると気づき探求する科学者の好奇心と努力に頭が下がる展示内容だった。地球の歴史や生物進化にも関わる内容で特別展「毒」へ行ったついでに見学することをお勧めする。

2022年12月04日

23/03/31(金)13:59サービス終了の『咲う アルスノトリア』Android版で異常終了発生中!

22/10/31(月)に『咲う アルスノトリア』が23/03/31(金)13:59にサービス終了するとの発表があった。

アルスノトリアを含め魅力的なキャラクターは多いが、サービス終了の原因として私は以下の遊びにくさを指摘したい。

 1)クエストに「同行者」を選択しようとしても必要なギフト持ち、属性、Lv.を指定出来ず役立たないことが多い。
 2)オートバトルは縦画面でキャラが小さく折角のアニメーションが映えない。
 3)[シジルリセット]とバトルの[Auto/Manual]ボタンが画面中央にあり、誤って触れてしまい気づかず切り替わることがある。
 4)クエスト難易度ハード以上で騎士に遭遇するとゲームオーバーになり周回に邪魔過ぎる。
 5)再起動で「ARAGAIフェスティバル」が開始されたが専用のパーティ枠がなくメンバー選択条件が分かり難く参加しづらい。
 6)メンテナンス情報はユーザーが「お知らせ」を見て自分で把握する必要がありメンテ時間が長い。

そんなマイナス点に加え22/11/17(木)のアップデートでiOS版が、
 1)「迎典」を行う。
 2)クエストで騎士に遭遇してゲームオーバーになる。
 3)連続防除クエストを1回でもクリアした後に周回3と指定して実行する。
等幾つかの条件で異常終了するようになった。不便ではあるが、もうサ終が決まっているからバグ修正は行われないだろうと悟っていた。

参考:11/30 メンテナンス終了のお知らせ
 https://www.arsnotoria.jp/news/2022-11-30-50883/ 


ところが22/11/30(水)のアップデートで「課金停止」と同時にiOS版の修正が行われたようで落ちなくなった。これで安心してあと4ヶ月プレイ出来ると思ったら今度はアンドロイド版が異常終了する。

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しかもゲームをバックグランドにしたり、プレイ中に省エネモードに入ったりするだけで落ちてしまう。その都度起動しなければならず面倒臭さはiOS版の比ではない。落とさないよう集中してプレイしなくてはならずなかなかハードだ。(^_^;;

さすがにこれは早く修正してもらいたいが、サ終モードだから2週間程待たされそうで困りながらプレイしている自分に呆れている。(^_^;;

2022年12月03日

『コミックマーケット101 [2022年冬]』チケット抽選販売に申し込んでみた

22/12/01(木)13:00から2022年冬のコミックマーケット101「午前入場チケット」抽選販売(一次)申し込みが始まった。忘れないうちにとチケットペイに申し込んでおいた。C100チケットの購入金額は2,330円だったがC101は1,830円と500円値下げと良心的だ。

参考:コミックマーケット101チケット販売について
 https://www.comiket.co.jp/info-a/C101/C101EntryTicket2.html 


昨年末21/12/30(木)〜12/31(金)の『新・コミックマーケット99』は1日5.5万人参加規模の開催で、私が当選したのは12/30(木)の1日だけと、過去の参加人数から計算すると競争率は4倍弱だったと考えられる。

今年22/08/13(土)〜08/14(日)の『コミックマーケット100』は1日8.5万人参加規模の開催で私は両日ともに当選したので競争率は2倍弱と下がった計算になる。当初来場予定9万人と言っていたから人数減は初日の台風やチケット料金が影響した可能性がある。

今回C101は1日9万人参加規模の開催とのことだから競争率は2倍弱だが若干下がるかもしれない。

C100と同じ「午前入場チケット」に申し込むのだが、今回入場口が[東][西][南]と3種類に分かれている。前回は[東][西南]と2種類だけだった。どんな違いがあるのか気になるが、たぶんに待機列が長くならないように3か所に分けたのだろう。そう考えるとどの方位でも問題なさそうだ。

過去の事例から複数申し込んでも1種類しか当選しなさそうだし今回は倍率も考慮し[南]1か所狙いで両日申し込んだ。これでハズレたら涙目だがこれも今年最後の運試しだ。(^_^)

2022年12月02日

ホームシアターの耐震・防音・迷光対策アクセサリーにもなると思い黒いヨガマットを購入してみた

テレビを点けても面白い番組が放送されていない時はBS231またはBS232の『放送大学』で私の興味を引く講義が放送されていないか確認する様にしている。

大学と言いながらお堅く難しい講義ばかりではなく、私の観点では趣味性が強いと思われる番組も幾つか放送されている。そのひとつが『筋トレ アカデミア』だ。

参考:筋トレ アカデミア
 https://bangumi.ouj.ac.jp/v4/bslife/detail/01C39001.html 


脚の筋トレはイングレスで歩き回るという有酸素運動しているので十分だと思っているが、上半身は鍛えられていない。そう思うとこの『筋トレ アカデミア』が役立つ。

ただリビングのフローリングに何もひかないと床に骨が当たり痛くて長続きしない。もっとやる気を出すためにもヨガマット購入を検討し始めた。

その耐震・防音効果を聞いたらオーディオやホームシアターのアクセサリーにもなる気がしてきた。スピーカー前にひいて置けば大きな音で音楽を再生したり、サブウーファーから重低音が響いたりした時の床鳴りを押さえてくれるし、床からの反射音を吸収してくれるだろう。

マットの色をブラックにすればスクリーンからの迷光対策にもなる。実用性があり音質と画質向上にも役立つ一石二鳥なアクセサリーだ。しかも参入メーカーが多いから良心的な価格帯だ。

標準的なヨガマットのサイズは幅広 60cm x 180cm 厚め 10mm前後だが大きい方が動きのあるトレーニング時に安心だし、アクセサリーとしての効果が高いだろうと大きめを探してみた。素材はTPE(熱可塑性エラストマー)の方が耐久性はあり臭くないようだ。

幾つかのブランドを検討し「YUREN ヨガマット 幅広 90cm x 195cm 厚め 10mm TPE エクササイズマット フィットネスマット トレーニングマット 耐久 無害 男女兼用 収納バッグ 収納バンド付き」を購入することに決めた。

価格を比較するとヨドバシでは扱いなし、アマゾンでは5,684円(57ポイント)だ。12/01(木)は「ワンダフルデー」で楽天市場 YUREN公式ショップでは8% OFFクーポンがありポイント+4倍UPも付いた。結果5,162円(680ポイント)で購入することが出来た。

届いたらその二鳥効果を試すことにしよう。

2022年12月01日

22/12/01(木)でアマゾンブラックフライデーは終了!4K UHD BD BOXを買う?買わない?

22/11/25(金)から12/01(木)の7日間アマゾンブラックフライデーが開催されている。特売に踊らされて必要ない物まで買ってしまわないようAmazonサイトに近づかないようにしていたがGoogle Discoverがこのニュースを何回も表示するものだからつい踏んでしまった。

「スター・ウォーズ スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray]」が安い、とか書かれていたのでつい気になって見てしまった。「SW BD BOX [Episode 1〜6]」は購入済みだしどうしようかと迷っていたら限定数が売れてしまい通常割引率に戻ってしまった。(^_^;;

コロナ禍でこの3年間ホームシアター関連のイベントが中止になりイベントでUHD BDを視聴する機会がないものだから最近UHD BDを殆ど購入していない。実際NCボックス #30にBDを、NCボックス #11にCDを詰め替えてみるとその傾向が見て取れる。

過去に購入したCDとBDを見ていると導入したハードの記憶が色々と蘇ってくる。

2008年09月にS-1EX-LTDを購入したことで高音質盤のCDが増えて行った。この頃クラシックCDで初回盤がGOLD仕様というものが結構あった。

2009年6月にDENON DVD-A1XV(A)を購入したことでDVD-A、SACD Multi-chディスクを買い込み始めた。LINNレコードのサンプラーシリーズが殆ど揃っていて、当時の自分が意地になって買い集めていたことに呆れるくらいだ。

2010年12月にJVC DLA-X3B+3Dエミッター+3D眼鏡2本を購入してから3D BDを買い始め、2013年12月にSONY VPL-VW500ESに買い替えてから一気に3D BDを買い込みだした。NCボックス #30に入れ替えたら1箱に収まらず、こんなに買っていたのかと今更ながら驚いた。

2018年12月にVPL-VW255とPanasonic DMR-SCZ2060を購入したことで4K UHD BDを購入し始めたが、こちらはNHK BS4Kで満足していたのか余りソフトを購入しないで済んでいる。

2022年8月にDMR-ZR1を購入したが前述通りコロナ禍の影響もあり4K UHD BDは余り増えていない。アマゾンブラックフライデーで見ていると、
 「ランボー・トリロジー 4K Ultra HD Blu-ray BOX (6枚組)」
 「ハリー・ポッター フィルムコレクション Blu-ray & 4K ULTRA HD (16枚組)」
 「ホビット トリロジー・フィルムコレクション(4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター ブルーレイセット) (12枚組)」
 「ゴッドファーザー トリロジー 50th アニバーサリー 4K Ultra HD+ブルーレイセット[4K ULTRA HD + Blu-ray]」
等も安い。

NCボックスに入れ替えていて、私の場合「購入していつでも観られる」≒「いつまで経っても観ない」だと改めて思った。本当にこの積み癖はLDの時から治らない病だ。(>_<)

あと何箱NCボックス#30と#11を購入しなければならないのかと思うと商品をカートに入れる気が無くなった…。

2022年11月30日

保管用に「収納ボックス NCボックス #30」を購入してBD-BOXを詰め込んでみた

昔石丸電気等のソフト館でBlu-ray Discを購入するとカラーボックスに並べていたがサイズが合わず空いた上に重ねたりBDの前に別のBDを置いたりとサイズ的に収納性が悪い。

アマゾン等の通販で購入する様になるとBDの枚数は一段と増え、邪魔なので送られて来たアマゾンの段ボール箱にそのまま保管して箱積みするようになった。見た目は悪いし虫がわくと言われているが何といっても無料だし一応収納性は良くなった。(^_^;;

段ボールの問題は耐久性と中に入っているBDタイトルが分からないことだ。一応「アニメ」「洋画」「音楽」「3D」とジャンル分けしてもどのタイトルが入っているか記憶が薄れそのうち分からなくなる。

コロナ禍で3年ほどホームシアター関連のイベントが中止となりULTRA HD Blu-ray Discを買う枚数も減って来たがDMR-ZR1導入で久しぶりにUHD BDを視聴しようと思い、探し出すには幾つもの段ボール箱を開ける必要はあるしホコリが舞う。

さすがにこれは不便過ぎると保管用のボックスを購入しようと探したところ、透明・バックル付蓋式・持ち手有・積重ね可能で10種類以上のサイズが選べる収納ボックスを見つけた。

標準的なBDケースはW170×D14×H134mmだがCDと異なりBD BOXが多くサイズはまちまちなので個人的に「メイドインアビス」BD BOXシリーズのサイズW178×D34×H148mmを基準に内寸を確認したところ「JEJアステージ 収納ボックス NCボックス #30」内寸(約)W277×D619×H155mmがお誂え向きのボックスと判明した。

「NCボックス #30」もヨドバシカメラにて税込1,680円と168ポイントでまずは1個購入した。22/11/23(水)届いたのでCDの次に段ボールのBDを入れ替えてみた。クリアなので期待通りジャケットとタイトルは蓋をしていても判読可能で希望のBDがすぐに見つかる。

UHD BDといった高画質盤から3D BD盤、最近購入して手元にあったものを入れて行った。「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」の「ウマ箱2」は縦長い馬面サイズなので入らないのは困りもの。(^_^;;

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「小林さんちのメイドラゴン」は輸入盤を買ったことをすっかり忘れていて日本版BOXも購入してしまったが、京アニ再建へのお布施と思えば問題ない。

「メイドインアビス」BD BOXシリーズは背にはタイトル「MADE IN ABYSS」しかなくTVシリーズ/劇場版といったサブタイトルがないことに今回初めて気づいた。今では『俺妹』高坂桐乃が『星くず☆うぃっちメルル』ビデオコレクションを揃えた気持ちが良く分かり、ファンとしてTV一期の輸入盤も購入した。(^_^)

なお輸入盤には「Amazonプライムビデオ製作キャスト出演映像収録DVD(SOUND IN ABYSS 01/02)」が収録されているので【Amazon.co.jp限定】メイドインアビス BD BOX 全巻購入特典付きの購入に大騒ぎした2017年11月は良い思い出だ…。

D619mmなので標準BDケースなら44枚入る計算になるが実際はBOXが多く26箱、W99mmの隙間に6枚ずつ18枚、H7mmの隙間に何も入れなければピッタリ蓋を閉められる。今回は「メイドインアビス」OSTのCD8枚を詰め込んでみたが、このサイズだから重くて持ち運びは腰を痛めないよう気合を入れる必要がある。

実はCD保管用にもこの#30はサイズがピッタリで#11よりコスパが良いのだが、大き過ぎてCDをぎっしり詰め込んだら重くて移動に苦労すると予想し#11にした経緯があるので本当にその通りになった。重量は計っていないがCDを詰め込んだ#11の3.5箱くらいの重さがある。(>_<)

再オーダーして次々と5段ずつスタックしていきたいが、あと幾つ必要になるのだろうか?一気に大量購入しても場所を取るだけだし2箱ずつ購入していこう。

2022年11月29日

Inter BEE 2022で「NHKテクノロジーズ」のイマーシブオーディオ制作・配信サービスを見てきた

22/11/17(木)国際放送機器展 Inter BEE 2022へ行った。【5116:レスターコミュニケーションズ/タックシステム】ブースで予定外にDolby Atmosセミナーを3つも聴講してしまい他のブースの見学時間が残り30分となってしまった。

急いでホール7と8へ向かい7416/7415:ソニーマーケティング、8116:NHK/JEITA、8114:NHKエンタープライズ等を見学した。NHKブースには特別展「国宝展」開催で東京国立博物館に導入された8K 3DCG ARモニターが展示されており操作することが出来た。

【8115:NHKテクノロジーズ】
「MPEG-H 3D Audioを用いた制作・配信の一体的サービス展開」と言うパネル説明があり、22.2ch配信コンテンツを受信場所のスピーカーレイアウトに合う立体音響フォーマットにリアルタイム変換して再生するそうだ。

まるでDMR-ZR1の22.2ch音声Dolby Atmos変換出力機能の様だがPanasonicは共同開発に参画していない。"超"身近に体感との謳い文句だが家庭への導入はまだ考慮されていないようなのでDMR-ZR1の身近さには敵わないシステムだ。

221129a.jpg

別コーナーでは8K 3DCG ARモニターに映し出された国宝陶磁器をブラックボックス内の陶器を両手で触ることで操作できるという体験コーナーがあった。中に何が入っているのかと横からボックス内を覗いてみたら真っ白な模造陶磁器だった。ユーザーインターフェースを実際の陶磁器にしたことで一体感が生じ、まるで本物を触っている様な気分になれそうだ。(^_^;;

参考:「伝説のコンサート」
 https://www.nhk.jp/p/ts/KZ1WX2427V/list/ 


他にはNTSCビデオ収録映像4Kリマスターサービス紹介コーナーもあった。最近NHK BS4Kで「伝説のコンサート」シリーズが放送されているが、その最新技術がこれだったのかと見学した。実際のところ家の100インチで見ると解像感がなく残念画質と思うが、走査線数525本/30iを破綻させず4K/60pで映せることは凄いのだろう。

ここで閉幕時間17:30となってしまい帰路に就いた。まだまだ見ていないブースがあり11/18(金)も行きたかったが「令和4年埼玉県赤十字大会」参加予定が決まっており残念だ。11/16(水)開幕後に気づいたので仕方ないが来年は忘れずに初日から行くことにしよう。

2022年11月28日

Inter BEE 2022で「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」空間オーディオ対応の話を聞いてきた

22/11/17(木)国際放送機器展 Inter BEE 2022へ行った。5116ブースのDolby Atmosセミナーが面白く引き続き参加していた。

【5116:レスターコミュニケーションズ/タックシステム】
 16:00〜17:00「Dolby Atmosミュージック制作事例 ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」講師:プロデューサー/ミックスエンジニアのGoh Hotoda氏からDolby Atmosミュージック制作裏話を聞くことが出来た。

自宅にスタジオを作る際にモニタースピーカーとしてGENELEC SAMコンパクト・スタジオ・モニターシリーズを導入した。決め手はGenelec Loudspeaker Managerソフトウェアにより自動キャリブレーションを実行出来るからだ。

当初初は7.1.4chで構成したがフロントワイドスピーカーがあると作業が捗ると気づき9.1.4chに変更した。フロントワイドスピーカーを吊り下げる金具は知人に制作してもらい、スピーカーケーブルはパイプの中を通しスタジオ内がスッキリ見える様に工夫している。

「空間オーディオ」には当初から興味を持っていて関係者への啓蒙活動を続けていたらApple Musicでユーミンの楽曲を「空間オーディオ」配信することになった。

「50周年記念ベストアルバム」は今年6月末まで収録50曲が確定せず7月から9月の3カ月でDolby Atmosミュージック化して22/10/04(火)の配信に間に合わせた。

2ch再生だと演奏にマスキングされて気づかなかったが、アトモスだとセンター・スピーカーからボーカルが単独で聴こえるのでリップノイズが気になりひとつずつPro Toolsで消していった。

「春よ、来い」ではトレモロ奏法のメロディはサイドから流さないように配置した。「リフレインが叫んでいる」冒頭の効果音は空間オーディオのためにある様な音なので楽しく作業した。

現在は矢沢永吉130曲の空間オーディオリマスタリングを行っているところだ。

参考:最新のサウンドに懐かしさがにじむ松任谷由実のベストアルバム『ユーミン万歳!』
 https://news.yahoo.co.jp/articles/8e67a0d90d908c50fef7f86ff772682f62fd741c 


Dolby Atmosブースでは「真夏の夜の夢」「春よ、来い」「リフレインが叫んでいる」「中央フリーウェイ」「Call me back」の5曲を試聴することが出来た。

22/10/29(土)「2022東京インターナショナルオーディオショウ」DENONブースAVR AVC-A1Hの9.4.6chサウンドデモには「陰りゆく部屋」が使われた。この時購入しようと調べたら空間オーディオ楽曲は配信のみと分かりガッカリした。この51曲を是非Blu-ray Disc Music 盤として発売して欲しいと思う。

しかしBDMフォーマットもDVD-AやSACD Multi-chみたいにイマイチ盛り上がらないのが残念だ。どれだけ日本のオーディオ業界は1970年代の4chステレオ戦争の傷跡を引きずっているのやら…。(^_^;;

2022年11月27日

Inter BEE 2022で老舗レコーディングスタジオ「音響ハウス」のDolby Atmos スタジオ改修話を聞いてみた

22/11/17(木)国際放送機器展 Inter BEE 2022へ行った。

13:00から国際会議場2F国際会議室で『P-PABトークセッション「Z世代にもわかる!新4K8K衛星放送の魅力」』に参加したが内容はNHKで放送されている「4K8K PR番組」を見れば良い内容だった。もっとも何故今リモコンの[4K]ボタンを押そうとPRしているのか分かる話もあった。

14時に終了したので急いでホール5へ戻った。

【5116:レスターコミュニケーションズ/タックシステム】
 14:00〜14:55「Studio No.7 Dolby Atmos スタジオ改修と主題歌"Melody-Go-Round"を利用したDolby Atmosミュージックミキシングセミナー」講師:音響ハウス 桜井繁郎氏、須田淳也氏の2名から老舗レコーディングスタジオ「音響ハウス」がDolby Atmos スタジオに改修した経緯を聞くことが出来た。

2名はDolby Atmos musicに興味を持っていたがまだ導入は早いと思っていた。そこに2021年6月からApple Musicが「ロスレスオーディオ」と「空間オーディオ」に対応するとのニュースが入ってきたのでアトモスに対応しようとすぐに機材の選定に入った。

スピーカーはamphion Two18とTwo15を導入した。これらのスピーカーを駆動するのはAmphion/Amp 400.8という8chマルチアンプだ。当初は7.1.4chで導入したがフロントワイドスピーカーがあると空間効果が分かり易いと気づき9.1.4chに変更した。プロ機材でしっかりしたクロックジェネレーターを内蔵しているが、外部ルビジウムクロックを導入したら予想以上に音が良くなった。

Apple Music はヘッドフォンで聴かれるのでヘッドフォンによるモニタリング必須とViolectricのヘッドフォンプリアンプも置いてある。

ラックは今回導入した空間オーディオ用機材と既存ステレオ収録機材の2段がありどちらのレコーディングにもすぐに対応できるようになっている。

当社が制作した映画『音響ハウス Melody-Go-Round』のテーマ曲"Melody-Go-Round"を空間オーディオにリマスタリングした。楽器の配置を決めたらチャンネル間を移動させることはないが、この曲では落ちサビをモノラル化しておりそこから一気に音が広がる効果を出したくてパンディングしている。

Dolby Atmosにはシネマとホームの規格があるが違いは扱えるレンダラーとオブジェクトの数しかない。家庭に導入するなら7.1.4chがお薦めだ。

参考:映画『音響ハウス Melody-Go-Round』公式サイト
 https://onkiohaus-movie.jp/ 


プロが気に入ったフィンランドのモニタースピーカーブランドを知らなかったので良い勉強になった。一方でプロのラックに一般オーディオ装置でのアトモス再生確認用にマランツAVアンプSR8015とステレオ再生確認用にESOTERIC SACDプレーヤーX-01と思われるモデルが置かれているのが興味深い。

それにしても一気に空間オーディオを一般化させたアップル社の影響力の強さに感心するお話だった。(^_^;;
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