仕事で伸びていくには、良い指導者に
恵まれることも大事です。
今回は、警備において良い指導者の
見分け方のヒントを紹介します。
業務上の知識は必須です。検定は
もちろん、指導教育責任者の資格は
持っていて然るべき。
そうでないと経験だけ長くても、警備
としてどうあるべきか、といった考えの
軸がなく、説得力がありません。
経験に裏打ちされた正しい知識を持って
いるのが一流の指導者です。
交通誘導・雑踏、施設でもそうですが、
身をもって手本を示す事ができる。
加えてこのアクションにはこう言った
根拠があるという、理詰めの説明が
できる人。
彼らに共通しているのは、結論だけで
なく、警備ではこうあるべきだという
考え方を教えてくれます。
と、ここまではスキル面の指導力で
警備に限らず普遍的なものです。
ここからは、警備業界ならではの事情
を鑑みて社会人として立派かという視点。
これについてはお寒い人も少なくない。
指導教育責任者レベルでも、いたり
します。
部下にはするな、と禁止したことを自分
だけ行うダブルスタンダード。もしくは
自分だけのローカルルールを適用。
要はマイルールで部下を「支配」したい。
施設警備だと閉鎖されたコミュニティなので
、支配すれば警備隊を意のままに動かせる。
ただその手法が社会人としてあまりにも
浅ましかった場合、何この人といった評価
になります。
警備面での知識や手本を見せて、部下を
抑えも社会人として模範にならないのでは
人はついてこない。
そこで、姑息な方法で支配する。マイルール
に従わなければ、排除するといった恫喝も
忘れません。
このレベルのリーダーは、割といます。
決して手本にしてはいけません。悲しいかな
警備はギリギリ堅気の仕事。
こうしてみると、評価すべきはプロセスでは
なく結果、ということになります。
10年以上の経験を持ち、指導教育責任者
といった資格を所有者であっても
・敵が多すぎないか
・社内で顰蹙を買うような事をやってないか
・その他社会人として全うなのか
上記は、人づてに聞いて知る事も可能です。
カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」で
現場に付いた先輩は仕事は捌け、理詰めで
指導。すごい先輩と思いました。
しかし急に退職してしまい、その背景を
聞くと、他の現場での勤務態度がちゃらん
ぽらんで、社長が嫌っていたそうです。
ある程度の年齢、経験を積んだなら結果で
評価されるのが人間社会の掟でありましょう。
仕事の知識やスキルだけで評価せず、社会人と
しての行いの結果を見て、指導者として就いて
いくか決めましょう。
本物の実力者は目立たなくても、自然と人に
頼られるものです。
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