僕らの管理している現場に従事していました。
昨日の隊員さんと違うのは1号指導教育責任者
であり、施設警備を歴任してきたベテランです。
今は別の施設警備現場に異動しましたが、彼の
ボヤキをことある事に聞きました。
「ここの隊員は施設警備を知らない、甘すぎる!」
毎回話せばこんな話題で長くなります。
一方、隊長は交通誘導出身だから足りない所が
目につくようで、モヤモヤが溜まっていきます。
そんな彼から象徴的な言葉を聞いたのです。
普通の会社なら厳しく注意、指導が普通でも
警備でそんな事をすれば嫌われるとの話。
これには僕も納得いきます。嫌われても
それを跳ね返す力(人事権)はないのですから。
加えて彼はここには隊員を育てる仕組みがない
と指摘しました。なぜなら教えることで相手が
成長し抜かれて不利になるから。
職業人(警備にこの向上心を持つ人は少ないが)
としてのスキル向上よりも我が身可愛さが優先か。
こんな話を聞きながら、警備のリーダーになるなら
人事権(隊員を選ぶ権利)をくれ、と思っていた
僕の思惑と一致したのです。
警備仕様書に基づき、五感を使い警戒しトラブルを
未然に防ぐ事が警備業務であり、この基本をどれだけ
の隊員が理解しているのかぼやいていました。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image