A社事務所ももKさんが病気で入院した位の
感覚で事態の深刻さを感じていませんでした。
Kさんが亡くなったと、Kさんの彼女さんが事務所に
怒鳴りこんで初めて事の重大さが分かったようです。
Kさんを知る隊員によれば、亡くなる前の月から
調子悪そうにお腹を押さえていたそうです。
その時に病院に行っていれば・・・と言っても
遅いのですが、当時A社は隊員に健康診断を
受けさせておらず、市役所警備隊も管財課の指示で
健康診断を実施し始めたのです。
年明けから交通誘導警備は繁忙期で、体調不良は
休む理由にならない、と他の隊員から聞きました。
断ることはできたでしょうが、干されて収入が減り
暮らしていけない危機感が無理をさせたのでしょうか。
有給休暇は建前上あっても、消化実績がありません。
この根底には警備員(に限りませんが)の貧困問題が
あると思います。別途カテゴリで掘り下げてみたいと
思います。
香典として、隊員から2千円を給与天引きで徴収した
A社。過労死に近いこの事案に納得できない隊員も
いたのです。
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